栄螺鬼

栄螺鬼(さざえおに)は、日本に伝わる妖怪の一種で、30年以上生きたサザエが鬼となったもの。

鳥山石燕の画図百鬼徒然袋には、巻貝の中から姿を出した、人間の両腕をもった栄螺鬼が描かれている。他にも、房総半島の言い伝えによると、栄螺鬼は一人旅の女性の姿に化け、夜更けに一晩の宿を求めにくるが、これを泊めると亭主は殺されるという。

普段は海中にいるが、月夜の晩には海上で楽しげに踊っているともいわれている。
最終更新:2006年05月02日 00:40
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