黒って、怖いイメージがある。
暗い夜rみたいな感じ、どこかに一人閉じ込められた感じ。
それに、ほら・・・
「沢田綱吉。群れるな。咬み殺すよ。」
・・・この人みたいな感じがする。
黒、雨音、傘下にて。
「いっつつつつつ・・・・」
保健室で絆創膏を借り、下駄箱に行く最中なのだが、これ、帰れるか・・?
「くっそ、ヒバリのヤロ~~~・・・・」
「ははっ、あいつってほんと手加減ねぇのな」
下校しようと廊下を歩いてたら、偶然雲雀さんに出くわし、咬み殺された(問答無用で)。
「やっぱり・・雲雀さんは怖いね・・・・」
あの人が心を許す存在って、何なんだろう。
こう、強いから、とかじゃなくて、うんと・・・安らげる、みたいな?
そんな存在が、いるのかな。
思えば、俺の周りには、リボーンが来てからいろんな人がいてくれて。
騒がしいけど、寂しくない、心があったまる。
雲雀さんは、どうなのだろう。
寂しく、ないのかな・・・・・
そんなことを考えてるうちに、雨が降ってきた。
「十代目ぇー、早く帰りましょうー?」
「今日は部活も中止みたいだし、一緒に帰れるぜ」
「別にてめえはいなくてもいいんだよ!」
「獄寺君、山本」
「はいっ、何でしょう?」
「悪いんだけどさ・・・・・・先に帰っててくれないかな?」
ザザァ・・・・・・・
相変わらず降り止まない雨の中を走る。
雲雀さんが、傘もささずに歩いてた。その背中は少し寂しそうで。
だから、なんか、放っておけなかったんだ。
「雲雀さん!!」
「! 沢田・・・・・綱吉・・・?」
「何で傘ささないんですか!風邪引きますよ?」
俺が雲雀さんを傘の中に入れると、雲雀さんは驚いたように目をぱちくりとさせた。
「別に・・・君には関係ないでしょ」
「ないですけど・・・でも、
俺が雲雀さんの心配してちゃいけませんか?」
「俺、今まで一人だったから分かるんです。
心配されないのは、すっごく寂しいです。
雲雀さんは、寂しくないですか?」
きょとん・・・と雲雀さんは暫く動かなくなって、少しして言った。
「そういうのは、全く考えたことなかったけど、うん、でも、
確かに心配されるのも、悪くはないね」
それから二人で1つのかさに入りながら、歩いた。
家に着いたのは、割とあっというまだった。
俺が、傘貸しますよ、といえば、少し驚きながら受け取ってくれた。
少し歩いて、雲雀さんが振り向く。
「ありがとう、沢田綱吉」
にっこりと、優しく、雲雀さんは笑った。
心臓が、トクリと音を立てた。
まるで、魔法にでもかけられたみたいに、
俺は、黒色が好きになった。
END。。。。
+++アトガキを書きなぐる時間+++
ふうっ、長い!
ツナが恋に落ちた瞬間を書いてみました!!
多分、雲雀はまだ無自覚です。
今度その話を書こうかとおもっております!!
・・・・・アトガキ短っ!