ドンドン、ドンドン
「開けろ!」
どうかなさいましたか?
「隣町で人を殺してきた!今人に追われている!」
「今すぐに扉を開けて俺を入れるんだ!分かってるのか!」
とんとん、とんとん
「お願いします!開けてください!」
どうかなさいましたか?
「隣の町で人を殺してしまいました。今人に追われているんです。」
「どうか助けてください。お願いします。私を助けてください。」
とんとん、とんとん
「お願いします!開けてください!」
どうかなさいましたか?
「助けてください。今悪い人たちに追われているんです。」
「どうか助けてください。お願いします。私を助けてください。」
ガチャ
大変でしたね。中にお入りください。
「ありがとうございます。助かりました。」
何があったのですか?
「いえ、隣町でね、人を殺してきてね。」
え?
「次はこの家の人間を殺そうと思ってねw。」
全く同じ現象でも言葉の印象によってすべてが変わります。
自分にとって有利になるように言葉を誘導することなど日常においてありふれたことです。
私たちはあるきっかけで相手の行動が自分たちにとって不利に働く可能性を見つけることができますが、実際には言葉によって内部が見えないようにして作られたカーテンは何層にも用意されていて、私たちはそのカーテンの数枚をめくっただけで真実を知ることができたと認識してしまします。
私たちが生きている世界は何層ものカーテンが吊るされており、私たちはその私たちに近い方のカーテンを数枚めくっただけで世界のそれが常識であると考えます。
またカーテンをめくって進んでいくその先が袋小路や迷路といったトラップになっていることすら気がつかずに、自分が正しいと考えてしまいます。
この日記に具体的な事例を用いてコメントし、それが正しいという前提で意見を提示するとしても、それもまだまだ隠れている闇の存在が前提となっています。それは必ずしもすべてを説明できる真実ではないかもしれません。
人間は子供のころ想像と現実の区別があまりつかずに、大人にはありえないような嘘をつくことがありますが、子供たちにとってはその嘘は願望と紙一重であり、空想と紙一重であるかもしれませんが、やがて大人になり、人はより巧みに嘘をつく能力を身に着けます。
嘘をつくのになんの道具も資本も必要ありません。非常に便利なわけです。私たちは日常的に嘘をついてはいけないと教えられます。嘘をつくことにはデメリットも当然にあるからです。しかし、場合によっては嘘をつくことを奨励するような集団も存在します。積極的に嘘をついて騙そうとする人間がいるわけです。
これは紛れもない事実です。
「人間は騙しあってはいけません。お互いに助け合って生きていくべきです。」
このようにいう人間の中に、あなたを騙そうとしている人間が一人もいないということを証明することはできません。騙す側の人間の立場で考えるならば、最初に立場を表明する布石として使える言葉です。
2017年
09月10日
19:43
1: 廃韓コメント返信ボタン
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口先だけなら何とでも言える。確かにその通りです。
ただ、それって実は何の解決ももたらさないのですよ。
「じゃあ、どうするの?」と子供じみた質問が飛んできただけで回答に窮します。
状況や相手の理解度にもよりますが、ある程度の不確定性を許容しないと先には進めません。その場にとどまるのが正解とは限りませんし、赤の女王が如く止められないことだってあります。
仮定や前提条件を使えないと、碌な文章が書けないですね。私の勉強不足です。
2017年
09月10日
21:14
2: 初瀬蒼嗣コメント返信ボタン
0 いいね!
1 廃韓さん
赤の女王仮説ですか。
その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない
It takes all the running you can do, to keep in the same place
ですか、面白いですね。
個人的には必ずしもそこまで自然界の生物が切羽詰まっているようには見えませんけれど、確かに仮説としては面白い仮説だと思います。
仮定や前提条件などは論理学において重要な要素ですからね。
条件文などは論理学では「論理包含」implication(→)と同義的で、否定(¬)や論理積(合接)AND(∩)や論理和(離接)OR(∪)と並んで重要です。
一般的には「と」とか「または」とか「でない」と同程度に「ならば」という表現は使われないですからね。
論理式が重要視されるプログラミング言語などでは、条件文はかなりの頻度で使用されると思いますが、これを日常的に使用する人は少ないですね。条件文のほとんどないゲームがもしも存在するとしましたら、恐らく非常につまらないゲーム、またはゲームと呼ぶことができない代物になるのではないでしょうか。
条件文は単に条件文という要素であるだけですから、条件文を使うのには特に知識の積み上げなどは必要なく、条件文の使い方の用例をアナロジーとして用いればよいだけです。
最終更新:2019年08月08日 11:15