12世紀末頃から14世紀頃までは鎌倉時代と呼ばれた。治承・寿永の乱で勝利して平氏政権を打倒した後、源頼朝を首長とする鎌倉幕府が拓かれた。その後の過程で守護・地頭補任権を獲得し、朝廷と並びうる勢力へと成長した。以後、約680年間に渡って朝廷の公家政権だけでなく武家政権が並行して続くことになる。13世紀前半の承久の乱の結果、公家政権は武家政権に寄生する存在となった。その後、御家人筆頭である北条氏が幕府政治を実質的にリードする執権政治が確立した。
13世紀中期頃から、貨幣経済の浸透と商品流通の活発化、村落の形成、地頭ら武士による荘園公領への侵出など、大きな社会変動が生じ始めた。この動きは13世紀後半の元寇によって加速し、幕府の対応策は徳政令発布や得宗専制という形で現れた。また在地社会では悪党・惣村などが出現し、荘園公領制の変質化が急速に進行した。
文化面では運慶と快慶の金剛力士像など、写実的な美術が展開した。また宗教面では鎌倉新仏教の成立により、民衆へ仏教が普及していった。北海道においては、13世紀ころからアイヌ文化が成立した。
最終更新:2008年12月18日 10:39