第一章
ここでは、興味がある、これからはじめたい
そんな方を後押しできるように難しいことは極力はぶいて簡単に説明します。
まず、はじめにこれだけ言っておきます!
何にもいりません!
もうこの時点で誰でもできますよね。
極論を言うと、カクテル作りに絶対に必要な道具は何もありません。
シェイカーでシャカシャカやったり機材を使ったりしなくてもカクテルは作れます。
じゃあカクテルってそもそも何だろう?
『グラスに直接材料を入れてかき混ぜること』それを『ビルド』といいます。
そして、『グラスの中でお酒を混ぜ合わせたもの』、それが『カクテル』です。
どうですか?簡単ですよね。お酒さえあれば誰だってできちゃいます。
今夜でも明日でも、晩酌のときでも誰かと呑んでいるときでも
たった一度でいいですからお好きなお酒を混ぜてみてください。
適当でもノリでも結構です。
『カクテルを作った』
そう思えた瞬間から、きっと今まで以上にお酒が楽しくなります!
居酒屋でも取り扱っているような簡単な組み合わせも紹介しておきます。
カシス酒 45ml オレンジジュース 適量
グラスに氷、カシス、オレンジジュースを加えかきまぜる。出来上がり☆
オレンジジュース オレンジ半分程度 レモン・ジュース レモン4分の1程度 ドライジン = 30ml
グラスにオレンジジュース、レモンジュース、ドライジンを加え炭酸水で割る。出来上がり☆
カルーア 30ml 牛乳 90ml
グラスに氷、カルーア、牛乳を加えかき混ぜる。出来上がり☆
第二章
さて、ここまでは誰でも簡単に作れるとお話しました。
そろそろ、『バーテンダーさんいらないじゃん( ̄v ̄)』という声が聞こえてきそうですが
『おいしい』『綺麗』『楽しめる』カクテル作りになるとそれなりの道具と知識が必要になります。
ここでは最低限揃えたい基本的な道具を紹介します。
基本的なカクテル作りの道具は
シェーカー
シェーク(混ぜる)時に使います
混ざりにくい材料をすばやく混ぜ合わせ、同時に冷やすための道具です。
又、シェイクすることで材料に空気が含まれて、お酒同士のカドがとれまろやかな口当たりになります。
メジャーカップ
お酒の分量を計るために使います。
バースプーン
ステア(かき混ぜる)時に使います。
バースプーンを正しく使いこなすことが、バーテンダーへの第1歩です。
柄の部分が常にグラスの側面に沿うようにスプーン自体をクルクルと指先でまわします。
コツをつかめば簡単ですが、最初は思うように回りません。
スプーンの反対側はフォークになっていてビン詰めのオリーブやチェリーなどを取り出したりするときに使用します。
この3点です。これさえあれば気軽にバーテンダー気分を味わうことができます!
これで道具の説明も終わりです。
ここまでどうだったでしょうか??
道具を使うにしろ使わないにしろ簡単だったはずです。
あとは『やれるか、やれないか』じゃなく、『やるか、やらないか』だけです。
このページでの説明はこれで終わります。
ここからは自分が作りたいお酒やパフォーマンスによって進む方向性が変わってくるので、自分のやり方で突き進んでください。
好きなお酒やパフォーマンス
それらを試行錯誤しながら技や味を磨き、なにより楽しむ・・・
願わくば、このページを読んだ方全員が趣味、仕事関係なく楽しんで続けてほしいです。
こだわりアイテム。
ドイツ発のデザインブランドTROIKA社製のおしゃれなシェーカーです。
シンプルな『バーキーパー』と、曲線が美しい『バーレディ』の二種類でスマートにカッコよくお酒を楽しめます!
それぞれのボトルキャップには、CUTEなヒゲと唇のイラストがさりげなくお洒落を演出!
どこのお店にも置いてあるカクテル用の柄の長いスプーンです。
最終更新:2008年10月15日 04:56