荒木伸吾

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荒木伸吾 - (2018/05/26 (土) 02:10:29) のソース

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<h3><font size="6" color="#000000">荒木 伸吾 【あらき しんご】</font></h3>
<p><font size="2" color="#000000"><br />
虫プロダクション→ジャガード(設立に参加)→フリー→ジャガード(再加入)→フリー→初代スタジオZ(主宰)→フリー→荒木プロダクション(主宰)<br /><br />
故人。<br />
1939年1月1日生まれ。愛知県名古屋市出身。師匠は斉藤博。<br />
貸本漫画家時代を経て、真崎守(森柾)の誘いで虫プロダクションに入社。<br />
虫プロ退社後、ジャガードの設立に参加。フリー期間を挟んで『あしたのジョー』参加のためジャガードに戻る。<br />
再びフリーとなった後にスタジオZ(初代)を結成。<br />
同スタジオを離れた後、1975年に自らが主宰する荒木プロダクションを設立した。<br /><br />
端正な美形キャラクターの作画で知られる伝説的なアニメーター。<br />
『巨人の星』『あしたのジョー』における過剰なまでに描きこまれた劇画タッチの作画や、<br />
劇画タッチとは打って変わった『キューティーハニー』『魔女っ子メグちゃん』の可憐なキャラクター、<br />
姫野美智との共作により少女マンガのタッチを取り入れ、<br />
美形キャラ路線を推し進めた『UFOロボ グレンダイザー』『惑星ロボダンガードA』、<br />
演出面での高い要求に答えた『ベルサイユのばら』での作画、<br />
フランスとの合作作品への参加を挟みスタイルを変えた後に、<br />
あえて作品に合わせ従来のスタイルに回帰し、美形キャラ路線、アクション作画における<br />
荒木作画の集大成ともいえるクオリティとなった『聖闘士星矢』など、氏の代表作は枚挙にいとまがない。<br /><br />
やわらかく美しい曲線で描写された髪、目力が強く、鼻筋の通った顔、<br />
メリハリを強調したフォルムで描かれる人体、鬼気迫った表情など特徴的なキャラクター作画や、<br />
身体のしなやかさ、伸び縮みを強調したアクションには業界内外を問わず数多くのファンが存在する。<br /><br />
弟子筋のアニメーターには、<br />
『グレンダイザー』以降、氏の創作活動におけるパートナーとして活躍した姫野美智をはじめとして、<br />
本橋秀之、木下和栄、茅野京子、斎藤浩信、金子寛俊、高鉾誠、信実節子、飯島弘也、高木雅之、市川慶一らがいる。<br />
初代スタジオZ在籍時、金田伊功も氏に師事しており、<br />
「仕事に対してムダがなく、たいへんきびしい人だった。<br />
 東映から、荒木さんのグループ“Z”に入ったときは原画やレイアウトのとり方など、<br />
 ずいぶん教わり、ぼく自身、荒木さんの弟子だと思っている」と、<br />
アニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』にてコメントしている。<br /><br />
参考資料<br /><a href="http://www.arakishingo.com/pc/">SOURIRE(荒木伸吾 公式サイト)</a><br /><a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">SOURIRE(荒木伸吾 公式サイト)
プロフィール</a><br />
アニメージュ1979年7月号<br />
アニメージュ1987年11月号<br />
アニメージュ1988年10月号<br />
ジ・アニメ1983年8月号<br />
まんだらけZENBU No.16<br />
今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~</font><br /><br /><br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ジャングル大帝(第1作)(1965~1966) 原画 動画</b></font><br />
「荒木さんで驚いたのは“黒豹トットの逆襲”の巻で、西部劇調の場面があり、何人かの人は時間をかけてもあまりいいものが上がらない。<br />
 それをうけて荒木さんはいとも簡単に描き上げちゃった。それも、いままで見たこともないアングルで。遠くからレオの投げたテンガロンハットが<br />
 輪を描いて画面いっぱいに飛んできたのには驚いたですね」とアニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男
荒木伸吾』にて上梨一也氏がコメントしている。<br /><br />
アニメーターデビュー作(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br />
当初は演出として虫プロに採用されたが、動画を描くこととなり、それから3ヶ月で原画を担当することとなった。(まんだらけZENBU No.16より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■カラー長篇漫画映画 ジャングル大帝(劇場/1966) 動画<br /><br /><br />
■ジャングル大帝 進めレオ!(1966~1967) 演出 21話 24話 原画 1話ほか</b></font><br />
1:雨の中でライヤをかばうレオ。雨のシーンでキャラクターを流線で処理するという珍しい手法がとられている。(アニメージュ1979年7月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■がんばれ!マリンキッド(1966) 作画<br /><br /><br />
■リボンの騎士(1967~1968) 作画 OPなど</b></font><br />
OP:チンクが笛を吹いて出てくるカットの原画を担当(「今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~」より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■パーマン(第1作)(1967~1968) 絵コンテ 作画<br /><br /><br />
■ジョニーサイファー(合作/1968~1969) 原画</b></font><br />
※米国では1967年~1968年に放送<br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■わんぱく探偵団(1968) 協力(ジャガード名義) 4話? 13話? 16話? 17話? 25話? 原画(NC)</b></font><br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br />
ジャガードの参加回は4話、13話、16話、17話、25話だが、荒木氏がどの話数に参加しているかは不明。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■巨人の星(1968~1971) 原画 2話 3話 8話 9話 18話 22話 27話 34話 38話 45話 49話 54話 58話 62話 65話 69話 74話 79話 83話 89話 92話 97話 100話 105話 109話</b></font><br />
83:花形のホームランの第二原画。一原は斉藤博氏。(小黒祐一郎氏のTwitterより<a href="https://twitter.com/animesama/status/7864485873">*</a><a href="https://twitter.com/animesama/status/7864723026">*</a>)<br /><br />
クレジット上は全て斉藤博氏との二人原画<br />
師匠の斉藤氏が自由な教育方針だったため、荒木氏の持ち味が画面に生かされることも多かった模様。<br />
『斉藤さんはあまり人のカットとか制約しない人で。どんな描き方をしても「ああ、これいいねえ」って言われるから、だんだん、こう……(笑い)』<br />
『気が付いたら、デルマ(ダーマトグラフ)とか濃い鉛筆で、ビッシリ描いてて』と、まんだらけZENBU
No.16のインタビューにおいて荒木氏が語っている。<br />
荒木氏が一時ジャガードから脱退していた時期(69年はじめ~あしたのジョー開始直前まで)にも荒木氏の名前が原画としてクレジットされているが詳細は不明。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■アニマル・1(1968) 作画監督 原画</b></font><br />
初めて作画監督を担当した作品(アニメージュ1979年7月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■佐武と市捕物控(1968~1969) 原画</b></font><br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br />
原口正宏氏によれば、裏を採ってはいないが林政行氏が演出の回は、恐らくジャガードが担当で荒木氏も(原画を)描いているとのこと。<br />
(WEBアニメスタイル データ原口さんに『佐武と市 捕物控』について教えてもらおうより<a href="http://style.fm/as/13_special/netsu_050722.shtml">*</a>)<br />
本作を通して杉野昭夫氏のデッサンと構図の取り方を荒木氏が学んだとの記載がアニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男
荒木伸吾』にある。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■かっぱのさら丸伝(1968) キャラクター設定</b></font><br />
キャラクター設定を担当。(アニメージュ1979年7月号より)<br />
ジャガードの結成メンバーでもある山本暎一氏が進めていた企画のパイロットフィルム。(同上)<br />
何度かの作り直しの末、やっと完成したが、ついに日の目を見るにいたらなかった。(同上)<br />
山本氏からは荒木氏のオリジナリティーを要求されたとのこと。(同上)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■どろろ/どろろと百鬼丸(1969) 原画</b></font><br />
“どろろまでをジャガードで過ごし、44年(1969年)のはじめ彼(荒木氏)はフリーとして一本立ちしていった。”との記載が、<br />
アニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』にある。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■男一匹ガキ大将(1969~1970) 原画<br /><br /><br />
■アタックNo.1(TV/1969~1971) 作画 3話 6話</b></font><br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■あしたのジョー パイロット・フィルム(1969)</b></font><br />
橋の上で段平と戦う前にジョーが荷物を下ろすところ、段平に殴りかかるジョーのアップ(原文では“チンピラに殴りかかる丈”となっているが恐らく間違い)、<br />
段平のミットにジョーのパンチが当たるところ、ラストの号泣する団平の顔のアップのスチルがアニメージュ1988年10月号「美形正統派
―華麗なる荒木キャラ―」に掲載されている。<br />
また同記事には「これを作っているときは興奮していましたね。それでハメをはずした部分もあります」との荒木氏本人のコメントと合わせて、<br />
“いちばん劇画タッチが激しい時代だ”との記載がある。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■あしたのジョー(TV/1970~1971) 作画監督(共同) 4話 6話 9話 13話 16話 18話 21話 23話 26話 30話 34話 40話 47話 50話 56話 62話 66話 71話 76話 原画</b></font><br />
ジャガード側の作画監督を担当。(アニメージュ1979年7月号より)<br />
「どろろ」参加後、荒木氏はジャガードを抜けフリーとなっていたが、本作に参加するためにジャガードへと再加入している。本作への参加後は再びジャガードを抜けフリーとなった。(同上)<br />
本作で共に作画監督を担当した杉野昭夫、金山明博の両氏は、アニメーターになる以前に荒木氏と同じく貸本漫画誌「街」に漫画を投稿しており、3人は旧知の仲であった。(同上)<br /><br />
“「あしたのジョー」では、主人公のジョーやサブキャラ・力石の気持ちを表現できる絵の描き方を、演出の出崎統氏から学んだ。”というキャプションとともに、<br />
本作の荒木氏による原画がアニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』に掲載されている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■キックの鬼(TV/1970~1971) 作画監督 原画<br /><br /><br />
■魔法のマコちゃん(TV/1970~1971) 作画監督 30話 34話 42話 原画<br /><br /><br />
■珍豪ムチャ兵衛(1971) 絵コンテ 原画<br /><br /><br />
■国松さまのお通りだい(TV/1970~1971) 原画<br /><br /><br />
■アパッチ野球軍(1971~1972) 作画監督 18話 20話 23~26話 作画 18話 20話 23~26話</b></font><br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)。クレジットでは“作画”表記となっている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■原始少年リュウ(1971~1972) 作画監督 21話 作画 21話</b></font><br />
21:原画としては恐らくAパートを担当していると思われる(憶測)<br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)。クレジットでは“作画”表記となっている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■正義を愛する者 月光仮面(1972) 原画<br /><br /><br />
■魔法使いチャッピー(1972) 作画監督 4話 10話 17話 作画 4話 10話 17話</b></font><br />
10:SLが登場する場面を作画。(アニメージュ1979年7月号より)<br />
10話の演出を担当した芹川有吾氏は、「“チャッピー”でSLが登場する場面があったが、荒木氏は、ピストンや煙の動きをぼくのねらい以上にだしてくれ、<br />
さすがに、すごい人だと感心した」と語っている。(同上)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■赤胴鈴之助(TV/1972~1973) 作画監督 6話(共同) 10話(共同) 16話 23話 40話 48話 52話(共同) 原画(NC)</b></font><br />
原画も担当している(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■デビルマン(1972~1973) 作画監督 4話 作画 4話 8話</b></font><br />
原画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)。クレジットでは“作画”表記となっている。<br /><br />
“デビルマンのあのリアルさと脇役のまんがチックなアンバランスをどううめていくかに泣かされた。<br />
しかし、結果的には、この作品にかかわったため、彼(荒木氏)はアニメーターとしての線の幅を大きく広げていったといえる”との記載が、<br />
アニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』にある。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ハゼドン(1972~1973) 原画<br /><br /><br />
■コアラ・ブリンキー パイロット・フィルム(1972)<br /><br /><br />
■バビル2世 パイロット・フィルム(1972)<br /><br /><br />
■バビル2世(第1作)(TV/1973) キャラ設計(NC) 作画監督 1話 2話 11話 16話 21話 26話 31話 37話 原画 1話 2話 11話 16話 21話 26話 31話 37話</b></font><br />
11:クレジット上は一人原画<br /><br />
キャラ設定を担当。(公式サイトおよび東映アニメーション作品ラインナップより<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">*</a><a href="http://lineup.toei-anim.co.jp/ja/tv/babil2/staff/">*</a>)<br />
初めてキャラ設定を担当した作品。本作以前に荒木氏がキャラクターデザインを担当した「かっぱのさら丸伝」は結果的にお蔵入りとなっている。(アニメージュ1979年7月号より)<br />
荒木氏による本作のバビル2世とヨミのキャラ設定と原画が、アニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』に掲載されている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■荒野の少年イサム(1973~1974) 作画監督 2話(共同) 6話(共同) 18話(共同) 21話(共同) 25話(共同) 27話(共同) 31話 35話 39話 43話 48話 52話(共同) 原画 21話 25話 27話 31話 35話 39話 43話 48話 52話</b></font><br />
“「荒野の少年イサム」は、昔読んでいたし、西部劇が好きだったので、たいへんのって作画できた。”とのキャプションとともに、<br />
アニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』に、本作の荒木氏による原画(レイアウト)が掲載されている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■キューティーハニー(TV/1973~1974) キャラクター設定(NC) 作画監督 1話 12話 作画 1話 12話</b></font><br />
1:Aパートが荒木プロ、BパートOHプロのグロス。OHプロの方からの伝聞とのこと。(「まんが映画家@越智一裕のblog」より)<br />
 
Bパートの七変化の口上でフラッシュバックするハニー7体のアップはパイロットフィルムからの流用カットで荒木氏が原画を担当。(「まんが映画家@越智一裕のblog」の書き込みより)<br />
12:一人原画(憶測)<br />
  「かわいらしい健康的な線を出すため、ヌードシーンには気を使いました。永井豪さんの原作にあえたことで、いろいろ勉強になった。<br />
   失敗もあったけど、この作品はそれをこえる楽しさがありましたね……。」と、荒木氏本人がアニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男
荒木伸吾』でコメントしている。<br />
OP:「スピード、ギャグ、お色気、アクションなど内容が豊富な作品でとてもノッて描くことができた。」と荒木氏本人がコメントしている。(アニメージュ1979年7月号より)<br />
ED:「ムードと、"止め"のシーンのきらびやかさに注意した。」と荒木氏本人がコメントしている。(同上)<br />
上記のコメントからOPEDも荒木氏の担当だと思われるが、具体的に何を担当されたのかは不明。<br /><br />
キャラクター設定を担当。(荒木氏の公式サイトおよび、東映アニメーション公式サイトより<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">*</a><a href="http://www.toei-anim.co.jp/shop/dvd_recutie/cutie.html">*</a>)<br />
48年(1973年)春、(初代)スタジオZを後にしてフリーとなってからの1作目。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■魔女っ子メグちゃん(TV/1974~1975) キャラクター設定(NC) 作画監督 1話 12話 19話 27話 33話 38話 45話 55話 61話 63話 72話 原画 27話 33話 38話 45話 55話</b></font><br />
38:クレジット上は一人原画<br />
55:クレジット上は一人原画<br /><br />
キャラクター設定を担当。(荒木氏の公式サイトおよび、東映アニメーション公式サイトより<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">*</a><a href="http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/megu/">*</a>)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■柔道讃歌 (1974) 原画<br /><br /><br />
■アンデルセン童話 にんぎょ姫 (劇場/1975) 原画<br /><br /><br />
■少年徳川家康 (1975) キャラクター設定 作画監修<br /><br /><br />
■UFOロボ
グレンダイザー(TV/1975~1977) キャラクターデザイン 49話~(共同) 作画監督 5話 17話 20話 25話 29話 35話 40話 44話 50話 56話 63話 68話 72話 原画 17話 20話 25話 29話ほか</b></font><br />
荒木プロを設立してから初めて手掛けた作品。(アニメージュ1979年7月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■カロリーヌ パイロット・フィルム(1975) 作画</b></font><br />
メルヘン調の作品で、キャラ設定は杉井ギサブロー氏。(アニメージュ1979年7月号より)<br />
荒木氏はパイロット・フィルムの作画を担当したが、放映はされなかった。(同上)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■一休さん(1975~1982) 作画監督 2話(共同)<br /><br /><br />
■長靴をはいた猫 80日間世界一周(劇場/1976) 原画<br /><br /><br />
■惑星ロボダンガードA(1977~1978) キャラクターデザイン(共同) 作画監督 1話(共同) 9話 16話 24話 30話 34話 56話 場面設定 42話 53話</b></font><br />
クレジット上では、キャラクターデザインは単独表記だが実際には荒木プロにて共同でデザインを担当している。<br />
キャラクターデザインの割り振りに関しては、アニメージュ1979年7月号『アニメに「劇画」を持ち込んだ男 荒木伸吾』に、<br />
“荒木伸吾はこの作品を『巨人の星』(親子もの)のロボット版というイメージでとらえ、そこに出てくる美形キャラを姫野美智さんにゆだね、<br />
 メカニック部門を本橋秀之氏の線で押し通すことを決めた。”との記載がある。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■世界名作童話 白鳥の王子(劇場/1977) 原画<br /><br /><br />
■一休さん ちえくらべ(劇場/1977) 作画監督(共同)</b></font><br />
荒木氏と山口泰弘氏が共同で作監を担当した、一休さん2話のブローアップ版<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■新・巨人の星(1977~1978) 原画 8話 15話 20話 33話 40話<br /><br /><br />
■さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(劇場/1978) 作画監督(共同)<br /><br /><br />
■銀河鉄道999(1978~1981) キャラクター設定(初期のみ)<br /><br /><br />
■まんがこども文庫(1978~1979) 演出 18話B<br /><br /><br />
■日本名作童話シリーズ 赤い鳥のこころ(1979) 演出 13話 作画 13話<br /><br /><br />
■花の子ルンルン(1979~1980) 原画 1話</b></font><br />
1:クレジット上は姫野氏との二人原画<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■龍の子太郎(劇場/1979) 原画</b></font><br />
雪女のシーンを作画(アニメージュ1979年7月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■新巨人の星II(1979) 作画監督(NC) レイアウト 2話 4話 6話 7話 9話 13話 15話 19話 22話</b></font><br />
作画監督も担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)。作監としてはクレジットされていない。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ベルサイユのばら(1979~1980) キャラクターデザイン(共同) 作画監督(共同) OPレイアウト、ラフ原</b></font><br />
監督交代の際、荒木氏と新監督の出崎統氏の話し合いの末、監督の演技プランに合った形にキャラクターデザインが変更された。<br />
(アニメージュ1987年11月号および第141回アニメスタイルイベント「アニメ様のアニメ語りvol.1」より)<br />
キャラクターデザインが途中から杉野昭夫氏に交代したという話がファンの間で囁かれていたがこれはデマである。<br />
後年発売されたLDのジャケットは杉野氏の作画によるものだが、本作の本編には杉野氏は関与していない。<br />
(第141回アニメスタイルイベント「アニメ様のアニメ語りvol.1」より)<br /><br />
OPのレイアウト、ラフ原は荒木氏が担当。原画は姫野氏が担当。(「今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~」より)<br />
当時の荒木プロのシステムを踏襲し、荒木氏がアタリを描き、姫野氏が原画として仕上げる形で制作されている。(同上)<br />
OP原画に関しては、「基礎は荒木さんが作ってくださっていましたね。私は荒木さんが描いたものに、せっせとディテールを乗せていくかたちですね」<br />
と姫野氏が「今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~」にて語っている。<br />
同書によれば、作業が間に合わなくなると荒木氏が動画を担当する(手伝う)こともあったとのこと。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■あしたのジョー(劇場/1980) 作画監督(共同)</b></font><br />
※1970年のテレビアニメの再編集版<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■宇宙伝説ユリシーズ31(合作/1981)
キャラクターデザイン 総作画監督 作画監督 1~5話 8話 10話 14話 16話 17話 20~22話 26話 原画</b></font><br />
キャラクターデザイン、総作画監督を担当。(AX1998年8月号より)<br />
AX1998年8月号に荒木氏による原画が掲載されている。<br /><br />
※日本では1986年5月から7月にかけてOVAとして販売後、1988年2月6日から4月23日まで12話分が名古屋テレビをキー局にテレビ朝日系列で放映。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ルパン8世(合作/1981~1982)  キャラ設定 作監</b></font><br />
キャラ設定・作監を担当。(ジ・アニメ1983年8月号より)<br />
キャラクターデザインの際には、モンキーパンチ氏のオリジナルキャラクター(デザイン原案)と、<br />
共同で制作を担当したフランス側からのデザインを元に、荒木氏が起こしたデザインをベースに数回にわたって改訂された。<br />
マイアニメ1982年6月号付録「THE LUPIN -旧ルパン三世からルパン8世まで-」には各過程の荒木氏のデザインと共に、<br />
荒木氏氏本人のコメントとインタビューが掲載されている。<br />
本作のパイロットフィルム「過去から来た男」の作監も荒木氏が担当した。(アニメージュ1982年7月号より)<br /><br />
※本作は諸事情によりお蔵入りになっており、「ルパン三世 Master File」収録分以外は視聴不可能となっている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■SPACE ADVENTURE コブラ(劇場/1982) 作画<br /><br /><br />
■銀河烈風バクシンガー(1982~1983) オープニング・エンディング作画</b></font><br />
OP、EDの作画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■シャンソン・ノノ(合作/1982) 作監 作画</b></font><br />
作監、作画を担当(ジ・アニメ1983年8月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ガジェット警部 パイロット版(合作/1982) 作監 原画</b></font><br />
作監、原画を担当(ジ・アニメ1983年8月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■わが青春のアルカディア
無限軌道SSX(TV/1982~1983) 作画監督 1話 5話 10話 15話 20話 原画 1話 5話 10話 15話 20話</b></font><br />
クレジット上は全ての担当回が姫野氏との二人原画<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■スペースコブラ(1982~1983) レイアウト(NC)</b></font><br />
レイアウトを担当(ジ・アニメ1983年8月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ガジェット警部(合作/1983~1986) 作画監督 原画</b></font><br />
作画監督を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br />
※日本では1990年から放映<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■愛してナイト(1983~1984) 作画監督 10話 13話 15話 18話 23話 29話 35話 41話 原画 10話</b></font><br />
ジ・アニメ1983年8月号に荒木氏が清書した本作の絵コンテが掲載されている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■キャッツ・アイ(1983~1984) レイアウト(NC)</b></font><br />
レイアウトを担当(ジ・アニメ1983年8月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■ルパン三世 PartⅢ(1984~1985) 作画監督 1話 7話<br /><br /><br />
■とんがり帽子のメモル(1984~1985) オープニング作画</b></font><br />
オープニング作画を担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■少年ケニヤ(劇場/1984) 原画<br /><br /><br />
■ガラスの仮面(1984) オープニング作画監督<br /><br /><br />
■名探偵ホームズ(1984~1985) 絵コンテ 6話<br /><br /><br />
■はーいステップジュン(1985~1986) 作画監督(NC) 原画 16話 23話 30話 37話 43話</b></font><br />
作画監督も担当(<a href="http://www.arakishingo.com/pc/profile/">公式サイト</a>より)。作監としてはクレジットされていない。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■メイプルタウン物語(1986~1987) 作画監督 6話 12話 29話 36話 原画 18話 24話 47話</b></font><br />
47:クレジット上は茅野京子氏との二人原画<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■アモン・サーガ(劇場/1986) キャラクターデザイン 作画監修 原画</b></font><br />
本作の4人の作監の絵柄をまとめ上げるため、アモンとリチアの顔のみ<br />
作監修正の上から作画監修として荒木氏が修正を入れるというシステムがとられた。(アニメージュ1986年6月号より)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■聖闘士星矢(TV/1986~1989) キャラクターデザイン(共同) 作画監督 1話 16話 23話 30話 45話 51話 57話 60話(共同) 74話 100話 105話 111話 114話 原画(NC)</b></font><br />
姫野氏とのキャラクターデザインの分担に関しては、お互いにスケッチをやり取りしながら、<br />
納得がいくまでキャッチボールをする形で、決定稿に落とし込む形がとられた。(聖闘士星矢ぴあより)<br />
決定稿の仕上げに関しては姫野氏が担当している。(同上)<br /><br />
原画としてのクレジットは一度もないものの、まんだらけZENBU No.16のインタビューにおいては、<br />
「『聖闘士星矢』の時は、動きもいかにも荒木さんの世界でしたし、劇場版もとても格好良かったんです」<br />
とのインタビュアーの星まこと氏の発言に対して、<br />
「そうですね。『聖闘士星矢』はかなり原画をやってましたから」と荒木氏本人が答えている。<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■聖闘士星矢(劇場/1987) キャラクターデザイン(共同) 作画監督 原画<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 神々の熱き戦い(劇場/1988) キャラクターデザイン(共同) 作画監督 レイアウト原画</b></font><br />
荒木氏が全カットのレイアウトとラフ原画を描き、それを元に姫野氏が全カットの原画を仕上げたものと思われる。<br />
(WEBアニメスタイル アニメ様365日第444回の記載より推測)<br /><br /><font color="#CC3333"><b>■聖闘士星矢 真紅の少年伝説(劇場/1988) キャラクターデザイン(共同) 作画監督<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(劇場/1989) キャラクターデザイン(共同)<br /><br /><br />
■横山光輝 三国志(1991~1992) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■蒼き伝説シュート!(1993~1994) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■ゲゲゲの鬼太郎 大海獣(1996) キャラクターデザイン 作画監督<br /><br /><br />
■金田一少年の事件簿(1997~2000) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■ゲゲゲの鬼太郎 妖怪特急!まぼろしの汽車(1997) キャラクターデザイン 作画監督<br /><br /><br />
■ゲゲゲの鬼太郎(第4期)(1998) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■遊☆戯☆王(1998) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(2000~2004) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 冥王 ハーデス十二宮編(2002~2003) キャラクターデザイン 総作画監督<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 天界編 序奏 ~overture~(2004) キャラクター・デザイン 作画監督<br /><br /><br />
■リングにかけろ1(2004) キャラクター・デザイン<br /><br /><br />
■Xenosaga THE ANIMATION(TV/2005) 原画 12話<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 冥王 ハーデス冥界編 前章(2005~2006) 総作画監督 キャラクター設計<br /><br /><br />
■リングにかけろ1 日米決戦編(2006) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編 後章(2006~2007) 総作画監督 キャラクター設計<br /><br /><br />
■聖闘士星矢 冥王ハーデス エリシオン編(2008) 総作画監督 キャラクター設計<br /><br /><br />
■リングにかけろ1 影道編(2010) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■リングにかけろ1 世界大会編(2011) キャラクターデザイン<br /><br /><br />
■聖闘士星矢Ω(2012) 原画<br /><br /><br /></b></font></p>