デウス
◎セットアップ
・大陸タイル = 2人:4枚/3人:6枚/4人:7枚
・神殿の数 = 2人:4個/3人:6個/4人:7個
・リソースのストック = 各プレイヤー数×5(10/15/20)
・初期配布 = 粘土、小麦、木材、石材:各1/5ゴールド/5VP/手札5枚
◎建物カード(96枚)
・ネプチューン(青/海運)【計16枚】
・ガレー船【4枚】、コスト:木材1、小麦1
「最大1個までリソースを選び、1個当たり1ゴールドで購入する。」
・商帆船【リソース各1、4枚】、コスト:木材1
『木材/粘土/石材/小麦』を1個に付き4ゴールドで売却する。
・小さな港【リソース各1、4枚】、コスト:粘土1、石材1
『木材/粘土/石材/小麦』を1個に付き4VPで売却する。
(最大6個まで売却可能)
・
◎ゲームのコツ
ちょっとしたコツ
〇勝利点の稼ぎ方
※トップ争いが40~55VPぐらい。
メインとなる勝利点
・蛮族勝利点
大陸タイルに1ヶ所ある蛮族地域。隣接地域数のVPを保持しており、周囲地域を軍事コマ含みで囲うと獲得できる。
1ヶ所あたり3~6VP。総数で2/3/4人:18/27/31VP。
拡大戦術か、引きこもり戦術かで、比重が大きく分かれる。
引きこもり戦術でも、初期値のそばの1ヶ所は抑えつつ、別ヶ所の分け前(1位タイで分配)ぐらいは稼げるように動きたい。
拡大戦術なら、2~3ヶ所を抑えつつ、タイミングを計って軍隊コマを敵陣地に派遣して、かすめ取りたいところ。
・神殿(16種)
1神殿あたり最大12VP。基本的に最大点(12点)を稼ぐ前提でプレイする。
1人あたり2枚程度。3枚出せるケースは稀。1枚は出さないとトップ争いは厳しい。
神殿は最終得点にしかならないので後回しにしがちだが、16種各1枚しかない。
一度捨てたカードを拾いなおすのは容易ではないため、中盤までには目当ての神殿を確保しておきたい。
作戦に合わせた神殿カードを引いてくるより、引いて来た神殿カードに合わせて作戦を修正する方が堅実的。
・カード効果
主に3種。ネプチューンの交易効果(「小さな港」「商港」)で資源を売却してVP獲得。
ヴェスタの効果(「集会所」「凱旋門」「各ギルド」)で建築場所、建築数を調整して稼ぐ。
ミネルヴァの効果(「アカデミー」)で建物を一色に集中して稼ぐ。
マルスの効果(「レギオン」など)でVPを分捕る。
いずれの場合も無計画にカードを使用しても大したVPは稼げないため、戦略にあったカードを選択する必要がある。
こちらも、半分はドローを頼りつつ、半分は序盤の手札に合わせて戦略を合わせることが大事。
サブだが重要な勝利点。
・資源マジョリティ
ゲーム終了時に、各資源(小麦、レンガ、石材、木材、お金)の最大所有者(同数1位タイ可)は2VPを獲得する。
5種全部で10VPにもなり、ここで勝負がひっくり返る事も良くある。
最終版ではセレスに奉納することで、資源トップを取りに行くのも良手。
・ヴェスタへ奉納
1枚奉納で1VP。2枚以上奉納で2VP。
手札を回転させたいときにミネルヴァ奉納で派手に手札補充するのは気持ちいいが、地味にヴェスタ奉納で稼ぐのもバカにならない。
〇使いやすいカード
・ガレー船【4枚】 ネプチューン(青/海運)、コスト:木材1、小麦1
「最大1個までリソースを選び、1個当たり1ゴールドで購入する。」
最序盤で建築するのにオススメのカード。使った資源は3ゴールド払ってすぐに回収でき、手札に応じて資源を選べばよい。
また出荷系の船カード(商帆船など)でVPを稼ぐなり、お金を稼ぐなり、引いたカードに合わせて対応が可能。
ただし、お金は資源で代用できないので、VPを稼ぎに行くならお金を稼ぐ手段を別に確保が必要。
・小規模な生産施設【4枚】 セレス(緑/生産)、コスト:金1
「自分の生産施設1個を指定する。その地域に対応するリソース1個を獲得する」
効果はやや微妙だが、コストが1金と安く非常に立てやすい。
しかも生産施設が増えれば、リソースの選択肢が増えるので柔軟に対応しやすい。
地味な恩恵を長く維持できるので序盤にお勧めでき、手元リソースが寂しい中盤以降でコンボのトリガーとして建てても良い。
◎参考リンク
デウスレビュー1
ある元心理カウンセラーのボードゲーム日記
デウスレビュー2
ジョーコデルモンドさんのレビューページ