遠方に住んでおり、普段あまり会うことができないような方の場合、喪中はがきを受け取って初めて不幸があったことを知ることも珍しくありません。
この場合は喪中見舞いとして、ご挨拶を頂いたことのお礼と、ご不幸を知らずにいた事へのお詫びの言葉を入れるようにしましょう。そしてこちらからも新年の挨拶(年賀状)を控えることと、お悔やみの言葉や励ましの言葉を入れるようにします。
さてここで、香典や線香なども送ったほうがいいのではと、気を使う方もいます。どうしても送りたい場合は送ってもいいのですが、一般的にはそこまでする必要はありません。
喪中はがきで初めてご不幸を知ったということは、ご不幸があったときに遺族の方が、弔問までは必要ないと考えて訃報を知らせなかったことになります。
最近では身内だけでひっそりと、お葬式を済ませる家族葬も増えています。また遺族の方もお香典やお線香を受け取ると、その返礼をしなければならず手間を取らせてしまいます。この辺は遺族の気持ちを察して、お悔やみの言葉だけに留めておくほうが無難です。
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