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☆レッドストン通信 VOL.01


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507 名前: 名無しさん 投稿日: 2005/08/15(月) 01:44:07 [ 54L2UcMg ]
はじめまして。皆さんに触発されて駄文ですが書いてしまいました。

こういうのはダメなんでしょうか?


☆レッドストン通信 VOL.01

~世界のカニ料理レポート~


 諸君がレッドストーンの世界を一人で旅するつもりなら、一度は食しておきたいものがある。
広大なレッドストーン各地に生息する ―脚をちょこちょこと動かしつつ、諸君を控えめに挟んでくる
のがちょっとカワイイ淡いオレンジ色の生物― そう、カニである。


 栄養豊富にして滋味あふれるカニ達―。彼らの多くは湿った洞窟や岩場、海岸および川岸
に生息し、コケや藻、あるいはプランクトンやミミズを食べる。
また、彼らの種類の多くは自らの消化を助けるために小石や動物の骨を飲み込んでいる。
たまに指輪や盾、鎧といった思いもかけない物を飲み込んでいることがあり、冒険者には事の他ありがたい存在だ。


 神聖都市アウグスタに行くのなら、都市の南側に生息するビッグクラブは是非食しておきたい。
彼らの生息するアウグスタ海岸は、ブンド川から運ばれてくる淡水が入り混じり独特の環境を作り出している。
ビッグクラブはそこにしか生息しないミミズを食しているのだ。
あのクリーミィなのにさっぱりとした味わいはそのミミズのおかげなのである。


 アウグスタの聖職者協会は、この美味しいビッグクラブをリザードマンやテンプラーといった外敵から保護するために、
特に強健なビショップを集めて湾岸警備隊を組織するとともに、
冒険者の乱獲を防ぐ目的で、一度食べたら一定時間は食べてはいけない制度を強制している。
ただし、あまりの美味しさに他の冒険者が食べているビッグクラブをつまみ食いしたりする人が現れ、
たまにトラブルとなっている問題があるが、協会側は「基本的に当事者の問題」として放置している模様だ。
(ただし、あまりにヒドイ場合は中央政府へ申請すれば解決される場合もあるらしい。)


 アウグスタの警備隊のおかげで、美味しいビッグクラブが食べられないテンプラーどもは、
そこからさらに南に降った、海の神殿にの周囲に生息するサイドウォーカーを食べている。
こちらもそこそこ美味であるが、諸君が一人で食べに行くとしたら腕に自信がないならあまりオススメできない。
(もちろん、その場にいるテンプラーどもは諸君に襲いかかって来るだろう!)


 それよりも、ここのサイドウォーカーはその甲羅の色がきれいなため、装飾品として利用されていることで知られている。
緑がかったオレンジにラメのような光沢が入った甲羅の美しさは、"びくっこの体液に星をちりばめたよう(シンク氏談)"
と評され、砂漠都市アリアンのクロマティガードが着用する制服にも使用されている。


 一方、古都ブルネンシュティングから北西に位置する、「蟲の洞窟」に生息するキングクラブは、
美味しさよりもその殻の固さで知られており、ブルネンシュティングの警備隊も矢じりとして採用する程だ。
その硬さについては、俗に"カニを食べると無口になる"といわれるが、PTを組んで捕獲作業をするも、
やがて疲れて互いに無口になる冒険者が多い、ともっぱらの噂である。


 さて、ここで筆者が筆を置いてしまったら、このレポートの価値に大きな穴が空いてしまうだろう。
そう、忘れちゃいけない、鉱山町ハノブの南、宝石河の下流にぽっかりと口を空けた大きな穴―キャンサー気孔だ。

2

508 名前: 名無しさん 投稿日: 2005/08/15(月) 01:47:35 [ 54L2UcMg ]
 >>507 【の続きです。】

 キャンサー気孔に生息するサイドウォーカーはそれなりに美味であることが知られており、また洞窟の狭さから一人で食べるのに適しているのだ。
ここのサイドウォーカーは海の神殿周辺に生息する同種のサイドウォーカーとは生態が異なり、彼らは日の当たらない洞窟でコケや小さな虫等を食べている。
その肉はトロリとしていて甘い。その美味しさに病み付きになり、何日も気孔に引き篭もる中毒者が出てくるほどだ。

 唯一残念なのは、彼らの体内に余計な小石が入っている事がたまにあることである。
これらの多くは店売りでもあまり価値のない代物だ。ただし、ごくまれに変った小石も混ざっていることがあり、
それらの一部は露店で見かけることもある。

 後くれぐれも注意してほしいのだが、美味しいからと調子に乗って洞窟の奥深く潜りすぎてはいけない。
そこにはサイドウォーカーではなく、より硬くて痛いキングクラブが諸君を待っていることだろう。
これも腕に自信があるなら美味しいが、食べられる量はサイドウォーカーよりも落ちるだろう。
なお、キャンサー気孔の階層の違いによるカニの種類の変化については、ハノブ鉱山から流れ出る鉱毒(なんでも廃坑の奥深くに"香ばしい"毒の発信源があるらしい)が原因ではないか、という説があるが実証はされていない。



 さあ、これであらかたレッドストーンのカニ料理について代表的なところは触れただろうか。いや、実は最も重要な事を筆者は書き忘れていた。
筆者が諸君に伝えたいこと―それは、キャンサー気孔のカニの事だ。


―ん?キャンサー気孔の事は今さっき触れたばかりじゃないか?―


諸君はそう突っ込むかもしれないが、まあ、待ってくれ。
筆者が伝えたいのはキャンサー気孔の"中"のカニの事ではない。
そう、キャンサー気孔の"外"、つまり気孔の入り口付近に生息するカニ、クラブシェルの事なのだ。



このクラブシェル、食べるのは出来るだけ控えた方が良い。
なぜならこのクラブシェル、レッドストーンの世界中で、最も多くの人間を食べているカニに違いないからだ!
しかも、クラブシェルが食べる人間の大半は、幼い少年少女の冒険者達ばかりなのだ。



―なぜこのような事が起きているのか?
この事象について考察した結果、筆者はある突飛な、しかし極めて確証に近い憶測を見出すまでに至った。



 クラブシェルに食べられる大半の幼い冒険者達の多くは、決まって「銀行からのお使い」に出ているのだ。
しかも、使い先の相手は決まって「エルラン」という人物なのである。
また、犠牲者の大半は「帰還の巻物」や「課金アイテム」を持たない貧困層に限られているのだ。


―そう、これはもしかするとブルネンシュティング銀行の陰謀ではないか?


ブルネンシュティング銀行がなぜカニに幼い冒険者を食べさせるのか、その理由は定かではない。
また、これが本当に事実である事を示す物的証拠は何一つない。
そして、この憶測が事実なら、筆者の身も危険が及ぶやも知れない。これは、古都の闇の部分につながる匂いがする。
しかし、今後筆者の身に何が起ころうとも、この事象は追って調査する予定だ。諸君は期待して筆者の次のレポートを待って欲しい。
今回紹介した各地のカニも、まだ食べていないなら是非一度は食しておく事をオススメする(ただし、くれぐれもキャンサー気孔入り口のカニは食べないように)。



2005.08.15(スフィア切れ直前の黒鯖ランサ筆)



ちょっと流れを断ち切るような感じになってしまったか?
駄文で申し訳ありません。イヤならスルーお願いします。
ちなみに、vol2書く気は今のところゼンゼンありません。念のため。


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最終更新:2008年07月07日 21:58