18禁連載 ④

<和視点>

大学に入っても咲さんは相変わらず。
胸はぺったんこで、お尻も引き締まっていて、本当に少年のよう。
それでも、ウエストは女の子らしくほっそりとくびれていて、手を回して抱くのに丁度いいことを私は知っています。
それに、私よりほんの少し背が高い咲さんを抱いて頬を寄せると、その鎖骨の窪みにぴったりと頭がおさまるということも。
それはまるで彼女の体が私のためにしつらえてあるみたい。
私はそんな咲さんの体が大好きで、

「私も、咲さんに触れたい、抱きしめたいって、そんなことばかり考えているんですよ」

キスをしながらそっと彼女の胸に触りました。
部屋着のTシャツの下には何も着いておらず、服の上のからでも咲さんの乳首の感触がはっきりとわかります。
その小さな乳首を人指し指の腹で撫ぜながら

「気持ちいいですか?」

鎖骨に口付けを落とすと

「うん」

咲さんの小さく頷きが返ってきました。
いつも、咲さんにしてもらうばかりで自分からすることは無かった私ですが、興味が無かったわけではありません。
むしろ、ずっと愛してあげたいと思っていたので、「うん」というたった一言で胸が躍りました。

(もっと可愛がってあげますね)

気を良くしてTシャツの上から咲さんの乳首を口に含み、そっと甘噛みすると、生地に染み付いた咲さんの匂いが鼻腔をくすぐります。
暫くその匂いを楽しんだ後で口を離すと、濡れたTシャツ越しに咲さんの乳首がはっきりと自己主張しているのが見て取れました。
されるがまま咲さんが可愛くて、もっと可愛がってあげたいという欲求が沸き上がり、

「これはなんですか?」

固くなった乳首には触れないで、その周りだけを再び人差し指一本で焦らすように撫ぜたところ

「そんなこと、言わないで、和ちゃんの、意地悪…」

期待した通りの言葉が返ってきました。
私は、吐息で途切れ途切れになる咲さんの声を聞き、そしてむず痒いのを堪えているように弱々しこちらに向けられているその眼差しを見つめるうちに、
もっと、彼女を困らせたいという思いに駆られました。
咲さんをこの手の中で弄び、前後無く悶えさせたくて仕方なくなったんです。

(こんなの初めて)

こんな風に「意地悪」したくなるなんて、私自身思いもしませんでした。
けれど、初めてにも関わらず

(それもこれもきっと咲さんが可愛すぎるから)

理由はとてもはっきりしていて、私は迷うことなく初めて抱いた欲望に身を委ね、
濡れたTシャツの越しに自己主張している咲さんの乳首を優しく揉み潰しました。


<咲視点>

初めてのはずなのに、なんというか、和ちゃんは凄く『上手』だった。
私はあっという間に乳首を固くさせられて、気づいた時にもう息も絶え絶えに

「そんなこと、言わないで、和ちゃんの、意地悪…」

って懇願していた。
初めての和ちゃんに、いともたやすく翻弄させられている自分が恥ずかしくて、必死に声を押し殺そうとした。
それなのに、その人差し指で乳首を揉み潰されると、

「あぁっ、はぁん、だっ、めぇ」

呆気なく声が上ずってしまった。
鎖骨の窪みにぴったりと顔を収めた和ちゃんが小さく笑うのが聞こえて、またカァッと頬が熱くなって

「やっ、あっ、のどっ、かっ、ちゃっ、あぁん」

益々乳首が固くなるのを自覚する。
その固くなった乳首を再び躊躇い無く揉み潰されて、私は普段は優しいはずの和ちゃんが他に言葉が見つからないくらい『意地悪』になっているのを感じた。

「そんなに気持ちいいんですか?」

上目遣いで聞いてくる和ちゃんの目はとろんと薄目で、顔はのぼせたように真っ赤で、そして表情は柔らかくてなってて、
まるで麻雀で一番調子がいい時みたいな……
そこまで考えて

「あっ、あっ、ぁぁああん」

こういう時の和ちゃんは本当に凄いんだって、思い出した。
麻雀をしてる時も、こういう時の和ちゃんはまるで道が見えているみたいに無駄なく真っ直ぐに和了に向っていく。
今だって、どうすれば私が気持ちよくなるか全部わかってるはずで、つまりわかってて意地悪をしてる。

(だからきっと……)
(このままだとあっとう間にイカされちゃう)

そう思ったら、為すすべなく悪戯されてるのが急に恥ずかしくなった。
手の平の上で転がされるまま、まるで一手ずつ確実に和了に向うみたいに、あられもない姿にされつつあることに、気持ちが落ち着かなくなった。
だって、そういう風に自分を曝け出すのって初めてだから。
それで思わず

「ちょっ、あっ、待っ、のどっ、あっ、かっ、ちゃっ」

乳首を揉み潰される気持ちよさに必死に逆らいながら声を出したんだけど、

「駄目ですよ。恥ずかしくても今日は我慢して下さい」

和ちゃんには全部お見通しだったみたい。
体をよじって逃げようとしたけど、それもしっかり押さえつけられてしまった。


<和視点>

(駄目ですよ)

快感から逃げるように体をよじった咲さんを仰向けに押さえつけ、私はその内腿に手を伸ばしました。
その引き締まった太腿のすべすべした感触を楽しみながら、いつも私にする時に撫でてくれる大事な部分のまわりを時折そっと侵すと、

「はぁぁん、だめ、だ、よ、のどか、ふぁあん」

思った通り、

『気持ちよくて仕方ないよぅ』
『でも、それだけじゃ足りなくて、もどかしくて…』
『もっと触って欲しいよぅ』

と言いたげな上ずった吐息が咲さんの口から漏れてきます。
私は、恥ずかしくてたまらないのに、どうしようもなく感じてしまっている咲さんを見ているのが楽しくて、
もっと微妙な手つきで大事な部分のまわりを侵しました。
ゆったりと太腿を撫で、時折思い出したように下着に隠れた部分に軽くタッチしていると、やがてパンツ越しでもはっきりとわかるくらい、
その大事な部分がじんわりと熱くなっていきました。

「触って欲しいですか?」
「そんなっ、ことっ、なぁっ、あっ、んんっ」
「意地っ張りで可愛い咲さん」

咲さんをこの手の中で弄び、前後無く悶えさせたい気持ちで一杯になっている私は、彼女の必死な姿がたまらなく愛おしく映ります。
そうやって愛おしくなるのと同時に

(咲さん可愛い)
(必死で恥ずかしさに堪えているあなたを、もっと恥ずかしい思いで満たしてあげたいです)

意地悪したい誘惑にもかられた私は、そっと彼女のパンツに手をそえてから、これ見よがしに咲さんの敏感な芽を探し始めました。
熱く濡れている生地の上に指を這わせて間もなく、私の意図を察した咲さんが

「待っ、んっ、駄目っ、やめっ、あぁっ、やっ、のど、んっ、んっ、んn」

懇願するのが聞こえましたが、笑顔でそれを無視します。
切なげにこちらを見ている彼女の瞳から目をそらさず、やがてパンツ越しに自己主張している芽を探り当てた私は、優しくそれを引っ掻きました。
たったそれだけで

「あっ! くぅっ! うぅn! んn!」

今まで比べ物にならない位わかりやすい反応が返って来て、頭が痺れます。
彼女の目尻には今や微かに涙が滲み、その胸一杯に羞恥心が広がっているのが見て取れます。
私の思い通りになるまいと必死に耐えつつ、しかし耐えることが出来ずに乱れている咲さんが可愛くて、私は苛めたい衝動に駆られました。
それで、手つきは優しいまま、より小刻みにその芽を引っ掻いたんです。
その途端、咲さんの腰がびくんと跳ね上がったのがわかりました。

「いやぁっ!! もっ、もうっ、許して!!」
「許しません」
「駄目ぇっ!! やっ!! やだ!! のどっ、許して!!」

どうやらもう限界が近い様子です。
達する様子をしっかりと見ておきたいと思った私の

「ちゃんとイクところを見せて下さい」

という言葉は、果たして聞こえたのでしょうか?
咲さんは

「いやぁぁぁぁああああああ!!!」

私の目の前で大きく痙攣したかと思うと、やがてぐったりと脱力して動かなくなりました。


<咲視点>

しばらく起き上がることが出来なかった。
それくらい和ちゃんの攻めが厳しかったんだ。
私はまだ体中に和ちゃんの愛撫の余韻が残っているのを感じながら、

(これからどうしよう?)

って、ちょっとだけ先のことが不安になった。


続く

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最終更新:2010年06月14日 01:36
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