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クロウドとスレイヤー-3 (狼の生)


私と彼は、似ている気がする。
心の浅いトコロにも、深いトコロにも、暗い闇があるようで。


第三話:「狼の生」



「大丈夫か、クロウド?」
私の意識は、復活した。
「ああ。・・・さっきのは?」
「その事なんだけど・・・。ちょっとこっち来てくれよ。」
私は少し疑問に思いながらも、スレイヤーについて行った。
「・・・さっき、お前を斬った『犯人』・・・いや、『原因』か。」
そこには、ウィザード。しかし・・・。
「・・・ウィザードだろう?マントはどうした?」
そう、このウィザードはマントを羽織っていない。何故だろうか。
「・・・マントは、私の背に乗るほど、穢れた物ではないからだ・・・。」
「意味が良くわからないのだが・・・。」
「そうそう。さっきから、聞いてもコレなんだよ・・・。」
      • 。考える。
そして思い出す。さっきの会話、そしてこの状況・・・。
「・・・・!!!!」
「?どうしたんだ、クロウド?」
マントを捨てる。マントを羽織る資格がない。それが意味するものは・・・
「・・・お前・・・れっきとした『意志』が有って・・・人を・・・」


           「殺めたのか。」
「・・・は?・・・ああああっ!そうか!マントの意味は・・・!」
「マントを捨てる意味。『殺人を犯そうとする』事。」
「マントを羽織る資格の無い意味。『殺人を犯した』事。」
「・・・そうだ。私は、この手で人を殺した。意志を持って・・・。」
「・・・だが、マントがなければウィザードはあまり力が出ないのでは?」
「そうだ。しかし、私には生まれ持った力が、ある。この力が・・・。」
そう言って、彼は席を立った。その後、ウィザード特有の精神力を高める動作をして・・・。
彼は、雄叫びを上げながら、狼に変わった。
「な・・・!?」
「・・・そういう・・・事か・・・。」
聞いたことがある、この事を。どうして、気付かなかったんだろうか。
私が彼に一撃を食らったとき、剣でもない、魔法でもない力を喰らった事に。
そして男。この繋がりは・・・。
「・・・ウルフマン・・・。まさか、まだ生き残りがいたのか。」
「ああ。今、この能力を持つのは私だけだ。
 前は、この力をコントロールできずに、毎晩意識を失いつつ外に出て冒険者を襲うようにもなっていた。
 その為、私は人里から離れ、ひっそり暮らしていた。
 しかし、家の前に一つの書物が落ちていた。そこには、こう書かれていた・・・。」
{狼の大いなる力を統べる者がいる。それは、ヴァンパイアと呼ばれる者だ。
 ヴァンパイアは狼を操り、人々を襲うのだ。}
「・・・私は、ヴァンパイアを、殺した。」


時間来ちゃったんで適当に終了( ゚Д゚)ホ

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最終更新:2008年07月06日 23:29