忍狼

■キャラクター名:
■プレイヤー名:MK
■キャラクターレベル:Lv1

■クラス :人狼/忍者
■属性  :火/風

■種族/ワークス/二つ名: 人狼/ /

■能力値
筋力 器用 感覚 理知 意思 幸運
10 10 9 4 5 5

CF修正値(幸運÷3) プラーナ内包値(7-CF修正値)
1 6

■戦闘能力値
  ベース クラス レベル 特技他 未装備 装備値 合計値
命中 10 2 1 0 2(4) 15(17) 0 15(17)
回避 9 0 1 0 0 10 0 10
魔導 4 0 0 0 0 4 0 4
物攻 0 2 1 0 0(3) 3(6) 8 11(14)
魔攻 0 0 1 0 0 1 0 1
物防 0 0 1 0 0 1 5 6
魔防 0 0 0 0 0 0 4 4
耐久 27 4 3 0 0 34 0 34
魔法 12 1 2 0 5 15 0 15
行動 13 2 1 0 0 16 -1 15

■特技
特技名 クラス SL タイミング 判定 対象 射程 代償 条件 効果
月衣 一般 1 常時 自動 自身 アイテムを隠す
月匣 一般 1 常時 自動 自身 月匣を展開する
獣化 人狼 1 セットアップ 自動 自身 なし 5MP なし 【命中】+2【物攻】+SL*3
刃の心 忍者 1 常時 なし 自身 なし なし なし 【命中】+SL*2
獅子奮迅 人狼 1 メジャー 命中 範囲選択 武器 なし シーンSL回 物理攻撃
ハンティングスタイル 人狼 1 なし なし 自身 なし なし なし 物理攻撃の対象がBSを受けている場合、その攻撃の【物攻】に+SL*4
影縫いの術 忍者 1 マイナー 自動 自身 なし なし シーンSL回 攻撃でHPダメージを与えた相手に「BS:マヒ」を与える
影斬りの術 忍者 1 オート 自動 単体 至近 1プラーナ なし 対象が行った攻撃を回避した直後に使用。対象にSL*10のHPダメージ
二刀流 一般 1 常時 なし 自身 なし なし なし 二刀持ちしている武器の物攻を合計
戦闘技法:刀 一般 1 常時 なし 自身 なし なし なし 種別:刀の「行動」を「行動:+-0」に変更


■装備
部位 名称 種別 重量記憶 命中 回避 魔導 物攻 魔攻 物防 魔防 行動 射程
武器 木刀 白兵(刀) 3 0     4       0 至近
補足:
武器 木刀 白兵(刀) 3 0     4       0 至近
補足:

部位 名称 種別 重量記憶 命中 回避 魔導 物攻 魔攻 物防 魔防 行動 射程
魔装                        
補足:
魔装                        
補足:

部位 名称 種別 重量 命中 回避 魔導 物攻 魔攻 物防 魔防 行動
頭部                      
補足:
上半身                      
補足:
                     
補足:
衣服 魔陣服 防具 3   0       5 4 -1
補足:
籠手                      
補足:
装身具                      
:補足:
所持品                      
補足:
その他                      
補足:

■所持品
名称 重量 個数 効果
0-Phone 0 1  

■ライフパス
出自:愛され
目的:小さな約束
邂逅:ライバル
印象:アホ毛
性格:ノーブルな 直截な言葉づかい

■設定
───忍者───

忍法、忍術、変幻自在

人智も及ばぬ不可思議な業を使い、
常人とは掛け離れた肉体を誇り、
如何なる状況であろうと細波すら立てぬ心を持つ、
幾多の物語の中でそのように描かれるそれは、実際には存在しえない。

現実の忍者は、端的に言えばただの諜報員である。
確かに諜報員というのは専門技能、それを生業にするというのであれば
その手管は唯人の思考の及ぶところではなく。
また、戦の最中敵地に赴く危険極まりない任務、並の武力では務まらないだろう。
研ぎ澄まされた業と体、それを御する鋼の精神。
しかしそれは、人間としての範疇を超えるものではない。
今現在描かれる荒唐無稽な忍者像は、その性質から表に出ることが極端に少ない忍者の幻想が
極端に肥大化したものに過ぎないのである。

──────本当にそうなのか?

火のない所に煙は立たぬ。
もし本当に忍者というモノが一欠けらの幻想も持たないというのなら
こんなにも忍者が人智を超えたものとして描かれるはずがない。

変幻自在、荒唐無稽、快刀乱麻、天衣無縫

そんな、物語に描かれるような人智を超えた無敵の戦士。
そんな、忍者というものは確かに存在するのだ。

とある山中にひそりと存在する集落はそんな忍者たちの隠れ里であった。
いつから存在したのか、今となっては名前すらもわからないその里は
狼を業の中に取り込んだ。
自らの友として狼を育て、共に業を鍛え、一生を共にする。
一心同体となった忍者と狼のコンビネーションは相対するものを動く暇すら与えず斃すという。
しかし、各地の陰に生きる者たちにひそかに恐れられたその里も、永劫に続くということはなかった。
いや、むしろ恐れられたからというべきか。
この里を敵視する者たちに侵略されたのだ。
その技は確かに高い戦闘能力を有するが、それだけに育成に時間がかかる。
相棒となる狼も共に育てるのだ、その時間は他の流派とは比べ物にならないほどに。
要は、絶対数が少ないのだ。ましてや相手も同じ忍者。
数で攻められてはひとたまりもなく、あっけなく。その里は歴史から姿を消した。

ところで、人間というのは思いのほか間の抜けた生き物である。
有史以来いかに優れた英雄だろうが油断をした隙を突かれあっさり太をされる話には事欠かない。
だから、そう。たとえば。

敵対する里を滅ぼしたつもりになって、その里で買われていた狼を見逃してしまっていたとして

それは、まったく。不自然な事でもご都合主義でも、決してない。
しかし、たかが狼である。逃げ延びたところで野生に返りただ生きて死ぬだけだ。
実際に、逃げ延びた狼の大部分はそうなった。
だが、忍者が育てた狼だ。長い年月を忍者と共に過ごしたものが、
どうしてただの狼だと言えるだろうか。

───里には、そこに住む大多数のものでさえ知らされていない秘術があった。

長い年月を生きた獣は人語を解し、二本の足で立ち上がり、最後には人と変わりない姿に化けるという。
ただ長い年月を生きただけでそこまでになるのだ。
忍者として修業を積んだのならもっと短い期間でその術を身に着けたとして不思議はない。
里に伝わる秘術とは。獣としての枠さえ超えて、さらに高みを目指す化生の業である。

里から逃れた狼のうち極一部がこの秘術を会得していた。
それら、否。彼らは胸の内に激しい炎を抱いていた。
里を襲い、相棒を殺した者どもへの憎悪。それを許容し逃げ出した自らの不甲斐なさ。
そして、相棒を失った、深い悲しみ。

彼らは誓う。どれだけ時間をかけようと、どれだけの犠牲を払おうと。
牙を研ぎ、爪を尖らせ、あの糞野郎どもの首筋に突き立ててやるのだと。

しかし今は雌伏の時だ。何よりもまず数が足りない。
里が健在であった時でさえ数が足りずに負けたのだ、今の散り散りになった彼らに何が出来よう。
そうだ、まずは数を増やさねばならぬ。
幸いにも彼らには秘術により得た知識があった。森を開き、土を耕し、家を建て子を育む。
やってみれば何のことはない。彼らの隣で常に行われてきたことなのだ。
彼らの集落がそれなりの規模になるのにさほど時間は必要ない。
世にも不可思議な、人の姿をした狼の忍者の里が、此処に生まれた。

───彼らの復讐が成ったのか。それはすでに歴史に埋もれ、もはや誰にもわからない。


日本。某県某市とある山の中。知る人ぞ知る村落がある。
行政も把握し切れていないこの村には古くから伝わる風習があった。

「男子たるもの広い世界を見聞すべし。女子であっても希望するならそうすべし」

次期族長であるならなおさらだ。などというありがたい父の御言葉により
ある日突然、荷物すら持たされずに村の外に放り出された。

せめて前日には行ってほしかったが、一度村の外も見てみたかったしちょうどいい。
食べ物は適当にかってくればいいし、寝床に気を付けていれば野宿で十分。
さて、外はいったいどんなところなんだろう。
最終更新:2015年02月11日 02:52