ロール・フォー・ザ・ギャラクシー/勢力タイル(全9種)
本拠地タイルとともに配られる初期ワールド&デベロップ。
◎No.1
「宇宙海賊」&「秘密要塞」(基礎点:2)
・宇宙海賊:デベロップ
コスト(得点):0
出荷:このフェイズ終了時、君の住民枠にある軍事(赤)ダイス2個につき+$1(端数切り上げ)
・秘密基地:ワールド(灰)
コスト(得点):2
ゲーム開始時、君の住民枠に軍事(赤)ダイスを1個得る。
コメント:
デベロップ(意味:開発)・・・宇宙海賊って開発されるものなのか?(-ω-;)ウーン
軍事バンザイな初期勢力タイル。宇宙海賊は切り上げなので1個でも+$1もらえる。
出荷時に軍事ダイスに応じて$が稼げるってことは、つまり、ねぇ? お仕事してきたってことだねw
◎No.2
「異星種族考古学」&「異星種族文字遺跡世界」(基礎点:2)
・異性種族考古学:デベロップ
コスト(得点):1
探査:異性種族技術(黄)の探査担当で備蓄する場合、(+$2ではなく)+$4。
・異星種族文字遺跡世界:ワールド(灰)
コスト(得点):1
ゲーム開始時、君の住民枠に異星種族技術(黄)ダイス1個得る。
コメント:
プチ異星種族系初期勢力タイル。『*』(ワイルド)を3面も持つ、使いがっての良い黄ダイスを1個ゲットできる。
デベロップの方はやや地味。でも、通常の備蓄は、労働者回収に$1使うので実質+$1。
それが実質+$3になるのは資金繰りの面でありがたい。エイリアン技術の調査は金になるらしい。
複数の黄ダイスを投入すれば恩恵もその分増える。が、まぁ、備蓄ばっかりしていても勝てないw
◎No.3
「消費市場」&「宇宙モール」(基礎点:3)
・消費市場:デベロップ
コスト(得点):3
生産:このフェイズの終了時、嗜好品(水色)ワールドに置かれている製品1個につき+$1。
・宇宙モール:ワールド『生産惑星:嗜好品(水色)』
コスト(得点):0
ゲーム開始時、君のカップに嗜好品(水色)ダイス1個得る。
コメント:
嗜好品(水色)勢力タイルその1。
「消費市場」は水色の生産ワールドに製品があれば、1個につき+$1になるありがたい効果。
で、「宇宙モール」は水色のダイスを増やす、水色の生産惑星。非常にかみ合っている。
水色の製品は出荷(交易)しても+$3とイマイチなので、出荷(消費)でVPを狙いつつ消費市場で小銭を稼ぐのも悪くない。
水色生産ワールドが増えると相乗効果も期待できるので、あとはワールドタイルの引きに賭けるのも手。
RftGの鉄板コンボがお手軽に狙えるが、ダイス目はさてさてどうなるやら?w
なお水色は生産出荷の目が2個ずつある( ̄▽ ̄)人類は宇宙世紀でも経済活動にいそしむのであった。
◎No.4
「改良偵察機」&「ワームホール基地」(基礎点:5)
・改良偵察機:デベロップ
コスト(得点):2
探査:偵察時、新たなタイルを君のスタックの一番上に置いてよい。
・ワームホール基地:ワールド『生産惑星:希少元素(茶)』
コスト(得点):3
ゲーム開始時、君のカップに希少元素(茶)ダイス1個得る。
コメント:
「改良探査機」は探査(偵察)時に引いたタイルを、通常なら現存タイルの下に配置しなければいけないところを「一番上に」配置できるもの。
便利っちゃ便利だが、若干地味。プチ改良しただけの探査機w
探査(偵察)時には好きなタイルを事前に破棄できるので、まぁ、引いてから選択できるメリットはあるが代替えできなくもない効果。
ただその分ワームホール基地はそこそこの値で売れる希少元素(茶)の生産惑星で、ダイスもカップスタート。
最大のメリットは基礎点の高さか? 他の勢力タイルが2~3点中心に比べると高め。まぁ、その差分をどうキープできるかがポイント。
◎No.5
「遺伝子研究所」&「知性化ナーシュ族の生き残り」(基礎点:2)
・遺伝子研究所:デベロップ
コスト(得点):2
生産:このフェイズの終了時、遺伝子資源(緑)のダイスでおかれている製品1つにつき+$2。
・知性化ナーシュ族の生き残り:ワールド『生産惑星:遺伝子資源(緑)』
コスト(得点):0
ゲーム開始時、君の住民枠に遺伝子資源(緑)ダイス1個得る。
コメント:
「ナーシュ族の生き残り」がワールドで、しかも遺伝子資源(緑)が生産できる。
『生産』!? ナーシュ族はなんか生体カプセルに入ったイラストなんですが・・・深く考えるのはやめよう(-ω-;)ウーン
で、緑の資源は出荷(交易)で+$5にできる、高額商品。その生産惑星なんだから0点もやむなし。
上手く生産→出荷で回せれば、金回りはかなり楽。まぁ、なんで高額で取引されるか、、、やっぱし考えまい(/・ω・)/わひょい♪
遺伝子研究所の方は生産惑星の色ではなく、製品になったダイスの色が緑なら+$2。効果は大きいが緑ダイスは少々入手困難。
とは言え、セットのワールドで緑ダイス1個は確保できてるので、これまた生産→出荷の戦術とかみ合う。
ちなみに緑ダイスはワイルド『*』が2面ある高級品。知性化ナーシュ族の商品価値が推し量れるという・・・げふん。
◎No.6
「銀河宗教」&「巡礼世界」(基礎点:5)
・銀河宗教:デベロップ
コスト(得点):2
発展:このフェイズの終了時、君の住民枠にある嗜好品(水色)ダイス1個につき+$1。
・巡礼世界:ワールド『生産惑星:嗜好品(水色)』
コスト(得点):3
ゲーム開始時、このワールドに嗜好品(水色)の製品を1個得る。
コメント:
嗜好品(水色)勢力タイルにして、宗教バンザイ(/・ω・)/
巡礼世界はとりあえず最初っから嗜好品が生産されているのがプラス。
銀河宗教は嗜好品(水色)ダイスが住民枠、つまりはお仕事終了状態で待機していれば、1個+$1。
ただ条件が発展の終了時。・・・嗜好品(水色)ダイスは比較的手に入りやすい。ただし、そのダイスに発展の目が無いw
『*』が1個あるのでそれで②発展を選ぶか、発展より前の①探査(偵察/備蓄)で働くか。
あとは資金不足の居残りさせとくと、次ラウンドで回収しやすい。まぁ、下策感漂うけど・・・次策と言うことにしておこう。
銀河宗教使いにくいのがねぇ・・・『再配備』系のパワーがあるとやや強いけど。まぁ、その分基礎点は最高の5点。
なお、この宇宙帝国でだけは、プレイヤーは指導者ではなく、教祖様と呼ばれる(嘘)。
◎No.7
「生物学的適応」&「知性化水棲世界」(基礎点:4)
・生物学的適応:デベロップ
コスト(得点):2
発展:『再配備』パワーを持つデベロップは、完成に必要な発展担当が1少なくなる(1より少なくはならない)。
・知性化水棲世界:ワールド『(灰)』
コスト(得点):2
ゲーム開始時、君のカップに遺伝子資源(緑)ダイスを1個得る。
コメント:
遺伝子資源(緑)系勢力タイル。緑は人類以外の知的生命体で、人類を超えた遺伝子を持つ設定のようだ。
なのでゲーム的には異性種族(黄)に次ぐ価値を持つ。その緑ダイスをカップに保持してスタートできるのが最大のメリット。
「生物学的適応」は『再配備』のパワーを持つデベロップに対してのみ、建築コストを1下げられる。
限定的な感はあるが、『再配備』系は使いやすい効果で55枚のゲームタイル中18枚がそれにあたる。
これを多いとみるか否か? ただいずれにしろ上手いところ序盤に建築して、ダイス配備に悩まされない状況にしたい。
ワールドである「知性化水棲世界」も灰色で無生産惑星。ちと全体的に地味勢力かも。
基礎点:4と高めなのも納得。ちなみにイラストはタコかイカか・・・知性を持ってるようには見えないが、そこが恐ろしいw
◎No.8
「鉱産業」&「隕石惑星」(基礎点:3)
・鉱産業:デベロップ
コスト(得点):2
出荷:君がこのフェイズに希少元素(茶)ワールドから(交易ではなく)消費した製品1個につき+$1。
・隕石惑星:ワールド『生産惑星:希少元素(茶)』
コスト(得点):1
ゲーム開始時、君の住民枠に希少元素(茶)ダイスを1個得る。
コメント:
希少元素(茶)系勢力タイル。茶は出荷(交易)で+$4になる、そこそこの価値を持つ生産惑星。
でも鉱産業の効果は出荷(消費)した場合にのみ+$できる。+$が欲しい序盤は交易の優先度が高そう。
ただ、複数個の茶生産惑星への移住に成功すれば消費しつつ(VPを稼ぎつつ)、+$もできるので、強力なパワーへ。
茶惑星の獲得数次第で評価が激変する。
とはいえ、出荷(消費)で確実に効果を発揮できるのはありがたい。
隕石惑星はふつーの茶惑星。あんまり居住には不向きそうな岩だらけの不毛な惑星だけど、茶惑星は大体そうw
◎No.9
「壊滅植民地」&「覚醒した異性種族前哨基地」(基礎点:3)
・壊滅植民地:ワールド『(灰)』
コスト(得点):0
ゲーム開始時、君のカップに消費(紫)ダイスを1個得る。
・覚醒した異性種族前哨基地:ワールド:『異性種族(黄)』
コスト(得点):3
ゲーム開始時、君の住民枠に軍事(赤)ダイスを1個得る。
コメント:
勢力タイルで唯一、ワールド2つという組み合わせ。
他に比べてダイスを2個ゲットできるが、その分デベロップ効果なし。
どっちが有利かは判断難しいが、生産惑星が異性種族(黄色)。
出荷(交易)+6$で効率が一番高く、消費(紫)ダイスとの相性もいい。
デベロップなしでも十分のメリットはありそう。消費&生産でうまく進めたい。
にしても壊滅植民地・・・の原因は覚醒した異性種族のせいか?w