これらの事例からわかるように、パソコンが起動しない時に試しておきたい対処法として メモリーの再装着というのがあげられます。必要に応じてクリーニング、メモリーテストも行うという感じです。
メモリーを抜いた状態で電源ONするとメーカーによってピープ音が鳴りますが、これは”メモリーがないよ”というマザーボードのお知らせです。つまり「メモリーがない」ということを正常に認識していることになるので、逆に言うとマザーボード(BIOS)は正常に機能している可能性があるということになります。
なぜこうしたメモリーの一時的な問題で起動不良になるかと考えてみると、一つは帯電があるのではないかと思います。暖房器具で室内が乾燥、パソコン内やメモリー周りに埃がたまっている、停電やフリーズで強制終了したパソコンのメモリー付近の帯電などが影響しているのではないかと思います。
実際にこのトラブルは、季節としては秋や冬など空気が乾燥する時期や、暖房器具を使い始めた時期、強制終了した後に多く起きています。
ちなみにNECやFujitsuでもパソコンの帯電による起動不能は認めているようで、起動しない場合のトラブルシューティングにも載せています
パソコンが起動しないときの対処法まとめ。このどれかで起動するかもしれないので試してみるといいかもしれません。
再発防止策としては下記のような点があげられます。
埃が多いと帯電したりトラブルが起きやすいので、パソコンのクリーニングも検討するべきかもしれません。
メモリーが壊れていないかどうかは、メモリーテストで調べることができます。
電源投入後、ビープ音 (Beep音) がなるという場合は、何かの部品が壊れている・問題があるということです。
メモリーやグラフィックボード、内蔵グラフィックなどの故障でなることがあります。ビープ音にも意味があるので参考にするといいでしょう。
http://www.pc-master.jp/blog/trouble/2534.html