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789 :名無しさん@秘密の花園:2009/09/29(火) 04:49:19 ID:bkYc1XAW
透華はじめのSSを投下・・・・・言ってみたかっただけです
5レスほど借ります



「蛇足」



ボクは罪を犯した。
ボクは仲間の麻雀に対する純粋な気持ちを踏みにじった。
たった一度の間違いだけれど、それはボクの心に重くのしかかる。
だけど、貴方はそんな私でも欲してくれた。
この腕を拘束するのは目に見える罪の証。
この鎖にボクは縛られる。



個人戦当日の夜、ボクは透華に呼び出された。
多分、透華はボクに添い寝をしてもらいたいんだろう。
透華は落ち込んだときは、必ずボクと寝る。
幼い時、いつも忙しい旦那様や奥様に甘えることができなかったのか
その反動で、透華はそういう時に人の温もりを求めたがるのだ。
初めの頃は、抱き枕のような感じだった。
けれど、ボクと透華の気持ちが通じてからはその関係は一変した。
寂しいときや悲しいとき、さらには嬉しいときでさえも
ボクたちは夜を共にするようになったし、ボクの体を求めてくれるようにもなった。
今日もボクたちはお互いの心や体を慰める。



透華の部屋に行くと、透華はベッドの上で寝転がっていた。
肩が震えているから泣いているのがまるわかりで、ボクは見るのを耐えられなかった。
だからボクは早く透華を慰めようと横に寝転がる。
すると、透華がこちらを向き、泣き顔を見せないためボクの胸に顔をうずめながら言う。

「全国へ行けませんでしたわ」

今日の話題はこれしかない。
いつも自信満々で強気な透華でもさすがにこれは堪えただろう。
胸の中で話す透華の声もまったく元気が無い。

「みんながんばってくれましたのに。みんなでファミレスへ行くと約束しましたのに。」
「透華は悪くないよ。相手が強かったんだよ」
「はじめは優しいんですのね。でも私がもっとちゃんとしていれば」

透華はボクの前でだけこんな事を言ってくれる。
それは、透華がボクの事を愛してくれているから。
けれどボクが一番好きなのは自信満々で強気な透華なんだ。
だからいつもの様にボクは透華を元気付ける。
これは、ボクにしかできないことでボクがやりたいことだから。

「でも、悪い事ばかりじゃないよ」
「?」
「だって、衣に他校の友達ができたんだ」

透華がハッとした顔でボクを見上げる。
ボクはこんな最悪な予選大会からよかった探しをする。
たとえ、全国へいけなくても気にする事は無いよと透華を元気付けるために。


「今まで、ボク達がやろうとしてもできなかった事ができたんだよ。
それに、衣にもボク達を友達だとようやく分かってもらったし、悪い事ばかりじゃないんだよ。
確かにボクたちは負けたよ。でも、負けても得るものはあるんだよ」

透華の悲しい顔がだんだん消えていく。
ちょっとしたコツを使えば、透華はいつもの調子を取り戻す
ボクは透華付きのメイドだからそんな事は朝飯前だ。
ボクが一番うまく透華を慰めれるんだ。
しかし、ここまではお膳立て。今からは最後の仕上げを行う。

「それに、全国なら来年行こうよ。ボクたちはまだ2年なんだからまだチャンスがあるんだよ。
それに、全国に行った原村和を来年透華が倒」
「そうですわ。私は龍門渕透華。来年は個人戦と団体戦で全国へ行ってみせますわ。
全国を制覇した清澄と原村和を破って全国優勝。これ以上ない舞台ですわ。」


少し前までは自分を責めていた透華は
なんということでしょう
そこには自分の妄想の中で、全国優勝をしてる原村和を倒している透華が
匠は透華を慰めるだけでなく調子を最高まで持っていってしまいました。
先ほどはしなびていた頭のアンテナもこの通り、クルクル回って自己主張。
さらに匠は透華を盛り立てるような事を囁いていて。
このような細かい配慮に匠の技が光ります。
匠の精密な技によって透華にいつもの姿が戻りました


一頻り妄想が終わったのか、透華の高笑いがやんだ。
そして、不意に真面目な顔になりボクの手首に口付ける。

「いつも感謝していますわ、はじめ。
貴方がいてくれるから私は毎日が満たされているんですのよ。
もう貴方無しでの生活は考えられませんわ。
できるなら、貴方を永遠に私に縛り付けてしまいたい。
そうすればどれだけの歓喜に満ち溢れるのかしら。
あぁ、愛しい愛しい私だけのはじめ。
貴方は、誰にも渡しませんわ。
渡すわけがありませんとも。
だって、私はこんなに貴方を愛しているのですから。
愛しているわ、はじめ」

透華がボクにキスをして、笑いかけてくれた。



ボクは恋をした。
ボクは貴方のボクに対する純粋な気持ちに強く惹かれた。
たった一度の救いだけれど、それはボクの心を強く惹きつける。
だから、ボクはそんな貴方が欲しいと思った。
この心を拘束するのは目には見えないとーかへの愛。
この笑顔にボクはまた縛られる。


透華は本当な気持ちで告白してくれた。
だから、ボクも透華に純粋な本当の気持ちで答える。

「ボクだって同じ気持ちだよ。
ボクも永遠に透華の側にいたいと思ってるんだよ。
この鎖を見てよ透華。これがボクと透華が繋がってる証だよ。
それにね、ほらボクの胸を触ってみてよ。ドキドキしてるでしょ?
ボクもね透華に縛られると嬉しいんだ。
だって、そうするといつでも透華を近くに感じられるんだ。
だから、透華も気にせずボクを縛り付けていいんだからね。
性的な意味で」
今日も縛りプレイだ。


おわり

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最終更新:2009年09月30日 15:28