注意
学ランを来た和は原作とかなり違う印象を与えます。
そこに違和感を感じることもあると思いますが、お楽しみ頂ければ幸いです。
一応「いつもは天然攻めな咲ちゃんを強制的に受けにする 」というのがコンセプトになってます。
〈咲視点〉
「本気だよ?」
そう言いながら和ちゃんが唇を近づけてきた。
顎に添えられたその手はふんわり柔らかくて、優しかった。
だから、嫌ならその手を払って顔を背けることだって簡単に出来たはずなんだ。
逃げようって思ったらすぐにでも逃げれたと思う。
でも、私は顔を背けることも、手を払いのけることもしなかった。
――――そのまま唇を奪いに来た和ちゃんを受け入れようって、そう思ったから。
『俺なんかどう?』
『咲のこと、好きだよ』
『本気だよ?』
和ちゃんから投げかけられた全部の言葉にドキドキした。
全部の言葉が嬉しかった。
それを聞いて
(応援団長になって遠いところに行っちゃったように思えた和ちゃんだけど、私のことを見ててくれたんだ)
って、そう思えた。
学ラン姿のちょっぴりワイルドな和ちゃんにすっかりやられちゃったみたい。
振り回されて、やきもきして―――――――――
――――――――――――それで気付いたんだ。
和ちゃんが大好きなんだって。
応援団長になって寂しかったのも、意味深な言葉をかけられてドキドキしたのも、全部和ちゃんが好きだったからなんだって。
その瞬間、今までよくわからないまま胸に溜っていた気持ちに、『好き』っていう名前が与えられた気がした。
そしたら、こんなにも和ちゃんが『好き』だったんだって、自分でもびっくりするくらい胸いっぱいに和ちゃんへの想いが溢れた。
『原村さーん』
『一緒に行こうよ』
『私、原村さんに咲って呼んでもらえたら、嬉しいかも』
和ちゃんの隣に居たいって、もっと近くにいたいって、、、思ってた。
ずっと、和ちゃんが『好き』だった。
だから私は近付いてくる唇を避けずに受け入れたんだ。
その瞬間、今まで経験したことのない感触が唇を通して全身を包み込んだ。
一度目の触れ合うだけのキスとは違う、それこそ奪うような強いキス。
ちょっぴり乱暴だけれど、でも労わるような優しさの篭もったキス。
(柔らかいな、和ちゃん)
触れ合った部分から溶けてしまうみたいだった。
頭がぼーっとして、夕焼け空も、和ちゃんの瞳も、髪も、茜色の雲も、区別がなくなっていった。
それだけじゃない。
風の音も、遠くを走る自動車の音も、小さく聞こえなくなっていった。
視覚も聴覚もふやけて、あやふやになった私の真ん中にすとんと和ちゃんの唇が落ちてきた。
(今、和ちゃんとキスしてるんだ)
そのことを噛み締めてたら、唇が離れて和ちゃんが口を動かすのが見えた。
聞こえて来たのは
「嫌じゃなかった?」
っていう言葉。私が
「そんなことないよ」
って首を振ったら、そしたら和ちゃんは嬉しそうに笑ってくれた。
「凄くドキドキした。………本気だったから」
ポニーテールにまとめた髪を手で梳きながら、「本気だったから」って言葉を
落ち着いた調子で付け足すみたいに言った和ちゃん。
学ラン姿にそれがよく馴染んで、格好いい男の子みたい。
女の子っぽい服装だとか、お化粧だとか、そんなことにはあまり興味がない私だけど、
でもそんな和ちゃんを見てるとやっぱり女の子なんだって、そう思った。
いつも顔を赤らめて俯く和ちゃんを見てると私まで恥ずかしくなったりするけれど、それとも違う不思議な感じ。
何を言われても断れないんじゃないかって、なんとなくそんな風にも思っちゃった。
「咲が好きだよ」
真直ぐ見つめながらそう言われて、『コクン』って首が勝手に頷いた。
「咲は、好き?」
やっぱり、首が勝手に『コクン』って。
それはまるで、好きっていう気持ちが意識を飛び越えて体を動かしてしまったみたい。
目の前の和ちゃんへの気持ちが溢れて頬が熱い…
胸が苦しい…
何か伝えたい…
「続きをしてもいい?」
(続きって何?)
そんな疑問さえも飛び越えて、体が和ちゃんを受け入れる。
『好きだよ、和ちゃん』って、全身に訴えるみたいに首が頷く。
それに応えて、学ランのホックが外される。
Yシャツ姿になったその『大好きな人』が腰に手を回して、私を抱き寄せる。
ふわっと優しい香りが鼻をくすぐったと思ったら、次の瞬間首筋に痛みが走った。
唇で肌を吸われてるんだってわかったら、やがてその痛みが去って
「キスマークをつけたよ。もう咲のこと放さないから」
って、甘い囁きが耳をくすぐった。
心の芯を絡め取るみたいなその囁きに胸がドキドキして、だけどどうすることも出来なかった。
体も心もすっかり和ちゃんのものになっちゃったんだって、そう思った。
嬉しさが心から溢れて、胸が高鳴る。
そんな私に「続きをする」べく、和ちゃんが腰に回した手に力を込めて近くのベンチに導いた。
木のベンチの感触をお尻に感じつつ、少しだけ角度が変わった視界に茜空と和ちゃんの瞳が見えて、
その瞳に真直ぐ見つめられた私は、もう動くことなんて出来なかった。
(苦しいよ、和ちゃん)
(ドキドキして、胸が苦しい)
その思いはキスマークの跡を優しくなぞられた時
「んん!」
っていう響きになって、とうとう口からこぼれた。
腰に回された手が一層強く私を抱き寄せて、そのせいで首がのけぞって、露になった首筋を案の定噛まれて
「あっ、のっ、和ちゃんっ」
また声がこぼれる。
「嫌?」
(嫌じゃないよ)
「怖い?」
(和ちゃんが居てくれたら、大丈夫)
(大好きだから)
言葉の代わりに
「やっ、うぁああ」
声が漏れる。
セーラー服の中に和ちゃんの手が潜り込んできて、外気にならされたその冷たい感触にびくっとした。
スポーツブラの中で疼いていた乳首を摘まれて
「ひゃっ、あっ、くぅぅぅ」
声が漏れる。
和ちゃんの目を見ればとても真剣な色を帯びていて、私に「続きをしたい」んだってわかった。
キスの先にある何かに私を導きたいんだって、その気持ちが伝わってきて、それがやっぱり凄く、凄く嬉しかった。
指の腹で乳首をキュッと挟まれて、フッて解放されて、またキュッと挟まれて
「くぅぅぅぅ」
それがもどかしくて、思わず唇を噛み締めた。
和ちゃんはそんな私をちょっと笑って見つめながら
「指、冷たかったかな? 乳首が立ってるよ」
私を恥ずかしい気分にさせた。
その間もほそい指でその固くなった部分をキュッとする手付きは変わらなくて、意識が引き摺られそうになる。
何だか、恥ずかしいのに気持ちよくて、変な感じ。
私がドギマギする間も和ちゃんはずっとこっちを見てて、おもむろに
「脱がすね」
って言ったかと思ったら、セーラー服とスポーツブラを外しにかかった。
「の、和ちゃんっ」
「駄目。もう遅いよ」
ちょっと後ずさった私の鼻の頭を子供にするみたいに鼻の頭をちょんと弾いて、裸にして、それからまた乳首に悪戯を始めた和ちゃん。
その格好いい女の子に少し力を込めて乳首を弄られると、
「んんっ、んんっ」
どんなにかみ殺そうとしても声が上ずってしまう。
恥ずかしいから必死に我慢するけれど、やっぱり声がはねてしまう。
ぎゅっと必死に唇を引き結んだのに、その瞬間―――――――
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ!」
乳首に吸い付かれて大きな声を上げてしまった。
胸の中心を口に含んで上目づかいに私を見ている和ちゃんと目が合って、思わず悶えた。
唇に閉ざされて見えないけど、乳首を舌の先でくすぐられているのがわかった。
その刺激が強すぎて、
「あっっっ! いやぁあ!!」
引き結んだ唇が乳首と一緒に和ちゃんの舌で溶かされちゃったみたいに、声が溢れた。
私の小さな胸はもう和ちゃんの唇に捕えられて、温かくて柔らかいその唇に丸く囲い込まれていた。
その中で焦らすようにゆっくり乳房のふちを舐められて、感覚を研ぎ澄まされる。
徐々に徐々に乳首へと柔らかい舌が迫ってくるんだけど、舐められた跡がじんじんと疼く。
「ん、くぅん、の、のどかちゃぁん」
思わず懇願する口調で言った私を和ちゃんが笑って、そうかと思ったら次の瞬間、
頂に迫っていたはずの舌がまた乳房のふちへと後戻りを始めた。
そうやって焦らしながら、和ちゃんはその綺麗な瞳でちょっと悪戯っぽく笑いながら私を見ていた。
そうやって見つめられると、舐められた跡がさっきよりももっとじんじんと疼くみたい。
自分でも固くなっていることがわかる乳首が切なくて、とうとう私は
「いじわる、だよぉ」
掠れた声を出してしまった。
最終更新:2010年04月24日 00:31