あったかいですねー
あったかいね
ぬくぬく。
今日は雲雀さんが家に来て(やっぱり今日も学ラン)
とりあえずこたつに入りましょうといって。
雲雀さんはこたつを気に入ったみたいで、応接室に置こうといっていた。
(次応接室に行ったら大変なことになってそうだ!)
「眠い・・・」
時々、雲雀さんがあくびをして、眠たそうに瞼をこする。
本当に、何をしても優雅だ。
と、頭の端で思いつつ、別のことを考える。
「う~ん」
何かが、足りない。
「何だったけ?」
考えながら、雲雀さんの方を見ると、
「寝てる・・・・・・」
スゥ、と規則正しい寝息を立てていた。
何というか、かわいいなぁ・・・(こんな事本人に言ったら、絶対拗ねる!)
長めのまつげとか、頭が丸いトコロとか。
そういえば、ハルが前、雲雀さんの頭は丸くてミカンみたいだ、とかいってたなぁ・・・・
「ん?」
みかん・・・みかん・・・ミカン?
「あ」
そうだミカンだそれが足りなかったんだ。
ゴソゴソとカゴの中からミカンを2つ出して、こたつの上に並べる。
俺の分と、雲雀さんの分。なるべく近づけて、並べる。
「俺と雲雀さんも、これだけ近くなれますように」
「つな、よし・・・」
・・・ハッ!!
え!?今の、聞かれた!?
聞かれてたら本当に恥ずかしい!
「・・・・・・・すぅ・・・・・・」
ほっ。何だ、寝言か。
そのとき、
きゅっ、と袖をつかまれる。
「綱吉・・・・大好き、だよ・・・・・・」
「!!」
しばらくして再び始まる静かな寝息。
あぁ、もう、愛しい人!
俺は雲雀さんの近くに寄り、
「俺も、大好きです」
といって寄り添うように眠る。
きっと今の俺たちの距離はこたつの上のミカンよりずっとずっと近い!!
+++@がき。++++
うわぁ・・・何じゃこりゃ。2作目にしてすでにカオス。ひぃぃ(汗)
綱吉が乙女過ぎる。ひぃぃ(死)
ここまで読んでくださった人には心から拍手を送りたいと思います。おめでとうございます!