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剣山~三嶺(四国)縦走

2009年5月2日(土)~5月4日(月)
メンバー:ウォーキングマン・ふくちゃん・いくさん

5月2日(土)晴れ
6:00茨木出発。名神高速-第二神明-明石海峡大橋-神戸淡路鳴門自動車道-徳島自動車道-
美馬IC-R438で見ノ越Pに向かう。

高速道路は阪神高速が混んでいたが、明石海峡大橋から淡路島はさほど混んでおらず、徳島に入った
付近が若干込んでいたぐらいで、大渋滞には巻き込まれず順調にR438に入れた。見ノ越までの道は
沢沿いにクネクネとした細い山道。山には藤の花がたわわに咲いて目を楽しませてくれる。
山間の「田舎で暮そうよ」(注:屋号です)で手打ちうどんをいただき腹ごしらえする。ぶっかけうどん
(500円)を注文。桜エビのから揚げに柚子の醤油と七味でいただくさっぱり味。歯ごたえしっかり、のど
越しすっきりの絶品で、後に山行中思い出してはまた食べたくなるような魅惑の美味しさであった。
12:30見ノ越P到着。無料駐車場はすでに満車で、お土産屋さんの駐車場がお店で何か買えば無料との
事で駐車する。ロープウェイで上がる観光客を尻目に13:00剣神社から入山。ところが鳥居の階段を登り
西島までの急登ですでに荷物の重たさか?眩暈と動悸で休止したくなり先行きが不安になる。



40分かけてゆっくり登り売店前で休憩を取るとようやく落ち着いてきた。何とか元気を出し剣山山頂
を目指す。14:35観光客で賑わう山頂に到着。

四国最高峰の威厳(?)は無く人工物も目立ち全く落ち着かない。しかし、山頂より西に広がる次郎笈
までの緑の笹に覆われた稜線が気持ち良く延び、今から始まる縦走の気分を盛り上げる。背中の荷物
の重たさにも徐々に体が馴染んできて元気が出てくる。稜線歩きは全く持って気持ち良く、峠まで快調
な下り。だが鞍部から次郎笈までまたもや喘ぎながらの急な登りになる。頂上を標識がわかり難く少し
行き過ぎてしまうが15:50山頂に。休憩の後、そこから少し下りた所に水場があり、今晩の水を確保し
笹の稜線から離れ樹林帯を丸石避難小屋に向かう。途中、ラジカセからクラッシックを流しながら歩く
単独の人と一緒になるが、山の鳥の声や登山道を歩く靴の音等に混ざり不快な感じがし、なるべく同
じにならなければなぁ~と思っていると彼も同じ避難小屋に泊まるらしい。17:25避難小屋に着くと他
に外国の学生達が4人程とクラッシクの彼に2~3人の先客がおり、小屋内は暗いし狭いのでテント泊
に決める。広いテン場は見当たらず時間も遅くなるので登山道をわずかに外れた所に幕営する。
夕食は、ウォーキングさんがシェフの腕を振るい、アボガド焼き・鮭のホイル焼き豚丼と手際よく調理、
贅沢な食事となる。塩気と淡水化物が明日の元気の源になりそうな予感・・
                                                       歩程4時間30分



5月3日(日)曇り時々晴れ
6:10起床。8:20出発。テントを撤収後、いきなりの高ノ瀬までの急登。
9:00ピークで休憩していると、東京から昨日徳島に着きその日は遅いので剣山に泊まり今朝次郎笈
を経てきたと言う元気な中高年のグループと一緒になる。昨日のきつい行程をすでに朝からこなし今日
は私達と同じ所を目指すと言うのだからかなりの健脚集団だと思う。高ノ瀬からは、枯れ笹の藪を漕い
で行き石山分岐を過ぎ白髪避難小屋に向かう稜線に出ると正面に三嶺の美しい山容が見え始める。
(遠いなぁ・・)この頃より天候も徐々に快復してきて、晴れ間がでて四国の山々がよく見える。
(四方八方山です)白髪山分岐を過ぎると三嶺に真っ直ぐ向き合いピークまでの稜線のアップダウンが続く。
カヤハゲを過ぎた辺りより一旦樹林帯に入ると最後の急な登りが待っていた。三点支持や鎖場の場面も
出てきて背中の荷物が振られないように慎重に登る。
13:10三嶺頂上到着。今まで辿ってきた剣山からの道のりが見え、「自分の足で歩いてここまで来たんや
なぁ」と縦走の感動と充実感が込み上がってくる。記念写真を撮りゆっくりと景色を堪能する。展望最高の
稜線を下り大タオを過ぎ西熊山までダラダラと登るが、これがかなりじんわりと全身に堪える。



15:15やっと今日の宿泊予定のお亀岩に到着。下った所に避難小屋があるが、混んでいそうなので
今夜もテン泊に決定!テントサイトの標識に従い向かうが笹原の中に道が不明慮で探し回り15:30
にやっと到着。テント一張りが精一杯のスペースで今晩は貸切り状態。快適なテン場に今晩もシェフ
の美味しい料理に疲れもぶっ飛ぶ!きのことベーコンのガーリックバター炒めプチトマトのハーブ岩
塩焼き・ニラとキムチのチジミ・玉ねぎのスライス。お腹が満ちた頃に日が暮れ、テントに入りお酒を
少々いただきながら楽しい時間が過ぎる。翌朝が早いので適当に就寝。夜中、シカの鳴き声が響く
・・(キョ~ン!)
                                                        歩程7時間10分

5月4日(月)曇り
4:00起床。5:30出発。天狗峠までの道のりはヤセ尾根もあり慎重に登る。峠を過ぎると笹原が続き
天狗塚まで引き込まれそうな稜線が続くが、帰りのバスの時間を考え登らず西山林道を下る事にする。
ところが、標識に従い「西山」方向に下り始めるが、どんどん道が不明慮(けもの道?)になり違う事に
気付く。同様に間違う人が多いのか戻った踏み跡があちらこちらにありそれも紛らわしい。一時間程
のロスがあり標識にもう一度戻り指示方向に疑問を持ちながらの正しい西山登山道を下って行く。
ザレた急な下りが続き足に疲労がたまる。でも登山口付近はモミジが多く新緑がとても美しく癒される。
(きっと秋には紅葉して綺麗だろうなぁ・・)途中、ふくちゃんがコシアブラの木をみつけ収穫。登山口
より林道が続くが、こちらも余り人が入らないのか標識も全く無く赤テープも不親切な感じで2度程道
に迷う。時間的につくづく天狗塚に登らなくて良かったと実感する。植林の杉林を下りきると沢沿いの
舗装した林道を久保の集落まで歩きバス停へ。

9:40バス停到着。10:18発バスに乗車。11:18見ノ越P到着。 
                                                          歩程4時間10分

木綿麻温泉(ゆうま温泉)(400円)で汗を流し、一味違う徳島ラーメンとおでん(かなり甘め?)
を食べ帰阪。

新緑の山を想像していましたが、笹がまだ芽吹いていない感じで枯れ笹が目立ちました。只、笹に覆わ
れた稜線に登山道が真っ直ぐに続く景色に感動!アップダウンが多く荷重なので足が疲労しますが久
しぶりにダイナミックな縦走を楽しむ事が出来ました。剣山が百名山との事ですが、断然、三嶺の方が
形も美しいし頂上からの眺望も素晴らしと思いました。テントを担ぐのは荷物ですが、暗い避難小屋より
何倍も快適です。自然と一体になれる所も気持ちいいですね。 また、四国の山も訪れたいと思いました。

                                                                                                                                                         いくさん

最終更新:2011年04月22日 21:36