6月9日
6章:細胞骨格
○G-アクチン分子が連なっている
○G-アクチン分子にはATPが結合しており、ATP状態では+端へ結合しやすいが、ADP状態では結合が取れやすくなる。
○-端ではATP加水分解によりADPとなったアクチン分子が外れていき、ADPが再びATPになり次第+端に再結合する(トレッドミル)。このように、固定的なものではなく、動的なものである。
○細胞の運動
○細胞分裂のくびれ(収縮環)
○卵割(受精卵の初期分裂)
○原腸陥入
○神経の軸策(神経細胞のながく飛び出たやつ)の成長
○白血球の食作用にも関与
モノマーはα―チューブリンとβ―チューブリンの複合体
○紡錘糸
○繊毛、鞭毛等運動期間の中を貫いている
これも微小繊維同様トレッドミルを起こし伸び縮みする。因子はGTP(GDP)である。
○運動
○細胞形態の保持
○物質輸送のレール
- ダイニン・キネシン:微小管レールの上を滑る代表的なタンパク質(トロッコ)
燃料はもちろんATP
- 中間径繊維:非常に長いα―へリックスを束ねたもの。細胞の支持をする。
- ミオシン:アクチンに結合するモータータンパクで、微小繊維との相対的な滑り運動を起こす。骨格筋ではミオシンフィラメントとアクチンフィラメントの相互作用による力強い運動を生む。
最終更新:2011年08月16日 01:03