片輪車(かたわぐるま)は、日本に伝わる妖怪で、炎に包まれた片輪の車に乗った、美しい女の姿をしている。
夜中に出現し、車の軋む音を響かせて町中を走り回って、自分を見たものを祟るとされている。
「諸国里人談」では、近江国甲賀郡(滋賀県南部)に伝わる話で、ある女が家の戸から片輪車を覗き見していると、その隙に寝床にいた子供が片輪車にさらわれてしまう。しかし、女が明け方になって子供を失った悲しみを歌に詠んで家の戸に貼った所、片輪車が子供を返してくれたといわれている。
最終更新:2006年05月02日 00:15