ヴァレフール所属の子爵家、ボッツィ領の重鎮の娘。当時はただの侍女であった。
信用深い重鎮の娘であり、その信用故に嫡男、
ソロードに望まれ、侍女となった。
嫡男の侍女に幼い少女がついたということで上司たちからは様々な嫌がらせを受けており、テレジア本人もソロードの気まぐれだったのだろうと考えていたが、
自分を上司たちからかばったうえでソロードが放った言葉を受け、忠誠をソロードに捧げるようになる。
が、主につくし、必要以上の言葉を語る必要はないという彼女の侍女としての在り方故にソロードとはすれ違っていた。
ヴァレフール内乱発生時、出征したボッツィ領領主とソロードに領の管理を一任されるが、その後まもなく軍が潰走したという報をうける。
結果重鎮はほぼ全滅。仕えて日の短い者達は散り散りに逃げだし、わずか残された老将たちとともに、国から送られてきた代官と領地を支えていた。
手が足りない中、ただ無力でいることに耐えられず、ダオル翁のツテで混沌核を入手して強靭な意志でもって混沌核を克服。その後過酷な鍛錬でもって、自身の細腕で戦うべくシャドウの業を会得した。
その後魔境が発生し、兵士たちでは耐えられぬ過酷な環境の中、代官と共に必死で抗うも投影体の能力で狂った兵士の手によって代官は戦死。
一人では多勢に無勢であり、無念をかみしめながら撤退。着々と進む魔境化から周囲の領民を小さな村に避難させ、その村をただ一人で防衛し続けていた。
数多の敵の血にまみれ、精神は摩耗し、体力も残っておらず、ただ主の命を達成しなければならないという意地と気力だけで立ち、朦朧としながらも自分が背負う民の命と、自分がほんの一縷の希望であるという自覚から逃げることもできなかった。
その結果、自身が破滅に向かっていると確信しつつただただ民の希望となるべく歩むしかできなかったただの少女。
最終更新:2014年02月09日 22:20