BBQ準備

商品選びから調理のポイントまで! バーベキューガイド

家族や友達、恋人とBBQを楽しみたい。でも、初めてだから不安…。そんな人のために、道具選びからBBQをする上で大切なポイントまでを分かりやすく解説します。本特集を片手に、あなたも自然の中でしか体験できない美味しい空気と料理を味わってみませんか?
イラスト/ホンダチヒロ

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毎日着たい、アウトドアウェア。

wktkな前日 BBQ前日は準備にいそしんで!

BBQをするときは現地で食材を買い、調理するという人が多いですが、下ごしらえはあらかじめしておく方が断然good! 作業スピードを大幅に短縮できるので、自然を満喫する時間に充てることができ、有意義に過ごせます。

下ごしらえは自宅で行うのが◎

現地で食材を買い、火を起こしながら肉を切り分け、野菜を洗って皮を剥ぐ。そんな流れで作業する人が多いですが、BBQ場周辺では水回りの設備に制約があることも多いので、下ごしらえはなるべく自宅で行う方がよいでしょう。その方が作業時間を短縮でき、有意義に自然の楽しさを満喫できます。

メリット1

調理の時間を短縮できる
現地では道具の用意や調理など、やることがたくさんあります。これらの作業をなるべく減らすためにも、食材は予めカットしておきましょう。クーラーボックスを使用すれば、食材も傷みません。

メリット2

余計なゴミを減らせる
包装などのゴミは思った以上にかさばる上、4人分程の量でもゴミ袋一杯になるほど多いものです。最近はゴミの持ち帰りが利用条件に含まれるBBQ場も多いので、自宅で極力減らしましょう。

メリット3

清潔な環境で食材を扱える
砂ぼこりが舞っていたり、水場が近くにないなど、BBQ場は調理をする上で清潔でない場所も多々あります。特に夏場は食あたりも怖いので、なるべく清潔な環境下で準備してください。

食材別下ごしらえのポイント

現場で効率的にBBQを楽しむためにも、ポイントを押さえて事前に下ごしらえをしておいてください。ここではBBQの代表的な食材、肉・魚・野菜を下ごしらえするときのポイントを伝授します。BBQ場での調理時間短縮を図るためにも、各ポイントに従って手際よくこなし、当日の自由時間を増やしましょう。

肉

脂身などを取り除き、
簡単な下処理をおこう

余分な脂肪や筋、裏側の薄皮などをカットしておきましょう。こうすることでグッとカロリーが抑えられます。なお、ソースなどに付けで味を染み込ませるなら、時間がかかるので注意が必要です。

魚

骨などを取り除いて、
極力調理の手間を省く

魚は予めはらわたなどを取り出し、身をさばいておくと現地での調理がスムーズです。また、骨や皮なども取り除いておくと後で食べやすいです。毛抜きなどの道具も使用して、作業しましょう。

野菜

ヘタを取って
きれいに水洗いしておく

トマトやナスなどのヘタや、シイタケの石突きなど、野菜は余分な部分を処理しておくと現地でのゴミが減ります。切った後は乾燥を防ぐために、ビニール袋などに入れて持ち運んでください。

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BBQをスムーズに始めるためにも 積載時にもポイントあり!

車に荷物を積み込む。ただこれだけですが、慣れないと思いのほか苦労すると思います。車に積みきれないなんてことにならないように、しっかりとジャンルごとに分類してまとめ、以下のポイントを押さえてきれいに納めましょう。

積載イメージ

Point1 クーラーボックスはなるべく手前の出しやすい位置に

BBQ場に向かう途中で、食材や飲みものを買い足すことも多くあると思います。これを考慮して、後からでも取り出しやすいなるべく手前に収納するとよいでしょう。

Point2 グリルはなるべく下に置く

グリルは比較的重たいので、できるだけ下に置くのが◎。また、灰や油などで汚れやすいアイテムなので、下に置いておけば他の荷物に汚れが移りにくいです。

Point3 組み合わせを工夫して隙間なく入れる

なるべく収納スペースに合ったコンテナを使いましょう。荷物間にすき間ができる場合は、壊れにくいアイテムを間に埋めると、移動中の荷物の移動を防げます。

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肉を制する者はBBQを制する!? ただ焼くだけじゃ× 肉の知識を知ろう!

BBQと言ったら肉! そして、BBQ=野外で肉を焼くというイメージが強いですが、何でもかんでも焼けばいいというものでもありません。BBQに向いているの部位や焼き方など、美味しく食べるためのポイントを紹介します。

牛肉 じっくり火を通して本来の味わいを引き出そう

BBQにおける基本的な調理方法は、じっくり焼いてスモークを加えるやり方。選ぶべきは脂身の少ない赤身肉です。脂肪が多いと油が溶けて煙が立ち、すっぱくなるので注意しましょう。

豚肉 低温でじっくり時間をかけて焼き上げて

豚肉は脂身にうま味があることから、スペアリブなどの骨付き肉が人気です。レアで食べることも多い牛肉と違い、豚肉はしっかりと中まで火を通して、食あたりに注意してください。

鶏肉 軽く下味を付けて、淡白さを払拭しよう

豚肉と同様にしっかり火を通す必要がある鶏肉は、味が淡白なのでソースと絡めて焼きあげるケースが多いです。軽く下味を付けて皮から焼きあげていくと、美味しく仕上がります。

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帰るまでが遠足! 片付けるまでがBBQ!! 立つ鳥跡を濁さず。最後の最後まで手は抜けない!

楽しいBBQを終えたら、後片付けも抜かりなく行いましょう。それぞれは些細なことかもしれませんが、こうした細かい気配りが後片付けの効率に大きな差を生みます。BBQ場のルールに従って、責任を持って処理してください。

片付けの心得1

調理と同時に片付けも始める
調理の合間に使い終わった調理器具を片付けるなど、必要なくなった器具は順次片付けて、次の作業を円滑にするための準備をしながら行いましょう。全てをBBQ後に行うと後が大変です。

片付けの心得2

料理は灰にしないのがマナー
灰にしてしまうとせっかくの食材がもったいないだけでなく、片付けも面倒になります。参加者の食べるペースに気を配りながら調理して、無駄なゴミを増やさないように注意してください。

片付けの心得3

グリルは熱いうちに掃除を始める
金属質のグリルは、その性質上、冷えてくると付着した油や汚れが固まってしまい、落としづらくなります。熱が残っているうちに汚れを落とせば楽に片付けられるので、調理後に片付けましょう。

片付けの心得4

油汚れは早めに片付ける
油汚れは時間が経つと冷えて固まるので、その分洗い落すのが面倒になります。例えば食べ終わった食器もさっとペーパータオルなどで拭くだけでも、格段に汚れが落ちやすくなります。

片付けの心得5

全員で片付ける雰囲気を作る
面倒な作業を数人だけで片付けて、その横で遊んでいる人がいたらなんとなく気まずい雰囲気になりますよね。参加者全員が片付けに取り組んで、最後まで楽しい雰囲気で終えましょう。

片付けの心得6

"来た時よりもきれい"を心がける
自然と触れ合うBBQでは、「来た時よりもきれいに」を心がけてきれいにするのがマナーです。次の利用者はもちろん、使用した自分たちBBQも充実した気分で終えることができるハズです。

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製品選びのポイントを教えます! オートキャンプ必需品リスト

 

 

最終更新:2014年04月25日 08:07