*部品構造

-大部品: サイベリアンカスタム RD:58 評価値:10
--大部品: サイベリアンとしての仕様 RD:10 評価値:5
---部品: 鍋の国第三の共和国共通I=D
---部品: 運用データ
---部品: 共和国の汎用機
---部品: 変形機能はオミット
---部品: バックパック取り換えによる戦闘適応
---部品: 宇宙運用
---大部品: 各種装備 RD:4 評価値:3
----部品: 鍋式ジェネレーター
----部品: 特殊衝撃緩和材
----部品: 脱出装置
----部品: サイベリアンスピーカー
--部品: 状況に合わせてのカスタマイズ
--部品: カスタム化による機体特性
--大部品: 通信機器の排除と対応策 RD:2 評価値:1
---部品: アーム・マニピュレーター
---部品: ライトと信号による連絡
--部品: スタンドアローンのコンピュータ
--部品: 機体バランス調整
--大部品: コクピットブロック RD:4 評価値:3
---部品: パイロットとコパイ二名の操縦スタイル
---部品: 操縦作業の分担化
---部品: コパイロット2の重要な役割
---部品: パイロットシート
--大部品: 宇宙活動能力 RD:2 評価値:1
---部品: 大型ブースター&プロペタントタンク
---部品: 機体各種スラスター
--部品: ブースター・ポッドと増設燃料タンク(地上用バックパック )
--部品: 夜間戦闘対応装備
--部品: ダミーバルーン
--大部品: 白兵距離戦闘行為 RD:9 評価値:5
---大部品: 輝きの剣 RD:4 評価値:3
----部品: 基本スペック
----部品: 回転切り
----部品: 長時間使用の場合
----部品: 合図としての使い方
---大部品: D・ランス RD:3 評価値:2
----部品: 採用理由
----部品: 作業用ドリル
----部品: 質量兵器としてのランス
---部品: ガトリングブレード
---部品: ガトリングパージアタック
--大部品: 近距離戦闘行為 RD:8 評価値:5
---部品: 近距離時におけるガトリング
---大部品: アサルトライフル RD:4 評価値:3
----部品: 性能
----部品: 予備弾薬
----部品: 専用スモークディスチャージャー
----部品: 信号弾
---大部品: チャクラム RD:3 評価値:2
----部品: 切りつける
----部品: 投げる
----部品: 鎖付きチャクラム
--大部品: 中距離戦闘行為 RD:2 評価値:1
---部品: ガトリング砲通常使用時
---部品: サイレールガン
--大部品: 遠距離戦闘行為 RD:6 評価値:4
---部品: レーザーライフル
---部品: グレネードランチャー
---部品: 照明弾
---部品: 閃光弾
---部品: 煙幕弾
---部品: 漆黒ガス弾
--大部品: 製造と整備と管理 RD:8 評価値:5
---部品: 製造段階による検査
---部品: テストパイロットの運用と故障原因探査
---部品: 開発国としてのマニュアル作成
---部品: データ蓄積による分析
---部品: 製造管理番号の義務付け
---部品: 兵器としての徹底した管理
---部品: アフターサービス
---部品: 各国への出張指導と要望



*部品定義

**部品: 鍋の国第三の共和国共通I=D
 サイベリアンはアメショ、ペルシャと比べると12mとやや大型のI=Dであり、その代わりに万能機として作られたI=Dである。共和国I=D初の宇宙戦闘が可能な機体として開発された。宇宙戦においてはアビシニアンの宇宙戦補助を前提とした運用方法を想定しており、アビシニアンの苦手な白兵、近距離戦闘が可能である。


**部品: 運用データ
 設計開発の段階で今までの機体による運用データを見直し、、戦闘スタイルや操縦方法、、機体各種装備の改良が行われた。
 小笠原決戦時、アメショーの改良版である鍋ショ運用時のデータにおいて、パイロットが機体からの脱出操作をする余裕がない時でも自動脱出できるようにする必要があるという課題が生まれた。こうしてサイベリアンの脱出装置は手動以外に自動で脱出させる事ができる機能が追加されたのである。
 運用データとその対策は今後の開発にも生かされていくであろう。

**部品: 共和国の汎用機
 サイベリアンは共和国共通I=D全体の中でも汎用性の高い機体である。地上戦、宇宙戦ができ、白兵、近距離、中距離、遠距離、夜戦が可能であり、機動力も高め……汎用機としての答えと言える機体となった。
 弱点という点では同世代機体で比較した場合、コストが高いという点があげられる。

**部品: 変形機能はオミット
 大型化した事によりアメショー、ペルシャであった4本足への変形機構はオミット。人型形態のみとなった。
 両手で装備する武装が増え、両足にはスラスターが付けられた。バックパックの推進装置と合わせる事で機動性を確保。変形を考慮しない分、ハードポイントの増設、各部の強化へと繋がった。

**部品: バックパック取り換えによる戦闘適応
 本機はバックパックを取り換える事により、地上、対空、宇宙と場所ごとに最適化した機動を行えるように設計された。設計段階では水中戦闘も想定された名残として機雷などの装備があるのは余談である。
 結局のところは宇宙用のバックパックと地上戦用のバックパックのみが採用されたが、バックパックを新規開発する事により、他戦闘域でも戦闘ができる可能性が考えられる。その前例というわけではないが二世代前のアメショーは防空型という対空戦闘に対応した機体がある。バックパック換装というシステムがあるのでサイベリアンにも同等の使い方ができる可能性が残っているのだ。
 なお、バックパックは戦闘中でもコクピットからの操作で取り外し可能。

**部品: 宇宙運用
 宇宙戦闘において、本機はアビシニアンの宇宙戦補助を目的に作られた。アビシニアンの苦手な近接戦闘能力を持ち、またアビシニアンの遠距離戦闘の補助。またアビシニアンができない”人と同じ手”による細かい作業やアビシニアンの弱点であるセンサー能力の補助によるサポートなどが本機の宇宙戦闘補助能力として考えられた。


**部品: 鍋式ジェネレーター
 今までのI=Dより大型になった事により、ジェネレーターも大型の物がつけられた。それに合わせて新型のジェネレーターである鍋式ジェネレーターを開発。I=Dに使用される理力エンジンの効率を上げる研究とジェネレーターの大型化による出力UPの研究を同時に行い、火力UPへと繋げた。
 今回の開発により、ジェネレーターの大型化のノウハウが蓄積された。さらにジェネレーターを大型化すれば? またジェネレーターの効率化には余地が残っており、新たに設計し直す事でより新式のジェネレーターが作り出せるのではいかと考えられている。


**部品: 特殊衝撃緩和材
 地上戦において本機はジャンプとブースターを併用する事で滞空行動ができるように設計されている。そんな滞空戦闘後の着地時に機体(特に足部分)を損傷しないように足部分を中心にフレーム各部に鍋の国の技術で作り上げた特殊衝撃緩和材が使用されている。

 この特殊衝撃緩和材は受けた衝撃をやんわりふんわりと受け止めてくれる素材であり、固体、液体、ジェル状など様々な形状状態で利用できる。またコクピット部分の緊急時におけるパイロット保護にもこの特殊素材が利用されている。非常時には衝撃、爆発から身を守る為に特殊衝撃緩和材がジェル状で展開されるようになっている。

**部品: 脱出装置
 共和国初の宇宙戦闘可能なI=D開発において、重要視されたのは宇宙でI=Dが破壊されても搭乗員が国に帰れるように安全性を強化することであった。
 対策として本機は宇宙服兼任のパイロットスーツを三着と猫士用二着をコクピットに搭載している。(宇宙出撃時には着用が義務づけられている)
 また、コクピットブロックは脱出装置を兼任している。宇宙服を着ている前提な為、あくまで脱出装置としての機能を重視。圧力センサー用メーター、ダメージチェックメーターが振り切れるほどの攻撃をくらった際にパイロットの生存を優先して自動で作動するようになっている。もちろん、手動でも作動可能。
 装置作動後は特殊衝撃緩和材でパイロットへの衝撃をカバー、脱出と併行して救難信号を発信することができるようになっている。なお、地上戦においてはパラシュートなども展開できるようになっている。脱出装置の設定を宇宙、大気圏内で変更が可能となっており、出撃の際のチェック項目には脱出装置の設定確認が組み込まれている。

**部品: サイベリアンスピーカー
 本機の各種各部にはスピーカーが取り付けられている。コクピットにあるマイク(録音再生機もある)から声を発することにより外部へ声や音を伝達できるのである。
 ボリューム調整も可能である。サイベリアンにスピーカーが搭載されたのは通信が届かない相手への連絡手段としての機能であるが、他にも戦勝パーティ時のカラオケ大会用であるとか色々な説がある。
 大音量で流す事も可能なので録音した音を使ってサイベリアンをおとりに使う事も可能。

**部品: 状況に合わせてのカスタマイズ
 現世界においてサイベリアンをそのまま使うのには問題があった為、鍋の国の上層部からの依頼によりサイベリアンがカスタマイズされる事が決定した。前例でいうアメショーを改良した鍋ショのように名称変更する案もあったが、改良ではなくカスタマイズ。大きく改良するのではなく仕様変更。現状を踏まえて予算少な目で作業を開始したのである。

**部品: カスタム化による機体特性
 サイベリアン・カスタムはサイベリアンを軽量化し、いかに機動性を高めるか……を目的としたカスタム機体である。

 一刻でも早く現場に着き、任務を終える。早期決着を目指したタイプの機体である。サイベリアンにあった通信機器を設置しない事による軽量化と高機動……といいつつ、実は省エネのI=Dとして作ったという説も噂されていたりはするが、コンセプトは機動性UPである。

**部品: アーム・マニピュレーター
 サイベリアンカスタムは鍋の国のI=Dでも珍しい通信機器を排除したI=Dである。軽量化の為の排除とはいえ、その対処が必要である。

 その一つが人間の手指を模した5本指のマニピュレータ。マニピュレーターは細かい動作ができるように改良されており、手首部分を360度回転させる事ができるようになっている。

 他のI=Dとの連携、歩兵との連携戦闘時用としてマニピュレータを使ってハンドサインを行う事を想定した開発だ。ハンドサインは各国歩兵事情によっては独自のハンドサインがある可能性がある為、生産国家に渡すマニュアルにはI=D用の簡易化したハンドサインと自国のハンドサインのモーション入力用の資料を添付して渡した。
  


**部品: ライトと信号による連絡
 ハンドサイン以外の方法として光の点滅を利用したモールス信号による連絡手段も準備されている。 サイベリアンカスタムの頭部部分の通信機器を外した代わりに専用のライトを取り付けた。
 モールス信号を読み取るのはコパイ2の役割でコパイロットはモールス信号を習うようにとマニュアルにも書かれている。

**部品: スタンドアローンのコンピュータ
 サイベリアンカスタムは戦術データリンクを廃し、スタンドアローンのコンピュータを使用してデータ分析、機体管理を行っている。

 これはサイベリアンカスタムの開発コンセプトの一つに単独かつ高機動で動けるI=Dとしてのカスタマイズという面がある。
 I=Dを複数運用できない時を想定したカスタマイズであり、その為に通信機能も排除している。

 そして一機運用なので細かい動きに対応できるように指も細やかに動かせる繊細なマニピュレーターを開発したのだが、結果的には通信機能を廃止した変わりのハンドサインに使えるマニピュレーターとなった。


**部品: 機体バランス調整
 サイベリアンカスタムは通信機器全般に使用する機器を排除し、機動性を上げる仕様である。
 通信機器を外した為、バランス調整をやりなおし、補助的にいくつか補助スラスターを増設。機動性を上げるカスタマイズが行われた。

**部品: パイロットとコパイ二名の操縦スタイル
 本機はアメショー、ペルシャと同じくパイロットとコパイ二名の操縦スタイル。以前よりも大型化した事によりコパイ席が狭いという問題も解消された。



**部品: 操縦作業の分担化
 本機は以前までの鍋の国のI=Dよりもパイロットの操縦の分担化に成功した。これはコパイシートに余裕ができ、関連計器をサブシート周りに取り付けれる事ができるようになった事が理由である。

 メインパイロットは白兵戦を含めた機体の操縦。コパイ1が照準装置、射撃管制、兵装システムム、レーダーの管理と操縦の補助を担当。コパイ2がセンサーの管理、ダメージチェック、出力調整、戦術分析担当、レーダーのサブ管理作業を分担。

 移動と白兵戦、射撃、その他各種の管理と三つに作業を振り開ける事での効率化を図った。簡易ながらもコパイ2の作業をコパイ1が担当したりする事もできるので機体への熟練度によって作業を振り返る事も可能。

**部品: コパイロット2の重要な役割
 パイロットとコパイロットの役割を分担する事により、戦闘時の負荷を分散している。その中でもコパイ2の役割は重要だ。

 コパイ2は前記のように機体の管理を担当しているが、それ以外にレーダーのサブ管理と戦術分析を担当している。これは同時に出撃している他機体や歩兵と連携を取る為に戦闘全体の状況のハンドサインの指示、モールス信号の解読なども含まれている。

 パイロットが操縦、コパイ1が射撃担当であればコパイ2は指揮官の位置づけである。要は戦車における操縦手、砲手、車長の役割を与えたのである。



**部品: パイロットシート
 通常I=Dにしては大型になった本機は各種強化と共に長期戦闘に対する対処も行われた。パイロットシート、コパイシートの座り心地である。
 ペルシャ以前まではコクピットの広さの関係と四足歩行形態と二足歩行時のコクピットの向き、体勢優先で調整が満足にできなかった。しかし、今回はサスペッションの改善と衝撃緩和材を組み合わせて快適に操縦できるように工夫がなされたのである。

**部品: 大型ブースター&プロペタントタンク
 宇宙戦想定のバックパック。
 宇宙戦においての移動や機動戦闘などを考慮し、宇宙戦時には背部に大型のブースターとプロペタントタンクを装備する。もともとはこの装備は標準装備の予定であったが、地上においては機体バランスが悪くなり、よっぽどの名パイロットでないと操縦できないということで戦場によってバックパックを変えるという手法が取られた。
 この装備をする事により、宇宙での戦闘、行動能力が飛躍的にUPした。また、簡単に取り外しできるようになっており、状況によっては長距離移動用装備として使う場合も想定している。



**部品: 機体各種スラスター
 本機は共和国I=D最初の宇宙戦対応機体として開発が行われた。宇宙といえば推進力。バックパックによる宇宙用ブースターの開発と同時に機体各部のスラスター配置に関しては慎重に検討を重ね、バックパックがない状態でも宇宙で行動できるようにと設計が行われた。……ちなみに今回四足歩行形態を廃止した理由の一つに機体各種のスラスターを付けたまま四足歩行を使用とするとバランスが崩れるという理由があったともされている。
 今後、宇宙戦用の変形機体を開発するとした場合、それぞれの形態でのスラスター各種装備の配置バランスは今後の課題と考えられる。

**部品: ブースター・ポッドと増設燃料タンク(地上用バックパック )
 ブースター・ポッドと増設燃料タンク

 地上戦において装備されるバックパックである。初期設計では地対空両用スモールミサイルランチャーとブースターを搭載し、地上・対空戦闘用として使用するバックパックとして想定されたが、開発コストや搭載装備、技術力の関係で断念された。

 2基のブースター・ポッドと増設燃料タンク、それと足のスラスターを併用して地上戦でも高機動戦をできるように装備される。ブースターポッドのノズルは左右上下に向きを変更可能であり、移動時に最適な方向へ向くようにプログラムされている。またブースターの出力を上げる事でジャンプの滞空時間を上げる事も可能。浮遊するまでの出力は稼げないのであくまで滞空時間がのびるだけである。


**部品: 夜間戦闘対応装備
 一つ前の世代のI=Dであるペルシャでも装備されていた暗視スコープ(熱線暗視装置とレーザ測遠機内蔵)、指向性マイクや、捜索用、追尾用に分けられたレーダー、敵味方識別装置を搭載。
 さらにサイベリアン系列としてはセンサー強化として赤外線センサー、双眼鏡機能、カメラ機能(動画も可)が搭載されている。

 
 

**部品: ダミーバルーン
 おとりや目くらまし用の風船である。宇宙、地上問わずに使えるように種類が数種類ある。宇宙ではサイベリアンや隕石のダミーバルーンを射出し、相手をかく乱するように使われる。金属皮膜を蒸着させ、内部に熱源を持たせてレーダー等の対策を行っている。
 地上では飛べないサイベリアンのダミーバルーンを飛ばしても意味がないので、猫の顔の風船を飛ばす事にしている。これは敵の不意を狙えるかもしれないという事や、おとり部隊が使えば相手への牽制になるのではないか? と用意された。

 本体各部(手や足)から射出できるようになっており、サイベリアン完成後は各国独特のダミーバルーンが作られ、各国独自性があらわれる装備となった。

**部品: 基本スペック
 いわゆる光の刃。本体は柄。通称輝きの剣。白兵戦で使用する武器。腕の部分に収納可能なハードポイントあり。バックパック装備に影響されずに使用が可能な武器の一つ。
 エネルギーは機体本体に接続する形と本体の柄部分に収納されているシャイニング電池を併用してエネルギーを使う方法がある。

 技術的な面からあまり長く輝かせておくのは難しい(もったいない)ので状況に応じて手動で光を出し入れ可能にしているが、長時間常時使用をした場合、機体本体のエネルギーを食う事になるのではあまり向いていない。元々サイベリアン系列機体のメイン運用は射撃戦の為、白兵戦を行うのは非常時の短時間使用という扱い方がメインになると判断した結果の武装である。

**部品: 回転切り
 シャイング電池を使用中は輝きの剣を自由自在に動かせる。
 なので持ち手を変えたり、坂手に持って切りつけたりもできる。また、手首を回転させて回転切りをする事により攻撃範囲を広げる……という変則的な使い方もできる。
 もっとも、白兵メインの機体ではないのでそこまで戦闘での出番はないと思われる。


**部品: 長時間使用の場合
 輝きの剣使用時は手のひらからケーブルを有線接続させて直結、本体の鍋式ジェネレーターからのエネルギーを使う方法により長時間使用をする事ができる。
 といっても前記のように戦闘時に使うのは本機のエネルギーの関係上あまりよろしくない。なにより、有線接続なので複雑な動きをするとすぐ絡むのだ。
 その為、船外作業中などの非戦闘時がメインの使用方法である。


**部品: 合図としての使い方
 輝きの剣の利点は光であるという事である。それは光の出し入れや振り方によって光による合図ができるという点がある。
 サイベリアンカスタムにおいては光によるモールス信号があるのでそこまで必要ではないかもしれないが、輝きの剣による光の合図パターンはサイベリアン系列機体のコクピット内でデータとして収納されており、確認できる。

**部品: 採用理由
 近接用武器のドリルランスである。
 ドリルサンスの採用は今までよりもI=Dが大きいので大型の武器が使えるのでより破壊力を求めたということ、またペルシャもまだまだ現役で使っていける事を考えるならばペルシャができない事をできる方が良いという結果から開発された武器である。
 武器の形状自体はとある国民の趣味ではあるが、今までのアメショ、ペルシャよりも大きくて目立つサイベリアンがドリルでギュンギュンなる武器を持って唸らせているとおとりとしての効果があるのでは? または威圧効果を出せるのでは? などといった考えもある。

 開発段階ではドリル部分をミサイルのように飛ばしたいという開発者もいたがまぁ、落ち着けと諭されたというエピソードがある。
 

**部品: 作業用ドリル
 D・ランスは武器ではあるがどちらかといえば宇宙でのデブリ分解作業や地上における岩堀作業を想定した装備である。アメショ(シャベル)と併用すれば工兵の真似事もできるだろう。
 また、輝きの剣が腕に収納される武器であり、常時発動は難しいので展示会などの際を踏まえて他に手持ちの白兵武器があった方が見栄えがよかろうという意見もあったと言われている。


**部品: 質量兵器としてのランス
 D・ランスはランスとして作られている。なので投擲する事もやや、想定外ではあるが可能である。マニピュレーターが細かい動きを再現してくれるので槍投げのモーションも再現できる。
 機体とパイロットの命と比べたらランスの一つぐらい安い物である。

**部品: ガトリングブレード
 ガトリング砲は手を覆う形で取り付ける装備である。ゆえに装備をすると片手がガトリング以外に使えなくなる。ガトリング砲を取り付ける時はサイベリアンカスタムの手を必要とする(なので両手につける場合は別の機体の手か、クレーン等が必要) 一度セットした後はコクピットから簡単に外す事ができる。

 ガトリング砲には隠しブレードが収納されており、弾を使いきった後にもブレードで戦う事が可能である。それがガトリングブレードである。両手で二刀流も可能であり、また輝きの剣と違って実体剣なので実体剣を好んだり、複合武器はロマンですよ! と使うパイロットも多い。


**部品: ガトリングパージアタック
 ガトリングガンを外す際に装備を外すタイミングと腕の振り方、敵の位置を調整すればパージして質量兵器として使える。またはブレードを相手に突き刺してから外して敵の動きを阻害しつつ別の武器で攻撃する事もできる。

 パイロットによっては両手ブレードで無双しつつ、片手ずづパージして最後は機体腕に収納されている輝きの剣で戦う……という事ができないわけではないが、両手ガトリングブレードは余程慣れていないと使いこなせない。

**部品: 近距離時におけるガトリング
 ガトリングガンである。手に取り付ける形で装備し、使用する。使用中は片手がガトリング砲に包まれるので他の行動に使えない状態になる。
 ガトリング砲としての使用は中距離~近距離戦での使用を想定しており近距離戦においては弾幕を張って敵を近づけさせないような運用が可能。その場合、両手だとさらに強力。

 弾が切れた後はパージすれば腕を自由に使える事ができる。パージ自体はコクピットからの操作で可能なので両手が塞がっていても問題はない。


**部品: 性能
 陸戦においてのメイン射撃武器である。宇宙でも使用は可能。
 サイベリアン系列の機体はアメショ、ペルシャなどの他の通常I=Dよりもでかいので、状況によってはおとりなどの役目を負うことになったりするかもしれない。とにかく今まで以上に目立つ可能性が高いのでそれに伴った戦略が練れるように考えられた。状況によっては突撃時にダミーバルーンを射出し、ギリギリまで近づき敵を攻撃するなどの戦法が考えられた。

**部品: 予備弾薬
 アサルトライフル用の予備弾薬。腰、両腕などにあるハードポイント部分に設置可能。
 サイベリアンカスタムはサイベリアンと同じく武装の種類が多い。その中でもアサルトライフルをメインとして使う任務の際には予備弾薬はかかせない。

**部品: 専用スモークディスチャージャー
 アサルトライフルに装着して使用する煙幕弾頭。取り付けるタイプである事、予備は機体のハードポイントに付けないといけない事から使える回数に限りがある。装備箇所が予備弾薬と被るのでどれだけ持って行くかはパイロットの感によるところが多い。

**部品: 信号弾
 煙幕暖頭の弾薬を変えて信号弾にした物。
 機体の位置を教える為に使うので救出作戦で対象を発見した時などに使用または作戦で任務達成を他の部隊に知らせる時など合図として使われる。
 

**部品: 切りつける
 チャクラムもしくは手裏剣のような武器。正確にはチャクラムに十字手裏剣の刃をつけた武器というところだろうか。
 サイベリアンは開発設計段階で20の装備を搭載する事が決定しており、ドリルランスといい、このチャクラムといい色々と試行錯誤しつつ武器を開発した……という経緯がある。
 カスタムにおいても武装としては使用されており、手で持って切りつける事ができる。持って手首を回転させれば物騒な事この上ないだろう。

 

**部品: 投げる
 チャクラムや手裏剣を元にした武器なのでもちろん投げられる。
 投擲武器は戦場に左右されないで使えるので例えば、I=Dは動くが、銃は動かない戦場でも飛び道具が使える……という面も想定した武器である。本機体の多種多用な武装にはそういった事も含めた上で様々なモノが採用されたのである。


**部品: 鎖付きチャクラム
 チャクラムの応用として付属している鎖を中央に取り付けて、ブンブンと振り回して攻撃する……という攻撃方法である。サイベリアンカスタムでも定番になりつつある手首を回転させての回転攻撃であるが、一番射程が長いのでより威圧効果があると思われる。
 もっとも損害覚悟で回転の中に飛び込まれるとこっちが危険、そんな時は空いてる方の腕で輝きの剣で迎撃してあげよう。


**部品: ガトリング砲通常使用時
 ガトリング砲は手に取り付ける形で装備して使用する。使用中の手は他の動作には使えない。
 ガトリング砲としての使用は中距離~近距離戦での使用を想定。
 中距離戦においては射撃武器として使用。レールガンが主に宇宙での中距離武器に対してガトリング砲は主に地上で使う武器として開発された。
 弾がなくなったらコクピットからの操作でパージが可能。

**部品: サイレールガン
 宇宙用装備。レールガンである。中距離戦用武器。
 宇宙でのサイベリアンの役割はアビシニアンの補助である。アビシニアンは近接、白兵能力は低い。なので、そこまで近づかせないようにサイベリアンが数体でレールガンを連続で交互に休むことなく射撃することにより、敵の行動を阻害し、近づけない敵にアビシニアンの一撃を与える……という事を考えて本機体に装備された武装である。

**部品: レーザーライフル
 宇宙遠距離戦装備。宇宙におけるサイベリアンはアビシニアンの戦闘補助である。近づく敵にはレールガン、それでも近づいた敵には輝きの剣。ならばアビシニアンが敵と遠距離射撃戦を行っている時はアビシニアンが撃ちもらした敵を狙撃する……そんな戦術として開発されたレーザーライフルである。
 チャージが必要なので連射はできないが、元々アビシニアンと連携して狙撃する用の武器なので特に問題はなかった。


**部品: グレネードランチャー
 地上遠距離戦を想定。様々な状況に応じて使いこなせるように開発された武器。通常の攻撃としても大変使えるモノではあるが、通常弾以外にも複数の用途に使えるように用意された特殊弾がこの武器の特徴である。特殊弾の種類は照明弾、閃光弾、煙幕弾、漆黒ガス弾。


**部品: 照明弾
 グレネードランチャーの特殊弾の一つ。照明弾は主に合図やおとり、夜間戦闘時に使用される。サイベリアンカスタム自体はセンサー等により夜間戦闘が可能であるが、同時運用する機体や歩兵が夜間戦闘に対応できてない場合も多い。そんな時などに使用する事を想定している。

**部品: 閃光弾
 グレネードランチャーから発射される閃光弾。人質救出作戦時などに便利。有視界のI=Dなどであればパイロットの目にダメージを与える事で有利な状況に持って行ける。

**部品: 煙幕弾
グレネードランチャーの特殊弾の一つ。煙幕により敵の狙いを妨げるといった事に使用する。レーザー遮断、暗視装置を装備した上での夜間戦闘の際の視界阻害、煙幕の煙を相手陣地へ投下することによる煙そのものでの攻撃など。

**部品: 漆黒ガス弾
 色のついた煙幕弾。主な使い方としては煙幕弾と被るが、色付きなので目印として使うといった用途にも使える。
 視界を遮る時などに使う事が多い。

**部品: 製造段階による検査
 開発が終わり、テスト機体の製造を行う際には部品ごとにしっかりと検査を行う。
 目視検査、音響検査、目視(拡大鏡使用)検査を通ったパーツを使い完璧な形での機体の仕上がりに持って行く。


**部品: テストパイロットの運用と故障原因探査
 テスト機が完成すると実際にテストパイロット(舞踏子)が試乗する。
 試乗といっても実際に同機による模擬線や旧機体との模擬線、僚機との共同作業など様々なシチュエーションで実際に動かしてみる。動かした上で整備を行い、故障した部分、故障しそうな部分を検査し、仕様変更、そして再びテスト……を繰り返す。
 実働時の故障率を少しでも下げる為の最後の仕上げである。

**部品: 開発国としてのマニュアル作成
 共和国共通I=Dの開発を行う際、各国で製造できるように製造、整備に関する各種マニュアルが必要とされる。(検査の仕方なども含む)
 マニュアルを読んだ上で実際に製造、整備ができるかどうか確認する為に改訂されるたびに開発プロジェクトにかかわってないマニュアル作成用のメンバーを呼び、実際に製造、整備を行い問題点を摘出し、作り直された。

 


**部品: データ蓄積による分析
 今まで開発された鍋の国の共通I=D各機体で集められた製造、整備に関するデータは一括して集められ、最新鋭機体の製造、整備のマニュアル作成に生かされる。
 以前と違う部分などには新規に作成が必要ではあるが、流用できる部分は使う。そしてこれが分析の一番の理由であるが、各国で製造、整備の際に発生した問題点やハプニングなどもデータを集め、分析、再発防止用のマニュアルに生かす形として使用し、より洗練なマニュアル作成を目指しているのだ。

**部品: 製造管理番号の義務付け
 共通I=Dは共和国各国で生産可能なI=Dである。生産の際には製造番号(国ごとに頭の数字が違う)が発行され、各部品ごとにも製造番号が記載される。管理は各国で行う事になるが、流出問題が起きた時は製造番号を確認する事でどこから流出したかわかる為、各国厳重に管理をおこなっている。
 製造番号の規則性や意味などは限られた関係者しか知らない。もし流出しても突きとめれるように製造番号は一見見ただけではわからないエンジンの奥底など場所を知っていれば確認はできるが、削るには分解が必要で面倒な場所に彫っている。

**部品: 兵器としての徹底した管理
 I=Dは兵器なので購入、搬送の際には徹底した管理が行われる。購入は基本的に各国上層部が承認した軍や治安維持期間、ISSなどの認められた公的機関のみとなる。搬送の場合において日付、管理責任者などを明確にした上で厳重な警備の元行われる。

**部品: アフターサービス
 共和国共通I=Dを開発するという事は各国のI=Dを開発するという事でもある。開発して開発許可を認証してマニュアルを配るだけでは終わらない。
 各国が実際に製造、整備を行った際のアウターサービスも重要である。各種質問には答え、実際に現場を見ないと答えれないような場合には出張指導を行う。
 それが開発国家としての責任であり、義務なのだ。
 


**部品: 各国への出張指導と要望
 鍋の国では開発メンバーを製造、整備に関する出張指導という名目で各国へ向かわせている。もちろん、その理由もあるが、他に大きな理由がある。
 それは交流である。共通I=Dは各国の事情によっては製造されない、もしくは製造しても使用されない状況な事も多い。共通I=Dである以上、共和国各国、大統領府の要望に応えてこその共通I=Dである。
 製造などの質問のような形式ばった交流では確認できない生の声を聞く為に、利用者の意見を聞く為に各国へ向かうのだ。
 なお、出張に出発する際には各国それぞれソウルフードがあるのだし、好き嫌いもあるだろうから鍋料理するならちゃんと嗜好好みを聞いてからにするように、せっかくの他国なのでその国の料理を楽しんできなさい……と上司に言われるのが定番となっている。



*提出書式

  大部品: サイベリアンカスタム RD:58 評価値:10
  -大部品: サイベリアンとしての仕様 RD:10 評価値:5
  --部品: 鍋の国第三の共和国共通I=D
  --部品: 運用データ
  --部品: 共和国の汎用機
  --部品: 変形機能はオミット
  --部品: バックパック取り換えによる戦闘適応
  --部品: 宇宙運用
  --大部品: 各種装備 RD:4 評価値:3
  ---部品: 鍋式ジェネレーター
  ---部品: 特殊衝撃緩和材
  ---部品: 脱出装置
  ---部品: サイベリアンスピーカー
  -部品: 状況に合わせてのカスタマイズ
  -部品: カスタム化による機体特性
  -大部品: 通信機器の排除と対応策 RD:2 評価値:1
  --部品: アーム・マニピュレーター
  --部品: ライトと信号による連絡
  -部品: スタンドアローンのコンピュータ
  -部品: 機体バランス調整
  -大部品: コクピットブロック RD:4 評価値:3
  --部品: パイロットとコパイ二名の操縦スタイル
  --部品: 操縦作業の分担化
  --部品: コパイロット2の重要な役割
  --部品: パイロットシート
  -大部品: 宇宙活動能力 RD:2 評価値:1
  --部品: 大型ブースター&プロペタントタンク
  --部品: 機体各種スラスター
  -部品: ブースター・ポッドと増設燃料タンク(地上用バックパック )
  -部品: 夜間戦闘対応装備
  -部品: ダミーバルーン
  -大部品: 白兵距離戦闘行為 RD:9 評価値:5
  --大部品: 輝きの剣 RD:4 評価値:3
  ---部品: 基本スペック
  ---部品: 回転切り
  ---部品: 長時間使用の場合
  ---部品: 合図としての使い方
  --大部品: D・ランス RD:3 評価値:2
  ---部品: 採用理由
  ---部品: 作業用ドリル
  ---部品: 質量兵器としてのランス
  --部品: ガトリングブレード
  --部品: ガトリングパージアタック
  -大部品: 近距離戦闘行為 RD:8 評価値:5
  --部品: 近距離時におけるガトリング
  --大部品: アサルトライフル RD:4 評価値:3
  ---部品: 性能
  ---部品: 予備弾薬
  ---部品: 専用スモークディスチャージャー
  ---部品: 信号弾
  --大部品: チャクラム RD:3 評価値:2
  ---部品: 切りつける
  ---部品: 投げる
  ---部品: 鎖付きチャクラム
  -大部品: 中距離戦闘行為 RD:2 評価値:1
  --部品: ガトリング砲通常使用時
  --部品: サイレールガン
  -大部品: 遠距離戦闘行為 RD:6 評価値:4
  --部品: レーザーライフル
  --部品: グレネードランチャー
  --部品: 照明弾
  --部品: 閃光弾
  --部品: 煙幕弾
  --部品: 漆黒ガス弾
  -大部品: 製造と整備と管理 RD:8 評価値:5
  --部品: 製造段階による検査
  --部品: テストパイロットの運用と故障原因探査
  --部品: 開発国としてのマニュアル作成
  --部品: データ蓄積による分析
  --部品: 製造管理番号の義務付け
  --部品: 兵器としての徹底した管理
  --部品: アフターサービス
  --部品: 各国への出張指導と要望
  
  
  部品: 鍋の国第三の共和国共通I=D
   サイベリアンはアメショ、ペルシャと比べると12mとやや大型のI=Dであり、その代わりに万能機として作られたI=Dである。共和国I=D初の宇宙戦闘が可能な機体として開発された。宇宙戦においてはアビシニアンの宇宙戦補助を前提とした運用方法を想定しており、アビシニアンの苦手な白兵、近距離戦闘が可能である。
  
  
  部品: 運用データ
   設計開発の段階で今までの機体による運用データを見直し、、戦闘スタイルや操縦方法、、機体各種装備の改良が行われた。
   小笠原決戦時、アメショーの改良版である鍋ショ運用時のデータにおいて、パイロットが機体からの脱出操作をする余裕がない時でも自動脱出できるようにする必要があるという課題が生まれた。こうしてサイベリアンの脱出装置は手動以外に自動で脱出させる事ができる機能が追加されたのである。
   運用データとその対策は今後の開発にも生かされていくであろう。
  
  部品: 共和国の汎用機
   サイベリアンは共和国共通I=D全体の中でも汎用性の高い機体である。地上戦、宇宙戦ができ、白兵、近距離、中距離、遠距離、夜戦が可能であり、機動力も高め……汎用機としての答えと言える機体となった。
   弱点という点では同世代機体で比較した場合、コストが高いという点があげられる。
  
  部品: 変形機能はオミット
   大型化した事によりアメショー、ペルシャであった4本足への変形機構はオミット。人型形態のみとなった。
   両手で装備する武装が増え、両足にはスラスターが付けられた。バックパックの推進装置と合わせる事で機動性を確保。変形を考慮しない分、ハードポイントの増設、各部の強化へと繋がった。
  
  部品: バックパック取り換えによる戦闘適応
   本機はバックパックを取り換える事により、地上、対空、宇宙と場所ごとに最適化した機動を行えるように設計された。設計段階では水中戦闘も想定された名残として機雷などの装備があるのは余談である。
   結局のところは宇宙用のバックパックと地上戦用のバックパックのみが採用されたが、バックパックを新規開発する事により、他戦闘域でも戦闘ができる可能性が考えられる。その前例というわけではないが二世代前のアメショーは防空型という対空戦闘に対応した機体がある。バックパック換装というシステムがあるのでサイベリアンにも同等の使い方ができる可能性が残っているのだ。
   なお、バックパックは戦闘中でもコクピットからの操作で取り外し可能。
  
  部品: 宇宙運用
   宇宙戦闘において、本機はアビシニアンの宇宙戦補助を目的に作られた。アビシニアンの苦手な近接戦闘能力を持ち、またアビシニアンの遠距離戦闘の補助。またアビシニアンができない”人と同じ手”による細かい作業やアビシニアンの弱点であるセンサー能力の補助によるサポートなどが本機の宇宙戦闘補助能力として考えられた。
  
  
  部品: 鍋式ジェネレーター
   今までのI=Dより大型になった事により、ジェネレーターも大型の物がつけられた。それに合わせて新型のジェネレーターである鍋式ジェネレーターを開発。I=Dに使用される理力エンジンの効率を上げる研究とジェネレーターの大型化による出力UPの研究を同時に行い、火力UPへと繋げた。
   今回の開発により、ジェネレーターの大型化のノウハウが蓄積された。さらにジェネレーターを大型化すれば? またジェネレーターの効率化には余地が残っており、新たに設計し直す事でより新式のジェネレーターが作り出せるのではいかと考えられている。
  
  
  部品: 特殊衝撃緩和材
   地上戦において本機はジャンプとブースターを併用する事で滞空行動ができるように設計されている。そんな滞空戦闘後の着地時に機体(特に足部分)を損傷しないように足部分を中心にフレーム各部に鍋の国の技術で作り上げた特殊衝撃緩和材が使用されている。
  
   この特殊衝撃緩和材は受けた衝撃をやんわりふんわりと受け止めてくれる素材であり、固体、液体、ジェル状など様々な形状状態で利用できる。またコクピット部分の緊急時におけるパイロット保護にもこの特殊素材が利用されている。非常時には衝撃、爆発から身を守る為に特殊衝撃緩和材がジェル状で展開されるようになっている。
  
  部品: 脱出装置
   共和国初の宇宙戦闘可能なI=D開発において、重要視されたのは宇宙でI=Dが破壊されても搭乗員が国に帰れるように安全性を強化することであった。
   対策として本機は宇宙服兼任のパイロットスーツを三着と猫士用二着をコクピットに搭載している。(宇宙出撃時には着用が義務づけられている)
   また、コクピットブロックは脱出装置を兼任している。宇宙服を着ている前提な為、あくまで脱出装置としての機能を重視。圧力センサー用メーター、ダメージチェックメーターが振り切れるほどの攻撃をくらった際にパイロットの生存を優先して自動で作動するようになっている。もちろん、手動でも作動可能。
   装置作動後は特殊衝撃緩和材でパイロットへの衝撃をカバー、脱出と併行して救難信号を発信することができるようになっている。なお、地上戦においてはパラシュートなども展開できるようになっている。脱出装置の設定を宇宙、大気圏内で変更が可能となっており、出撃の際のチェック項目には脱出装置の設定確認が組み込まれている。
  
  部品: サイベリアンスピーカー
   本機の各種各部にはスピーカーが取り付けられている。コクピットにあるマイク(録音再生機もある)から声を発することにより外部へ声や音を伝達できるのである。
   ボリューム調整も可能である。サイベリアンにスピーカーが搭載されたのは通信が届かない相手への連絡手段としての機能であるが、他にも戦勝パーティ時のカラオケ大会用であるとか色々な説がある。
   大音量で流す事も可能なので録音した音を使ってサイベリアンをおとりに使う事も可能。
  
  部品: 状況に合わせてのカスタマイズ
   現世界においてサイベリアンをそのまま使うのには問題があった為、鍋の国の上層部からの依頼によりサイベリアンがカスタマイズされる事が決定した。前例でいうアメショーを改良した鍋ショのように名称変更する案もあったが、改良ではなくカスタマイズ。大きく改良するのではなく仕様変更。現状を踏まえて予算少な目で作業を開始したのである。
  
  部品: カスタム化による機体特性
   サイベリアン・カスタムはサイベリアンを軽量化し、いかに機動性を高めるか……を目的としたカスタム機体である。
  
   一刻でも早く現場に着き、任務を終える。早期決着を目指したタイプの機体である。サイベリアンにあった通信機器を設置しない事による軽量化と高機動……といいつつ、実は省エネのI=Dとして作ったという説も噂されていたりはするが、コンセプトは機動性UPである。
  
  部品: アーム・マニピュレーター
   サイベリアンカスタムは鍋の国のI=Dでも珍しい通信機器を排除したI=Dである。軽量化の為の排除とはいえ、その対処が必要である。
  
   その一つが人間の手指を模した5本指のマニピュレータ。マニピュレーターは細かい動作ができるように改良されており、手首部分を360度回転させる事ができるようになっている。
  
   他のI=Dとの連携、歩兵との連携戦闘時用としてマニピュレータを使ってハンドサインを行う事を想定した開発だ。ハンドサインは各国歩兵事情によっては独自のハンドサインがある可能性がある為、生産国家に渡すマニュアルにはI=D用の簡易化したハンドサインと自国のハンドサインのモーション入力用の資料を添付して渡した。
    
  
  
  部品: ライトと信号による連絡
   ハンドサイン以外の方法として光の点滅を利用したモールス信号による連絡手段も準備されている。 サイベリアンカスタムの頭部部分の通信機器を外した代わりに専用のライトを取り付けた。
   モールス信号を読み取るのはコパイ2の役割でコパイロットはモールス信号を習うようにとマニュアルにも書かれている。
  
  部品: スタンドアローンのコンピュータ
   サイベリアンカスタムは戦術データリンクを廃し、スタンドアローンのコンピュータを使用してデータ分析、機体管理を行っている。
  
   これはサイベリアンカスタムの開発コンセプトの一つに単独かつ高機動で動けるI=Dとしてのカスタマイズという面がある。
   I=Dを複数運用できない時を想定したカスタマイズであり、その為に通信機能も排除している。
  
   そして一機運用なので細かい動きに対応できるように指も細やかに動かせる繊細なマニピュレーターを開発したのだが、結果的には通信機能を廃止した変わりのハンドサインに使えるマニピュレーターとなった。
  
  
  部品: 機体バランス調整
   サイベリアンカスタムは通信機器全般に使用する機器を排除し、機動性を上げる仕様である。
   通信機器を外した為、バランス調整をやりなおし、補助的にいくつか補助スラスターを増設。機動性を上げるカスタマイズが行われた。
  
  部品: パイロットとコパイ二名の操縦スタイル
   本機はアメショー、ペルシャと同じくパイロットとコパイ二名の操縦スタイル。以前よりも大型化した事によりコパイ席が狭いという問題も解消された。
  
  
  
  部品: 操縦作業の分担化
   本機は以前までの鍋の国のI=Dよりもパイロットの操縦の分担化に成功した。これはコパイシートに余裕ができ、関連計器をサブシート周りに取り付けれる事ができるようになった事が理由である。
  
   メインパイロットは白兵戦を含めた機体の操縦。コパイ1が照準装置、射撃管制、兵装システムム、レーダーの管理と操縦の補助を担当。コパイ2がセンサーの管理、ダメージチェック、出力調整、戦術分析担当、レーダーのサブ管理作業を分担。
  
   移動と白兵戦、射撃、その他各種の管理と三つに作業を振り開ける事での効率化を図った。簡易ながらもコパイ2の作業をコパイ1が担当したりする事もできるので機体への熟練度によって作業を振り返る事も可能。
  
  部品: コパイロット2の重要な役割
   パイロットとコパイロットの役割を分担する事により、戦闘時の負荷を分散している。その中でもコパイ2の役割は重要だ。
  
   コパイ2は前記のように機体の管理を担当しているが、それ以外にレーダーのサブ管理と戦術分析を担当している。これは同時に出撃している他機体や歩兵と連携を取る為に戦闘全体の状況のハンドサインの指示、モールス信号の解読なども含まれている。
  
   パイロットが操縦、コパイ1が射撃担当であればコパイ2は指揮官の位置づけである。要は戦車における操縦手、砲手、車長の役割を与えたのである。
  
  
  
  部品: パイロットシート
   通常I=Dにしては大型になった本機は各種強化と共に長期戦闘に対する対処も行われた。パイロットシート、コパイシートの座り心地である。
   ペルシャ以前まではコクピットの広さの関係と四足歩行形態と二足歩行時のコクピットの向き、体勢優先で調整が満足にできなかった。しかし、今回はサスペッションの改善と衝撃緩和材を組み合わせて快適に操縦できるように工夫がなされたのである。
  
  部品: 大型ブースター&プロペタントタンク
   宇宙戦想定のバックパック。
   宇宙戦においての移動や機動戦闘などを考慮し、宇宙戦時には背部に大型のブースターとプロペタントタンクを装備する。もともとはこの装備は標準装備の予定であったが、地上においては機体バランスが悪くなり、よっぽどの名パイロットでないと操縦できないということで戦場によってバックパックを変えるという手法が取られた。
   この装備をする事により、宇宙での戦闘、行動能力が飛躍的にUPした。また、簡単に取り外しできるようになっており、状況によっては長距離移動用装備として使う場合も想定している。
  
  
  
  部品: 機体各種スラスター
   本機は共和国I=D最初の宇宙戦対応機体として開発が行われた。宇宙といえば推進力。バックパックによる宇宙用ブースターの開発と同時に機体各部のスラスター配置に関しては慎重に検討を重ね、バックパックがない状態でも宇宙で行動できるようにと設計が行われた。……ちなみに今回四足歩行形態を廃止した理由の一つに機体各種のスラスターを付けたまま四足歩行を使用とするとバランスが崩れるという理由があったともされている。
   今後、宇宙戦用の変形機体を開発するとした場合、それぞれの形態でのスラスター各種装備の配置バランスは今後の課題と考えられる。
  
  部品: ブースター・ポッドと増設燃料タンク(地上用バックパック )
   ブースター・ポッドと増設燃料タンク
  
   地上戦において装備されるバックパックである。初期設計では地対空両用スモールミサイルランチャーとブースターを搭載し、地上・対空戦闘用として使用するバックパックとして想定されたが、開発コストや搭載装備、技術力の関係で断念された。
  
   2基のブースター・ポッドと増設燃料タンク、それと足のスラスターを併用して地上戦でも高機動戦をできるように装備される。ブースターポッドのノズルは左右上下に向きを変更可能であり、移動時に最適な方向へ向くようにプログラムされている。またブースターの出力を上げる事でジャンプの滞空時間を上げる事も可能。浮遊するまでの出力は稼げないのであくまで滞空時間がのびるだけである。
  
  
  部品: 夜間戦闘対応装備
   一つ前の世代のI=Dであるペルシャでも装備されていた暗視スコープ(熱線暗視装置とレーザ測遠機内蔵)、指向性マイクや、捜索用、追尾用に分けられたレーダー、敵味方識別装置を搭載。
   さらにサイベリアン系列としてはセンサー強化として赤外線センサー、双眼鏡機能、カメラ機能(動画も可)が搭載されている。
  
   
   
  
  部品: ダミーバルーン
   おとりや目くらまし用の風船である。宇宙、地上問わずに使えるように種類が数種類ある。宇宙ではサイベリアンや隕石のダミーバルーンを射出し、相手をかく乱するように使われる。金属皮膜を蒸着させ、内部に熱源を持たせてレーダー等の対策を行っている。
   地上では飛べないサイベリアンのダミーバルーンを飛ばしても意味がないので、猫の顔の風船を飛ばす事にしている。これは敵の不意を狙えるかもしれないという事や、おとり部隊が使えば相手への牽制になるのではないか? と用意された。
  
   本体各部(手や足)から射出できるようになっており、サイベリアン完成後は各国独特のダミーバルーンが作られ、各国独自性があらわれる装備となった。
  
  部品: 基本スペック
   いわゆる光の刃。本体は柄。通称輝きの剣。白兵戦で使用する武器。腕の部分に収納可能なハードポイントあり。バックパック装備に影響されずに使用が可能な武器の一つ。
   エネルギーは機体本体に接続する形と本体の柄部分に収納されているシャイニング電池を併用してエネルギーを使う方法がある。
  
   技術的な面からあまり長く輝かせておくのは難しい(もったいない)ので状況に応じて手動で光を出し入れ可能にしているが、長時間常時使用をした場合、機体本体のエネルギーを食う事になるのではあまり向いていない。元々サイベリアン系列機体のメイン運用は射撃戦の為、白兵戦を行うのは非常時の短時間使用という扱い方がメインになると判断した結果の武装である。
  
  部品: 回転切り
   シャイング電池を使用中は輝きの剣を自由自在に動かせる。
   なので持ち手を変えたり、坂手に持って切りつけたりもできる。また、手首を回転させて回転切りをする事により攻撃範囲を広げる……という変則的な使い方もできる。
   もっとも、白兵メインの機体ではないのでそこまで戦闘での出番はないと思われる。
  
  
  部品: 長時間使用の場合
   輝きの剣使用時は手のひらからケーブルを有線接続させて直結、本体の鍋式ジェネレーターからのエネルギーを使う方法により長時間使用をする事ができる。
   といっても前記のように戦闘時に使うのは本機のエネルギーの関係上あまりよろしくない。なにより、有線接続なので複雑な動きをするとすぐ絡むのだ。
   その為、船外作業中などの非戦闘時がメインの使用方法である。
  
  
  部品: 合図としての使い方
   輝きの剣の利点は光であるという事である。それは光の出し入れや振り方によって光による合図ができるという点がある。
   サイベリアンカスタムにおいては光によるモールス信号があるのでそこまで必要ではないかもしれないが、輝きの剣による光の合図パターンはサイベリアン系列機体のコクピット内でデータとして収納されており、確認できる。
  
  部品: 採用理由
   近接用武器のドリルランスである。
   ドリルサンスの採用は今までよりもI=Dが大きいので大型の武器が使えるのでより破壊力を求めたということ、またペルシャもまだまだ現役で使っていける事を考えるならばペルシャができない事をできる方が良いという結果から開発された武器である。
   武器の形状自体はとある国民の趣味ではあるが、今までのアメショ、ペルシャよりも大きくて目立つサイベリアンがドリルでギュンギュンなる武器を持って唸らせているとおとりとしての効果があるのでは? または威圧効果を出せるのでは? などといった考えもある。
  
   開発段階ではドリル部分をミサイルのように飛ばしたいという開発者もいたがまぁ、落ち着けと諭されたというエピソードがある。
   
  
  部品: 作業用ドリル
   D・ランスは武器ではあるがどちらかといえば宇宙でのデブリ分解作業や地上における岩堀作業を想定した装備である。アメショ(シャベル)と併用すれば工兵の真似事もできるだろう。
   また、輝きの剣が腕に収納される武器であり、常時発動は難しいので展示会などの際を踏まえて他に手持ちの白兵武器があった方が見栄えがよかろうという意見もあったと言われている。
  
  
  部品: 質量兵器としてのランス
   D・ランスはランスとして作られている。なので投擲する事もやや、想定外ではあるが可能である。マニピュレーターが細かい動きを再現してくれるので槍投げのモーションも再現できる。
   機体とパイロットの命と比べたらランスの一つぐらい安い物である。
  
  部品: ガトリングブレード
   ガトリング砲は手を覆う形で取り付ける装備である。ゆえに装備をすると片手がガトリング以外に使えなくなる。ガトリング砲を取り付ける時はサイベリアンカスタムの手を必要とする(なので両手につける場合は別の機体の手か、クレーン等が必要) 一度セットした後はコクピットから簡単に外す事ができる。
  
   ガトリング砲には隠しブレードが収納されており、弾を使いきった後にもブレードで戦う事が可能である。それがガトリングブレードである。両手で二刀流も可能であり、また輝きの剣と違って実体剣なので実体剣を好んだり、複合武器はロマンですよ! と使うパイロットも多い。
  
  
  部品: ガトリングパージアタック
   ガトリングガンを外す際に装備を外すタイミングと腕の振り方、敵の位置を調整すればパージして質量兵器として使える。またはブレードを相手に突き刺してから外して敵の動きを阻害しつつ別の武器で攻撃する事もできる。
  
   パイロットによっては両手ブレードで無双しつつ、片手ずづパージして最後は機体腕に収納されている輝きの剣で戦う……という事ができないわけではないが、両手ガトリングブレードは余程慣れていないと使いこなせない。
  
  部品: 近距離時におけるガトリング
   ガトリングガンである。手に取り付ける形で装備し、使用する。使用中は片手がガトリング砲に包まれるので他の行動に使えない状態になる。
   ガトリング砲としての使用は中距離~近距離戦での使用を想定しており近距離戦においては弾幕を張って敵を近づけさせないような運用が可能。その場合、両手だとさらに強力。
  
   弾が切れた後はパージすれば腕を自由に使える事ができる。パージ自体はコクピットからの操作で可能なので両手が塞がっていても問題はない。
  
  
  部品: 性能
   陸戦においてのメイン射撃武器である。宇宙でも使用は可能。
   サイベリアン系列の機体はアメショ、ペルシャなどの他の通常I=Dよりもでかいので、状況によってはおとりなどの役目を負うことになったりするかもしれない。とにかく今まで以上に目立つ可能性が高いのでそれに伴った戦略が練れるように考えられた。状況によっては突撃時にダミーバルーンを射出し、ギリギリまで近づき敵を攻撃するなどの戦法が考えられた。
  
  部品: 予備弾薬
   アサルトライフル用の予備弾薬。腰、両腕などにあるハードポイント部分に設置可能。
   サイベリアンカスタムはサイベリアンと同じく武装の種類が多い。その中でもアサルトライフルをメインとして使う任務の際には予備弾薬はかかせない。
  
  部品: 専用スモークディスチャージャー
   アサルトライフルに装着して使用する煙幕弾頭。取り付けるタイプである事、予備は機体のハードポイントに付けないといけない事から使える回数に限りがある。装備箇所が予備弾薬と被るのでどれだけ持って行くかはパイロットの感によるところが多い。
  
  部品: 信号弾
   煙幕暖頭の弾薬を変えて信号弾にした物。
   機体の位置を教える為に使うので救出作戦で対象を発見した時などに使用または作戦で任務達成を他の部隊に知らせる時など合図として使われる。
   
  
  部品: 切りつける
   チャクラムもしくは手裏剣のような武器。正確にはチャクラムに十字手裏剣の刃をつけた武器というところだろうか。
   サイベリアンは開発設計段階で20の装備を搭載する事が決定しており、ドリルランスといい、このチャクラムといい色々と試行錯誤しつつ武器を開発した……という経緯がある。
   カスタムにおいても武装としては使用されており、手で持って切りつける事ができる。持って手首を回転させれば物騒な事この上ないだろう。
  
   
  
  部品: 投げる
   チャクラムや手裏剣を元にした武器なのでもちろん投げられる。
   投擲武器は戦場に左右されないで使えるので例えば、I=Dは動くが、銃は動かない戦場でも飛び道具が使える……という面も想定した武器である。本機体の多種多用な武装にはそういった事も含めた上で様々なモノが採用されたのである。
  
  
  部品: 鎖付きチャクラム
   チャクラムの応用として付属している鎖を中央に取り付けて、ブンブンと振り回して攻撃する……という攻撃方法である。サイベリアンカスタムでも定番になりつつある手首を回転させての回転攻撃であるが、一番射程が長いのでより威圧効果があると思われる。
   もっとも損害覚悟で回転の中に飛び込まれるとこっちが危険、そんな時は空いてる方の腕で輝きの剣で迎撃してあげよう。
  
  
  部品: ガトリング砲通常使用時
   ガトリング砲は手に取り付ける形で装備して使用する。使用中の手は他の動作には使えない。
   ガトリング砲としての使用は中距離~近距離戦での使用を想定。
   中距離戦においては射撃武器として使用。レールガンが主に宇宙での中距離武器に対してガトリング砲は主に地上で使う武器として開発された。
   弾がなくなったらコクピットからの操作でパージが可能。
  
  部品: サイレールガン
   宇宙用装備。レールガンである。中距離戦用武器。
   宇宙でのサイベリアンの役割はアビシニアンの補助である。アビシニアンは近接、白兵能力は低い。なので、そこまで近づかせないようにサイベリアンが数体でレールガンを連続で交互に休むことなく射撃することにより、敵の行動を阻害し、近づけない敵にアビシニアンの一撃を与える……という事を考えて本機体に装備された武装である。
  
  部品: レーザーライフル
   宇宙遠距離戦装備。宇宙におけるサイベリアンはアビシニアンの戦闘補助である。近づく敵にはレールガン、それでも近づいた敵には輝きの剣。ならばアビシニアンが敵と遠距離射撃戦を行っている時はアビシニアンが撃ちもらした敵を狙撃する……そんな戦術として開発されたレーザーライフルである。
   チャージが必要なので連射はできないが、元々アビシニアンと連携して狙撃する用の武器なので特に問題はなかった。
  
  
  部品: グレネードランチャー
   地上遠距離戦を想定。様々な状況に応じて使いこなせるように開発された武器。通常の攻撃としても大変使えるモノではあるが、通常弾以外にも複数の用途に使えるように用意された特殊弾がこの武器の特徴である。特殊弾の種類は照明弾、閃光弾、煙幕弾、漆黒ガス弾。
  
  
  部品: 照明弾
   グレネードランチャーの特殊弾の一つ。照明弾は主に合図やおとり、夜間戦闘時に使用される。サイベリアンカスタム自体はセンサー等により夜間戦闘が可能であるが、同時運用する機体や歩兵が夜間戦闘に対応できてない場合も多い。そんな時などに使用する事を想定している。
  
  部品: 閃光弾
   グレネードランチャーから発射される閃光弾。人質救出作戦時などに便利。有視界のI=Dなどであればパイロットの目にダメージを与える事で有利な状況に持って行ける。
  
  部品: 煙幕弾
  グレネードランチャーの特殊弾の一つ。煙幕により敵の狙いを妨げるといった事に使用する。レーザー遮断、暗視装置を装備した上での夜間戦闘の際の視界阻害、煙幕の煙を相手陣地へ投下することによる煙そのものでの攻撃など。
  
  部品: 漆黒ガス弾
   色のついた煙幕弾。主な使い方としては煙幕弾と被るが、色付きなので目印として使うといった用途にも使える。
   視界を遮る時などに使う事が多い。
  
  部品: 製造段階による検査
   開発が終わり、テスト機体の製造を行う際には部品ごとにしっかりと検査を行う。
   目視検査、音響検査、目視(拡大鏡使用)検査を通ったパーツを使い完璧な形での機体の仕上がりに持って行く。
  
  
  部品: テストパイロットの運用と故障原因探査
   テスト機が完成すると実際にテストパイロット(舞踏子)が試乗する。
   試乗といっても実際に同機による模擬線や旧機体との模擬線、僚機との共同作業など様々なシチュエーションで実際に動かしてみる。動かした上で整備を行い、故障した部分、故障しそうな部分を検査し、仕様変更、そして再びテスト……を繰り返す。
   実働時の故障率を少しでも下げる為の最後の仕上げである。
  
  部品: 開発国としてのマニュアル作成
   共和国共通I=Dの開発を行う際、各国で製造できるように製造、整備に関する各種マニュアルが必要とされる。(検査の仕方なども含む)
   マニュアルを読んだ上で実際に製造、整備ができるかどうか確認する為に改訂されるたびに開発プロジェクトにかかわってないマニュアル作成用のメンバーを呼び、実際に製造、整備を行い問題点を摘出し、作り直された。
  
   
  
  
  部品: データ蓄積による分析
   今まで開発された鍋の国の共通I=D各機体で集められた製造、整備に関するデータは一括して集められ、最新鋭機体の製造、整備のマニュアル作成に生かされる。
   以前と違う部分などには新規に作成が必要ではあるが、流用できる部分は使う。そしてこれが分析の一番の理由であるが、各国で製造、整備の際に発生した問題点やハプニングなどもデータを集め、分析、再発防止用のマニュアルに生かす形として使用し、より洗練なマニュアル作成を目指しているのだ。
  
  部品: 製造管理番号の義務付け
   共通I=Dは共和国各国で生産可能なI=Dである。生産の際には製造番号(国ごとに頭の数字が違う)が発行され、各部品ごとにも製造番号が記載される。管理は各国で行う事になるが、流出問題が起きた時は製造番号を確認する事でどこから流出したかわかる為、各国厳重に管理をおこなっている。
   製造番号の規則性や意味などは限られた関係者しか知らない。もし流出しても突きとめれるように製造番号は一見見ただけではわからないエンジンの奥底など場所を知っていれば確認はできるが、削るには分解が必要で面倒な場所に彫っている。
  
  部品: 兵器としての徹底した管理
   I=Dは兵器なので購入、搬送の際には徹底した管理が行われる。購入は基本的に各国上層部が承認した軍や治安維持期間、ISSなどの認められた公的機関のみとなる。搬送の場合において日付、管理責任者などを明確にした上で厳重な警備の元行われる。
  
  部品: アフターサービス
   共和国共通I=Dを開発するという事は各国のI=Dを開発するという事でもある。開発して開発許可を認証してマニュアルを配るだけでは終わらない。
   各国が実際に製造、整備を行った際のアウターサービスも重要である。各種質問には答え、実際に現場を見ないと答えれないような場合には出張指導を行う。
   それが開発国家としての責任であり、義務なのだ。
   
  
  
  部品: 各国への出張指導と要望
   鍋の国では開発メンバーを製造、整備に関する出張指導という名目で各国へ向かわせている。もちろん、その理由もあるが、他に大きな理由がある。
   それは交流である。共通I=Dは各国の事情によっては製造されない、もしくは製造しても使用されない状況な事も多い。共通I=Dである以上、共和国各国、大統領府の要望に応えてこその共通I=Dである。
   製造などの質問のような形式ばった交流では確認できない生の声を聞く為に、利用者の意見を聞く為に各国へ向かうのだ。
   なお、出張に出発する際には各国それぞれソウルフードがあるのだし、好き嫌いもあるだろうから鍋料理するならちゃんと嗜好好みを聞いてからにするように、せっかくの他国なのでその国の料理を楽しんできなさい……と上司に言われるのが定番となっている。
  
  


*インポート用定義データ

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          "title": "サイベリアンとしての仕様",
          "part_type": "group",
          "children": [
            {
              "title": "鍋の国第三の共和国共通I=D",
              "description": " サイベリアンはアメショ、ペルシャと比べると12mとやや大型のI=Dであり、その代わりに万能機として作られたI=Dである。共和国I=D初の宇宙戦闘が可能な機体として開発された。宇宙戦においてはアビシニアンの宇宙戦補助を前提とした運用方法を想定しており、アビシニアンの苦手な白兵、近距離戦闘が可能である。\n",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "運用データ",
              "description": " 設計開発の段階で今までの機体による運用データを見直し、、戦闘スタイルや操縦方法、、機体各種装備の改良が行われた。\n 小笠原決戦時、アメショーの改良版である鍋ショ運用時のデータにおいて、パイロットが機体からの脱出操作をする余裕がない時でも自動脱出できるようにする必要があるという課題が生まれた。こうしてサイベリアンの脱出装置は手動以外に自動で脱出させる事ができる機能が追加されたのである。\n 運用データとその対策は今後の開発にも生かされていくであろう。",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "共和国の汎用機",
              "description": " サイベリアンは共和国共通I=D全体の中でも汎用性の高い機体である。地上戦、宇宙戦ができ、白兵、近距離、中距離、遠距離、夜戦が可能であり、機動力も高め……汎用機としての答えと言える機体となった。\n 弱点という点では同世代機体で比較した場合、コストが高いという点があげられる。",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "変形機能はオミット",
              "description": " 大型化した事によりアメショー、ペルシャであった4本足への変形機構はオミット。人型形態のみとなった。\n 両手で装備する武装が増え、両足にはスラスターが付けられた。バックパックの推進装置と合わせる事で機動性を確保。変形を考慮しない分、ハードポイントの増設、各部の強化へと繋がった。",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "バックパック取り換えによる戦闘適応",
              "description": " 本機はバックパックを取り換える事により、地上、対空、宇宙と場所ごとに最適化した機動を行えるように設計された。設計段階では水中戦闘も想定された名残として機雷などの装備があるのは余談である。\n 結局のところは宇宙用のバックパックと地上戦用のバックパックのみが採用されたが、バックパックを新規開発する事により、他戦闘域でも戦闘ができる可能性が考えられる。その前例というわけではないが二世代前のアメショーは防空型という対空戦闘に対応した機体がある。バックパック換装というシステムがあるのでサイベリアンにも同等の使い方ができる可能性が残っているのだ。\n なお、バックパックは戦闘中でもコクピットからの操作で取り外し可能。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "宇宙運用",
              "description": " 宇宙戦闘において、本機はアビシニアンの宇宙戦補助を目的に作られた。アビシニアンの苦手な近接戦闘能力を持ち、またアビシニアンの遠距離戦闘の補助。またアビシニアンができない”人と同じ手”による細かい作業やアビシニアンの弱点であるセンサー能力の補助によるサポートなどが本機の宇宙戦闘補助能力として考えられた。 \n",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "各種装備",
              "children": [
                {
                  "title": "鍋式ジェネレーター",
                  "description": " 今までのI=Dより大型になった事により、ジェネレーターも大型の物がつけられた。それに合わせて新型のジェネレーターである鍋式ジェネレーターを開発。I=Dに使用される理力エンジンの効率を上げる研究とジェネレーターの大型化による出力UPの研究を同時に行い、火力UPへと繋げた。\n 今回の開発により、ジェネレーターの大型化のノウハウが蓄積された。さらにジェネレーターを大型化すれば? またジェネレーターの効率化には余地が残っており、新たに設計し直す事でより新式のジェネレーターが作り出せるのではいかと考えられている。\n",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "特殊衝撃緩和材",
                  "description": " 地上戦において本機はジャンプとブースターを併用する事で滞空行動ができるように設計されている。そんな滞空戦闘後の着地時に機体(特に足部分)を損傷しないように足部分を中心にフレーム各部に鍋の国の技術で作り上げた特殊衝撃緩和材が使用されている。\n\n この特殊衝撃緩和材は受けた衝撃をやんわりふんわりと受け止めてくれる素材であり、固体、液体、ジェル状など様々な形状状態で利用できる。またコクピット部分の緊急時におけるパイロット保護にもこの特殊素材が利用されている。非常時には衝撃、爆発から身を守る為に特殊衝撃緩和材がジェル状で展開されるようになっている。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "脱出装置",
                  "description": " 共和国初の宇宙戦闘可能なI=D開発において、重要視されたのは宇宙でI=Dが破壊されても搭乗員が国に帰れるように安全性を強化することであった。\n 対策として本機は宇宙服兼任のパイロットスーツを三着と猫士用二着をコクピットに搭載している。(宇宙出撃時には着用が義務づけられている)\n また、コクピットブロックは脱出装置を兼任している。宇宙服を着ている前提な為、あくまで脱出装置としての機能を重視。圧力センサー用メーター、ダメージチェックメーターが振り切れるほどの攻撃をくらった際にパイロットの生存を優先して自動で作動するようになっている。もちろん、手動でも作動可能。\n 装置作動後は特殊衝撃緩和材でパイロットへの衝撃をカバー、脱出と併行して救難信号を発信することができるようになっている。なお、地上戦においてはパラシュートなども展開できるようになっている。脱出装置の設定を宇宙、大気圏内で変更が可能となっており、出撃の際のチェック項目には脱出装置の設定確認が組み込まれている。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "サイベリアンスピーカー",
                  "description": " 本機の各種各部にはスピーカーが取り付けられている。コクピットにあるマイク(録音再生機もある)から声を発することにより外部へ声や音を伝達できるのである。\n ボリューム調整も可能である。サイベリアンにスピーカーが搭載されたのは通信が届かない相手への連絡手段としての機能であるが、他にも戦勝パーティ時のカラオケ大会用であるとか色々な説がある。\n 大音量で流す事も可能なので録音した音を使ってサイベリアンをおとりに使う事も可能。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                }
              ],
              "expanded": false,
              "part_type": "group"
            }
          ],
          "expanded": false
        },
        {
          "title": "状況に合わせてのカスタマイズ",
          "description": " 現世界においてサイベリアンをそのまま使うのには問題があった為、鍋の国の上層部からの依頼によりサイベリアンがカスタマイズされる事が決定した。前例でいうアメショーを改良した鍋ショのように名称変更する案もあったが、改良ではなくカスタマイズ。大きく改良するのではなく仕様変更。現状を踏まえて予算少な目で作業を開始したのである。",
          "part_type": "part",
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "カスタム化による機体特性",
          "description": " サイベリアン・カスタムはサイベリアンを軽量化し、いかに機動性を高めるか……を目的としたカスタム機体である。\n\n 一刻でも早く現場に着き、任務を終える。早期決着を目指したタイプの機体である。サイベリアンにあった通信機器を設置しない事による軽量化と高機動……といいつつ、実は省エネのI=Dとして作ったという説も噂されていたりはするが、コンセプトは機動性UPである。",
          "part_type": "part",
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "通信機器の排除と対応策",
          "part_type": "group",
          "children": [
            {
              "title": "アーム・マニピュレーター",
              "description": " サイベリアンカスタムは鍋の国のI=Dでも珍しい通信機器を排除したI=Dである。軽量化の為の排除とはいえ、その対処が必要である。\n\n その一つが人間の手指を模した5本指のマニピュレータ。マニピュレーターは細かい動作ができるように改良されており、手首部分を360度回転させる事ができるようになっている。\n\n 他のI=Dとの連携、歩兵との連携戦闘時用としてマニピュレータを使ってハンドサインを行う事を想定した開発だ。ハンドサインは各国歩兵事情によっては独自のハンドサインがある可能性がある為、生産国家に渡すマニュアルにはI=D用の簡易化したハンドサインと自国のハンドサインのモーション入力用の資料を添付して渡した。\n  \n",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "ライトと信号による連絡",
              "description": " ハンドサイン以外の方法として光の点滅を利用したモールス信号による連絡手段も準備されている。 サイベリアンカスタムの頭部部分の通信機器を外した代わりに専用のライトを取り付けた。\n モールス信号を読み取るのはコパイ2の役割でコパイロットはモールス信号を習うようにとマニュアルにも書かれている。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            }
          ],
          "expanded": false
        },
        {
          "title": "スタンドアローンのコンピュータ",
          "description": " サイベリアンカスタムは戦術データリンクを廃し、スタンドアローンのコンピュータを使用してデータ分析、機体管理を行っている。\n\n これはサイベリアンカスタムの開発コンセプトの一つに単独かつ高機動で動けるI=Dとしてのカスタマイズという面がある。\n I=Dを複数運用できない時を想定したカスタマイズであり、その為に通信機能も排除している。\n\n そして一機運用なので細かい動きに対応できるように指も細やかに動かせる繊細なマニピュレーターを開発したのだが、結果的には通信機能を廃止した変わりのハンドサインに使えるマニピュレーターとなった。\n",
          "part_type": "part",
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "機体バランス調整",
          "description": " サイベリアンカスタムは通信機器全般に使用する機器を排除し、機動性を上げる仕様である。\n 通信機器を外した為、バランス調整をやりなおし、補助的にいくつか補助スラスターを増設。機動性を上げるカスタマイズが行われた。",
          "part_type": "part",
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "コクピットブロック",
          "children": [
            {
              "title": "パイロットとコパイ二名の操縦スタイル",
              "description": " 本機はアメショー、ペルシャと同じくパイロットとコパイ二名の操縦スタイル。以前よりも大型化した事によりコパイ席が狭いという問題も解消された。\n\n",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "操縦作業の分担化",
              "description": " 本機は以前までの鍋の国のI=Dよりもパイロットの操縦の分担化に成功した。これはコパイシートに余裕ができ、関連計器をサブシート周りに取り付けれる事ができるようになった事が理由である。\n\n メインパイロットは白兵戦を含めた機体の操縦。コパイ1が照準装置、射撃管制、兵装システムム、レーダーの管理と操縦の補助を担当。コパイ2がセンサーの管理、ダメージチェック、出力調整、戦術分析担当、レーダーのサブ管理作業を分担。\n\n 移動と白兵戦、射撃、その他各種の管理と三つに作業を振り開ける事での効率化を図った。簡易ながらもコパイ2の作業をコパイ1が担当したりする事もできるので機体への熟練度によって作業を振り返る事も可能。",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "コパイロット2の重要な役割",
              "description": " パイロットとコパイロットの役割を分担する事により、戦闘時の負荷を分散している。その中でもコパイ2の役割は重要だ。\n\n コパイ2は前記のように機体の管理を担当しているが、それ以外にレーダーのサブ管理と戦術分析を担当している。これは同時に出撃している他機体や歩兵と連携を取る為に戦闘全体の状況のハンドサインの指示、モールス信号の解読なども含まれている。\n\n パイロットが操縦、コパイ1が射撃担当であればコパイ2は指揮官の位置づけである。要は戦車における操縦手、砲手、車長の役割を与えたのである。\n\n",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "パイロットシート",
              "description": " 通常I=Dにしては大型になった本機は各種強化と共に長期戦闘に対する対処も行われた。パイロットシート、コパイシートの座り心地である。\n ペルシャ以前まではコクピットの広さの関係と四足歩行形態と二足歩行時のコクピットの向き、体勢優先で調整が満足にできなかった。しかし、今回はサスペッションの改善と衝撃緩和材を組み合わせて快適に操縦できるように工夫がなされたのである。",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            }
          ],
          "expanded": false,
          "part_type": "group"
        },
        {
          "title": "宇宙活動能力",
          "part_type": "group",
          "children": [
            {
              "title": "大型ブースター&プロペタントタンク ",
              "description": " 宇宙戦想定のバックパック。 \n 宇宙戦においての移動や機動戦闘などを考慮し、宇宙戦時には背部に大型のブースターとプロペタントタンクを装備する。もともとはこの装備は標準装備の予定であったが、地上においては機体バランスが悪くなり、よっぽどの名パイロットでないと操縦できないということで戦場によってバックパックを変えるという手法が取られた。 \n この装備をする事により、宇宙での戦闘、行動能力が飛躍的にUPした。また、簡単に取り外しできるようになっており、状況によっては長距離移動用装備として使う場合も想定している。 \n\n",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "機体各種スラスター",
              "description": " 本機は共和国I=D最初の宇宙戦対応機体として開発が行われた。宇宙といえば推進力。バックパックによる宇宙用ブースターの開発と同時に機体各部のスラスター配置に関しては慎重に検討を重ね、バックパックがない状態でも宇宙で行動できるようにと設計が行われた。……ちなみに今回四足歩行形態を廃止した理由の一つに機体各種のスラスターを付けたまま四足歩行を使用とするとバランスが崩れるという理由があったともされている。\n 今後、宇宙戦用の変形機体を開発するとした場合、それぞれの形態でのスラスター各種装備の配置バランスは今後の課題と考えられる。",
              "expanded": true,
              "part_type": "part"
            }
          ],
          "expanded": false
        },
        {
          "title": "ブースター・ポッドと増設燃料タンク(地上用バックパック )",
          "description": " ブースター・ポッドと増設燃料タンク\n\n 地上戦において装備されるバックパックである。初期設計では地対空両用スモールミサイルランチャーとブースターを搭載し、地上・対空戦闘用として使用するバックパックとして想定されたが、開発コストや搭載装備、技術力の関係で断念された。 \n\n 2基のブースター・ポッドと増設燃料タンク、それと足のスラスターを併用して地上戦でも高機動戦をできるように装備される。ブースターポッドのノズルは左右上下に向きを変更可能であり、移動時に最適な方向へ向くようにプログラムされている。またブースターの出力を上げる事でジャンプの滞空時間を上げる事も可能。浮遊するまでの出力は稼げないのであくまで滞空時間がのびるだけである。 \n",
          "part_type": "part",
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "夜間戦闘対応装備",
          "description": " 一つ前の世代のI=Dであるペルシャでも装備されていた暗視スコープ(熱線暗視装置とレーザ測遠機内蔵)、指向性マイクや、捜索用、追尾用に分けられたレーダー、敵味方識別装置を搭載。\n さらにサイベリアン系列としてはセンサー強化として赤外線センサー、双眼鏡機能、カメラ機能(動画も可)が搭載されている。\n\n \n ",
          "expanded": true,
          "part_type": "part"
        },
        {
          "title": "ダミーバルーン",
          "description": " おとりや目くらまし用の風船である。宇宙、地上問わずに使えるように種類が数種類ある。宇宙ではサイベリアンや隕石のダミーバルーンを射出し、相手をかく乱するように使われる。金属皮膜を蒸着させ、内部に熱源を持たせてレーダー等の対策を行っている。\n 地上では飛べないサイベリアンのダミーバルーンを飛ばしても意味がないので、猫の顔の風船を飛ばす事にしている。これは敵の不意を狙えるかもしれないという事や、おとり部隊が使えば相手への牽制になるのではないか? と用意された。\n\n 本体各部(手や足)から射出できるようになっており、サイベリアン完成後は各国独特のダミーバルーンが作られ、各国独自性があらわれる装備となった。",
          "expanded": true,
          "part_type": "part"
        },
        {
          "title": "白兵距離戦闘行為",
          "part_type": "group",
          "children": [
            {
              "title": "輝きの剣",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "基本スペック",
                  "description": " いわゆる光の刃。本体は柄。通称輝きの剣。白兵戦で使用する武器。腕の部分に収納可能なハードポイントあり。バックパック装備に影響されずに使用が可能な武器の一つ。\n エネルギーは機体本体に接続する形と本体の柄部分に収納されているシャイニング電池を併用してエネルギーを使う方法がある。\n\n 技術的な面からあまり長く輝かせておくのは難しい(もったいない)ので状況に応じて手動で光を出し入れ可能にしているが、長時間常時使用をした場合、機体本体のエネルギーを食う事になるのではあまり向いていない。元々サイベリアン系列機体のメイン運用は射撃戦の為、白兵戦を行うのは非常時の短時間使用という扱い方がメインになると判断した結果の武装である。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "回転切り",
                  "description": " シャイング電池を使用中は輝きの剣を自由自在に動かせる。\n なので持ち手を変えたり、坂手に持って切りつけたりもできる。また、手首を回転させて回転切りをする事により攻撃範囲を広げる……という変則的な使い方もできる。\n もっとも、白兵メインの機体ではないのでそこまで戦闘での出番はないと思われる。\n",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "長時間使用の場合",
                  "description": " 輝きの剣使用時は手のひらからケーブルを有線接続させて直結、本体の鍋式ジェネレーターからのエネルギーを使う方法により長時間使用をする事ができる。\n といっても前記のように戦闘時に使うのは本機のエネルギーの関係上あまりよろしくない。なにより、有線接続なので複雑な動きをするとすぐ絡むのだ。\n その為、船外作業中などの非戦闘時がメインの使用方法である。\n",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "合図としての使い方",
                  "description": " 輝きの剣の利点は光であるという事である。それは光の出し入れや振り方によって光による合図ができるという点がある。\n サイベリアンカスタムにおいては光によるモールス信号があるのでそこまで必要ではないかもしれないが、輝きの剣による光の合図パターンはサイベリアン系列機体のコクピット内でデータとして収納されており、確認できる。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": false
            },
            {
              "title": "D・ランス",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "採用理由",
                  "description": " 近接用武器のドリルランスである。\n ドリルサンスの採用は今までよりもI=Dが大きいので大型の武器が使えるのでより破壊力を求めたということ、またペルシャもまだまだ現役で使っていける事を考えるならばペルシャができない事をできる方が良いという結果から開発された武器である。\n 武器の形状自体はとある国民の趣味ではあるが、今までのアメショ、ペルシャよりも大きくて目立つサイベリアンがドリルでギュンギュンなる武器を持って唸らせているとおとりとしての効果があるのでは? または威圧効果を出せるのでは? などといった考えもある。\n\n 開発段階ではドリル部分をミサイルのように飛ばしたいという開発者もいたがまぁ、落ち着けと諭されたというエピソードがある。\n ",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "作業用ドリル",
                  "description": " D・ランスは武器ではあるがどちらかといえば宇宙でのデブリ分解作業や地上における岩堀作業を想定した装備である。アメショ(シャベル)と併用すれば工兵の真似事もできるだろう。\n また、輝きの剣が腕に収納される武器であり、常時発動は難しいので展示会などの際を踏まえて他に手持ちの白兵武器があった方が見栄えがよかろうという意見もあったと言われている。\n",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "質量兵器としてのランス",
                  "description": " D・ランスはランスとして作られている。なので投擲する事もやや、想定外ではあるが可能である。マニピュレーターが細かい動きを再現してくれるので槍投げのモーションも再現できる。\n 機体とパイロットの命と比べたらランスの一つぐらい安い物である。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": false
            },
            {
              "title": "ガトリングブレード",
              "description": " ガトリング砲は手を覆う形で取り付ける装備である。ゆえに装備をすると片手がガトリング以外に使えなくなる。ガトリング砲を取り付ける時はサイベリアンカスタムの手を必要とする(なので両手につける場合は別の機体の手か、クレーン等が必要) 一度セットした後はコクピットから簡単に外す事ができる。\n\n ガトリング砲には隠しブレードが収納されており、弾を使いきった後にもブレードで戦う事が可能である。それがガトリングブレードである。両手で二刀流も可能であり、また輝きの剣と違って実体剣なので実体剣を好んだり、複合武器はロマンですよ! と使うパイロットも多い。\n",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "ガトリングパージアタック",
              "description": " ガトリングガンを外す際に装備を外すタイミングと腕の振り方、敵の位置を調整すればパージして質量兵器として使える。またはブレードを相手に突き刺してから外して敵の動きを阻害しつつ別の武器で攻撃する事もできる。\n\n パイロットによっては両手ブレードで無双しつつ、片手ずづパージして最後は機体腕に収納されている輝きの剣で戦う……という事ができないわけではないが、両手ガトリングブレードは余程慣れていないと使いこなせない。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            }
          ],
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "近距離戦闘行為",
          "part_type": "group",
          "children": [
            {
              "title": "近距離時におけるガトリング",
              "description": " ガトリングガンである。手に取り付ける形で装備し、使用する。使用中は片手がガトリング砲に包まれるので他の行動に使えない状態になる。\n ガトリング砲としての使用は中距離~近距離戦での使用を想定しており近距離戦においては弾幕を張って敵を近づけさせないような運用が可能。その場合、両手だとさらに強力。\n\n 弾が切れた後はパージすれば腕を自由に使える事ができる。パージ自体はコクピットからの操作で可能なので両手が塞がっていても問題はない。\n",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "アサルトライフル",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "性能",
                  "description": " 陸戦においてのメイン射撃武器である。宇宙でも使用は可能。\n サイベリアン系列の機体はアメショ、ペルシャなどの他の通常I=Dよりもでかいので、状況によってはおとりなどの役目を負うことになったりするかもしれない。とにかく今まで以上に目立つ可能性が高いのでそれに伴った戦略が練れるように考えられた。状況によっては突撃時にダミーバルーンを射出し、ギリギリまで近づき敵を攻撃するなどの戦法が考えられた。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "予備弾薬",
                  "description": " アサルトライフル用の予備弾薬。腰、両腕などにあるハードポイント部分に設置可能。\n サイベリアンカスタムはサイベリアンと同じく武装の種類が多い。その中でもアサルトライフルをメインとして使う任務の際には予備弾薬はかかせない。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "専用スモークディスチャージャー",
                  "description": " アサルトライフルに装着して使用する煙幕弾頭。取り付けるタイプである事、予備は機体のハードポイントに付けないといけない事から使える回数に限りがある。装備箇所が予備弾薬と被るのでどれだけ持って行くかはパイロットの感によるところが多い。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "信号弾",
                  "description": " 煙幕暖頭の弾薬を変えて信号弾にした物。\n 機体の位置を教える為に使うので救出作戦で対象を発見した時などに使用または作戦で任務達成を他の部隊に知らせる時など合図として使われる。\n ",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "チャクラム",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "切りつける",
                  "description": " チャクラムもしくは手裏剣のような武器。正確にはチャクラムに十字手裏剣の刃をつけた武器というところだろうか。\n サイベリアンは開発設計段階で20の装備を搭載する事が決定しており、ドリルランスといい、このチャクラムといい色々と試行錯誤しつつ武器を開発した……という経緯がある。\n カスタムにおいても武装としては使用されており、手で持って切りつける事ができる。持って手首を回転させれば物騒な事この上ないだろう。\n\n ",
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                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "投げる",
                  "description": " チャクラムや手裏剣を元にした武器なのでもちろん投げられる。\n 投擲武器は戦場に左右されないで使えるので例えば、I=Dは動くが、銃は動かない戦場でも飛び道具が使える……という面も想定した武器である。本機体の多種多用な武装にはそういった事も含めた上で様々なモノが採用されたのである。\n",
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                },
                {
                  "title": "鎖付きチャクラム",
                  "description": " チャクラムの応用として付属している鎖を中央に取り付けて、ブンブンと振り回して攻撃する……という攻撃方法である。サイベリアンカスタムでも定番になりつつある手首を回転させての回転攻撃であるが、一番射程が長いのでより威圧効果があると思われる。\n もっとも損害覚悟で回転の中に飛び込まれるとこっちが危険、そんな時は空いてる方の腕で輝きの剣で迎撃してあげよう。\n",
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                }
              ],
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            }
          ],
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        },
        {
          "title": "中距離戦闘行為",
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          "children": [
            {
              "title": "ガトリング砲通常使用時",
              "description": " ガトリング砲は手に取り付ける形で装備して使用する。使用中の手は他の動作には使えない。\n ガトリング砲としての使用は中距離~近距離戦での使用を想定。\n 中距離戦においては射撃武器として使用。レールガンが主に宇宙での中距離武器に対してガトリング砲は主に地上で使う武器として開発された。\n 弾がなくなったらコクピットからの操作でパージが可能。",
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            },
            {
              "title": "サイレールガン",
              "description": " 宇宙用装備。レールガンである。中距離戦用武器。\n 宇宙でのサイベリアンの役割はアビシニアンの補助である。アビシニアンは近接、白兵能力は低い。なので、そこまで近づかせないようにサイベリアンが数体でレールガンを連続で交互に休むことなく射撃することにより、敵の行動を阻害し、近づけない敵にアビシニアンの一撃を与える……という事を考えて本機体に装備された武装である。",
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            }
          ],
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        },
        {
          "title": "遠距離戦闘行為",
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          "children": [
            {
              "title": "レーザーライフル",
              "description": " 宇宙遠距離戦装備。宇宙におけるサイベリアンはアビシニアンの戦闘補助である。近づく敵にはレールガン、それでも近づいた敵には輝きの剣。ならばアビシニアンが敵と遠距離射撃戦を行っている時はアビシニアンが撃ちもらした敵を狙撃する……そんな戦術として開発されたレーザーライフルである。\n チャージが必要なので連射はできないが、元々アビシニアンと連携して狙撃する用の武器なので特に問題はなかった。\n",
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            },
            {
              "title": "グレネードランチャー",
              "description": " 地上遠距離戦を想定。様々な状況に応じて使いこなせるように開発された武器。通常の攻撃としても大変使えるモノではあるが、通常弾以外にも複数の用途に使えるように用意された特殊弾がこの武器の特徴である。特殊弾の種類は照明弾、閃光弾、煙幕弾、漆黒ガス弾。\n",
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            },
            {
              "title": "照明弾",
              "description": " グレネードランチャーの特殊弾の一つ。照明弾は主に合図やおとり、夜間戦闘時に使用される。サイベリアンカスタム自体はセンサー等により夜間戦闘が可能であるが、同時運用する機体や歩兵が夜間戦闘に対応できてない場合も多い。そんな時などに使用する事を想定している。",
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            },
            {
              "title": "閃光弾",
              "description": " グレネードランチャーから発射される閃光弾。人質救出作戦時などに便利。有視界のI=Dなどであればパイロットの目にダメージを与える事で有利な状況に持って行ける。",
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            },
            {
              "title": "煙幕弾",
              "description": "グレネードランチャーの特殊弾の一つ。煙幕により敵の狙いを妨げるといった事に使用する。レーザー遮断、暗視装置を装備した上での夜間戦闘の際の視界阻害、煙幕の煙を相手陣地へ投下することによる煙そのものでの攻撃など。",
              "part_type": "part",
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            },
            {
              "title": "漆黒ガス弾",
              "description": " 色のついた煙幕弾。主な使い方としては煙幕弾と被るが、色付きなので目印として使うといった用途にも使える。\n 視界を遮る時などに使う事が多い。",
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            }
          ],
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        },
        {
          "title": "製造と整備と管理",
          "children": [
            {
              "title": "製造段階による検査",
              "description": " 開発が終わり、テスト機体の製造を行う際には部品ごとにしっかりと検査を行う。\n 目視検査、音響検査、目視(拡大鏡使用)検査を通ったパーツを使い完璧な形での機体の仕上がりに持って行く。\n",
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            },
            {
              "title": "テストパイロットの運用と故障原因探査",
              "description": " テスト機が完成すると実際にテストパイロット(舞踏子)が試乗する。\n 試乗といっても実際に同機による模擬線や旧機体との模擬線、僚機との共同作業など様々なシチュエーションで実際に動かしてみる。動かした上で整備を行い、故障した部分、故障しそうな部分を検査し、仕様変更、そして再びテスト……を繰り返す。\n 実働時の故障率を少しでも下げる為の最後の仕上げである。",
              "part_type": "part",
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            },
            {
              "title": "開発国としてのマニュアル作成",
              "description": " 共和国共通I=Dの開発を行う際、各国で製造できるように製造、整備に関する各種マニュアルが必要とされる。(検査の仕方なども含む)\n マニュアルを読んだ上で実際に製造、整備ができるかどうか確認する為に改訂されるたびに開発プロジェクトにかかわってないマニュアル作成用のメンバーを呼び、実際に製造、整備を行い問題点を摘出し、作り直された。\n\n \n",
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              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "データ蓄積による分析",
              "description": " 今まで開発された鍋の国の共通I=D各機体で集められた製造、整備に関するデータは一括して集められ、最新鋭機体の製造、整備のマニュアル作成に生かされる。\n 以前と違う部分などには新規に作成が必要ではあるが、流用できる部分は使う。そしてこれが分析の一番の理由であるが、各国で製造、整備の際に発生した問題点やハプニングなどもデータを集め、分析、再発防止用のマニュアルに生かす形として使用し、より洗練なマニュアル作成を目指しているのだ。",
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            },
            {
              "title": "製造管理番号の義務付け",
              "description": " 共通I=Dは共和国各国で生産可能なI=Dである。生産の際には製造番号(国ごとに頭の数字が違う)が発行され、各部品ごとにも製造番号が記載される。管理は各国で行う事になるが、流出問題が起きた時は製造番号を確認する事でどこから流出したかわかる為、各国厳重に管理をおこなっている。\n 製造番号の規則性や意味などは限られた関係者しか知らない。もし流出しても突きとめれるように製造番号は一見見ただけではわからないエンジンの奥底など場所を知っていれば確認はできるが、削るには分解が必要で面倒な場所に彫っている。",
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            },
            {
              "title": "兵器としての徹底した管理",
              "description": " I=Dは兵器なので購入、搬送の際には徹底した管理が行われる。購入は基本的に各国上層部が承認した軍や治安維持期間、ISSなどの認められた公的機関のみとなる。搬送の場合において日付、管理責任者などを明確にした上で厳重な警備の元行われる。",
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              "part_type": "part"
            },
            {
              "title": "アフターサービス",
              "description": " 共和国共通I=Dを開発するという事は各国のI=Dを開発するという事でもある。開発して開発許可を認証してマニュアルを配るだけでは終わらない。\n 各国が実際に製造、整備を行った際のアウターサービスも重要である。各種質問には答え、実際に現場を見ないと答えれないような場合には出張指導を行う。\n それが開発国家としての責任であり、義務なのだ。\n \n",
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            },
            {
              "title": "各国への出張指導と要望",
              "description": " 鍋の国では開発メンバーを製造、整備に関する出張指導という名目で各国へ向かわせている。もちろん、その理由もあるが、他に大きな理由がある。\n それは交流である。共通I=Dは各国の事情によっては製造されない、もしくは製造しても使用されない状況な事も多い。共通I=Dである以上、共和国各国、大統領府の要望に応えてこその共通I=Dである。\n 製造などの質問のような形式ばった交流では確認できない生の声を聞く為に、利用者の意見を聞く為に各国へ向かうのだ。\n なお、出張に出発する際には各国それぞれソウルフードがあるのだし、好き嫌いもあるだろうから鍋料理するならちゃんと嗜好好みを聞いてからにするように、せっかくの他国なのでその国の料理を楽しんできなさい……と上司に言われるのが定番となっている。",
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          ],
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          "part_type": "group"
        }
      ],
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    }
  ]
最終更新:2017年08月14日 06:53