その7
藤岡の放った精がカナの白い脚に飛び散り、とろりと垂れた。
それはなんていやらしい様だろう。
どんなお仕置きをされるのかと、藤岡は恐怖してカナを見た。
しかし、カナは別に怒っていなかった。
それどころか、藤岡の下腹部に飛んだ白濁液をポケットティッシュで拭い取ってくれた。
それから、カナは自分の脚に飛び散った精液を拭き取ろうとした。
藤岡は、カナを慌てて止めた。
「なあ、南。オレに綺麗にさせてくれないか」
「ああ? まあいいけど」
カナが差し出してくるティッシュを藤岡は受け取らなかった。
その代わり藤岡はカナの脚に口をつけた。
「ふ、藤岡?」
「南の脚を、オレの舌で綺麗にしてやるよ」
トウマにしつけられた藤岡には、自分の精液を舐めるコトへの抵抗感はなかった。
ああ、南の脚、すべすべだよ。
藤岡はカナの太ももに指を食い込ませむっちりとした感触を楽しむ。
見上げれば、短いスカートの中にパンツが見えた。カナの白いパンツは濡れていた。
南も、感じてるんだ。
藤岡は指をカナの股間に這わせた。
「ぁあん、藤岡ぁ、だめえ」
「駄目ってコトはないだろ。こんなにヌレヌレにして」
「こ、っこの、藤岡め! まだお仕置き、され……ああん……たいの……かい?」
「ああ、南、いやらしいオレにもっとお仕置きしてくれよ」
「そ、そうか、い……だったら、してやろうじゃないか」
カナは藤岡に横になるように命じた。
そしてカナはスカートを穿いたままでパンツを脱いだ。
藤岡はパンツを脱ぐカナを凝視した。一瞬だけスカートがめくれあがって、薄い茂みが見えた。
「なんだい。見てるんじゃないよ」
カナは、恥ずかしそうに言った。そんなカナの様子は新鮮だった。
「この藤岡め。こうしてやる!」
カナは自分のパンツを藤岡の頭にかぶせてしまった。
ツンと酸っぱい匂いが藤岡の頭を痺れさせた。
これがカナの匂いなんだ。
視覚を奪われた藤岡の耳に衣擦れの音が聞こえる。
「ああ、南。すごい。気持ちいいよ」
「南じゃないよ。カナだよ。
私たち、もう他人同士じゃないんだから。
それよりも、どんな感じに気持ちいいんだい」
「なんかすごく締め付けられてるのにっ、柔らかく包み込まれてるというかっ、ああ、ヒダヒダがからみつくう」
「そうかい。私も、はっっはあ、とっても、気持ち、よすぎてええェ、死んじゃう、死んじゃう死んじゃやあはああ」
「カナちゃん。オレ、カナちゃんの綺麗な身体が見たいよ」
「プレイ中はカナ様って呼べ!
じゃなくって、目隠しとっちゃ駄目ええ」
藤岡はカナのパンツを脱ぎ捨てた。
目を開くと、騎乗位で腰を振るカナの姿があった。
カナの小振りなおっぱいが激しい動きに合わせてそれなりに揺れていた。
「やああん、見るなあ」
カナは恥ずかしそうに胸を両手で覆い隠したが、腰の動きは止まらなかった。
もう、お互いに止めることができないところまで来ていたのだ。
「逝っちゃう、カナ様!」
「私もだよ、藤岡!」
二人は同時に果てた。
もちろん、中だしだった。
藤岡は、子供ができたらどうしよう、とちょっとだけ不安になった。
こうして、藤岡はカナと恋人同士になったのだった。
だから、もうトウマとの関係は終わりにしたかった。
だいたい、小学生の女の子との火遊びなんて危険すぎて冗談にもならない。
それに藤岡にはマゾの気はあってもロリコンの気はないのだ。
藤岡はいつものようにトウマを自室に連れ込んだ。
そして、なんとか話を切り出そうとした。
だが、トウマに股間を握られると……
自分の意志に反して、ちんちんはおっきした。
さらにトウマはとんでもないことを言い出した。
「さあ、早くパンツを脱ぎなよ。今日はね、フェラチオしてあげようと思うんだ」
フェラチオという言葉は魅力的だった。
もちろんフェラチオくらい、この先カナにいくらでもしてもらえるだろう。
しかし、トウマにしてもらえるチャンスは、今しかない。
藤岡の決意はすぐにくじけた。
別れ話は、終わった後で良いよね。
今まで、さんざん玩具にされた分、最後の最後で十二分に楽しませてもらっても罰は当たらないだろう、と勝手なことを考える。
そしていつものように裸になり、鎖までつけられて、藤岡はそれでも興奮した。
今日のトウマはいつも以上に積極的だ。
それまで決して服を脱ぐことはなかったのに、今日は全裸にまでなっている。
トウマの身体は美しかった。
藤岡はロリコンではない、はずだ。
だが、トウマの未成熟な肢体には、独特な魅力があった。
膨らみきらない青白い胸も、小さなお尻も。
一瞬、藤岡の肉棒に、これまで感じたことのない凶暴な欲望が生まれた。
この可憐な妖精のような生き物を踏みにじりたい。
思わず、トウマに飛びかかろうとしたが、首につけられたペットの印が、自分の身分を思い出させた。
藤岡は、トウマの足を舐めさせられながら、足でちんちんを苛められるという、天国と地獄を同時に旅するような責めを耐えきった。
そして今はベッドの上に仰向けに寝させられている。
いよいよ。フェラチオだ、藤岡は期待に胸を膨らませた。
トウマはベッドの足に藤岡の首輪の鎖を繋ぐと、ベッドにあがってきた。
「藤岡のぴくぴくしてる」
トウマは藤岡のちんちんを指で突いた。
「ト、トウマ、早く!」
カナを相手に二回も精を放ったというのに、本当に中学生のペニスは元気なものだ。
「そんなに焦るなよ」
トウマは藤岡の顔の上をまたぐような格好になった。
この体制はもしかして、69なのか。
思っていた以上のご褒美に藤岡は感激した。
カナは恥ずかしがってあまりよく見せてくれなかったから、じっくりとおまんこを観察するのは初めてだ。
トウマのアソコはまったくの無毛だった。
単純な本当のただの割れ目だ。
割ひらいてみたが、中も綺麗なピンク色だった。
トウマの息がちんちんにかかった。
「はあ」
藤岡は思わず声を漏らした。
トウマは藤岡の皮を剥くと亀頭を口に含んだ。
包茎チンチンなので仕方ないが、藤岡のオナニーは皮オナニーだ。だから、亀頭への直接攻撃には慣れていなかった。
トウマが口をすぼめると暖かい肉が、キュっとちんちんを締め付ける。トウマが下を動かすと、尿道口に背筋が震えるほどの快感が走る。
「トウマの口、気持ちよすぎるよ」
藤岡は、お返しとばかりに、トウマのおまんこに口をつけた。
愛液がとろりと流れ込んだ。
初めて味わういやらしい味に藤岡は夢中になった。
真珠のような突起がクリトリスなのだろう。藤岡はそう思い、そこに舌を這わせた。
「ひゃん」
とトウマが腰を浮かせて、喜んだ。
やっぱり、一番感じる部分だったらしい。
「ふじおかぁ、オレ、藤岡のことが好きだ。ずっとずっと好きだったんだ。今まで言ったことなかったね」
トウマがいきなりそんなことを言った。
幸せそうな蕩けきった声だった。
藤岡はその言葉の意外さに、瞬間冷静になった。
トウマは自分と同じようにただ性的な好奇心と欲求を満たしているだけだと思っていたのだ。
だけれども、今のは、告白ではないのか?
しかし、トウマがちんちんを口に含むと、藤岡の頭は真っ白になった。
ぐいぐいとトウマは頭を動かして、藤岡を高みへと導いていく。
そしてあっという間に藤岡は、トウマの口の中に射精した。
最終更新:2008年02月21日 20:10