メディアまとめ

20130127 読売新聞

 桜宮高体育系2科の募集中止を巡り、橋下徹大阪市長が、市教委が中止しない場合には、市長を辞職して

「出直し市長選」に打って出たいとの意向を周囲に示していたことがわかった。
 
関係者によると、橋下氏は19日、共同代表を務める日本維新の会の複数の幹部と会談した際こうした考えを示唆。
幹部側からは反対する声が上がったという。
 
その2日後の21日、市教委は募集中止を決めた。橋下氏は、中止にならなければ入試関連予算を執行しない
との考えを示していたことから、出直し選では予算不執行の是非を争点に民意を問うつもりだったとみられる。
 
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130127-OYT1T00206.htm
 
20130124 読売新聞
大阪市立桜宮高の体育系2科(体育科、スポーツ健康科学科)が今春の入試で募集中止と
なったことを受け、大阪府教育委員会は24日、府立大塚高(大阪府松原市)体育科の定員を
現行の80人から40人増やし、体育系志望者の「受け皿」とすることを決めた。
 
 橋下徹大阪市長から定員拡大を要請されていたもので、「受験生の選択肢を広げることが重要」
と判断した。体育系2科の定員120人分は普通科に振り替えて試験が行われる予定で、
府教委は相当数が普通科を受験するとみて、定員増は一部にとどめた。
 
 大塚高バレーボール部はインターハイ優勝経験のある強豪。バスケットボール部も全国大会に
多数回出場している。
 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130124-OYT1T01051.htm
 
 
20130125 産経ニュース 
大阪市立桜宮高校が体育系2科の入試募集中止を 受けて大阪府立高校の体育科の定員増を話し合った
24日の会議で市教委の長谷川恵一委員長が府教委 側に「自分の体育科も調査を」などとかみつく
一幕 があり、橋下徹市長は25日、市教委に対して 「(体罰問題への対応で)失敗したのに分かってい ない。
謙虚さが足りない」と痛烈に批判した。
 
会議は24日昼前、市役所で始まった。冒頭、府 教委の陰山英男委員長が「桜宮について一言、二言 を
申し上げたい」と述べ、市教委がまとめた桜宮高 の改革プランをやり玉にあげた。
 
 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130125/crm13012514520032-n1.htm
 
20130125 日刊スポーツ 
大阪市立桜宮高のバスケットボール部主将が体罰を受けた後に自殺した問題が24日、国会で
初めて取り上げられた。衆院文部科学委員会の閉会中審査で、同高体育科2科の入試中止を求めた
橋下徹市長(43)の手法に対する異論が相次ぎ、自民党の馳浩衆院議員は、昨年11月に
田中真紀子前文科相が起こした大学不認可騒動と重ね、「圧力としか思えない」と批判した。
 
 馳氏は、橋下氏が市教育委員会に入試中止を迫り、中止しなければ関連予算の執行停止を示唆
したことを問題視。一連の流れが、今春の開学を目指していた3大学をいったん「不認可」とした
真紀子氏の手法と似ているとして「真紀子騒動と今回の問題は、どう違うのか。あの時田中大臣は
(撤回という)賢明な判断をしたが、(経緯は)今回も同じだ」と指摘した。
 
 当時、真紀子氏に“圧力”の撤回を求めた当事者だった下村博文文科相は、「真紀子氏は、
自ら大学設置・学校法人審議会が決めた判断を変えようとしたが、今回中止を決めたのは結果的に
教育委員会で、橋下氏ではない。別の問題だ」と、反論。しかし「予算執行を止めるような発言を
するのはよくない」と、橋下氏に苦言を呈した。民主党の笠浩史衆院議員にも「橋下さんは、
教育委員会の限界を分かってやっていると思うが、やや乱暴だ」と指摘され、「よりスムーズな
関係を築いてほしい」と、橋下氏に注文をつけた。
 
 橋下氏は当然ながら、委員会に不在。代わりに、前横浜市長で日本維新の会の中田宏氏が
質問に立ち、「入試中止は乱暴で、何の解決にもならないという意見もあるが、その通りだ」
とした上で、教育委員会制度の抜本改革を要請。下村氏は「思いは共有している」と、制度見直し
に積極的な考えを示し、中田氏は「協力するところは全面的に協力する」と、後押しを約束した。
 
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130125-1076318.html
 
東京新聞20130123

大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒自殺問題で、橋下徹市長は二十二日、市立桜宮高で既に体罰が判明しているバスケットボール部とバレーボール部以外にも、複数の部で顧問による体罰や暴言があったとの調査結果を明らかにした。 橋下氏によると、教育委員会が十八日に実施した全校生徒と全教員へのアンケートで判明。どの部かなどの詳細は明らかにしなかった。「複数出てきている。卒業生をさかのぼって調査しないといけない」と強調した。市役所で記者団に述べた。 同時に「桜宮高では手を上げる指導方法が、正当化されている雰囲気がある。人事の刷新はどうしても必要だ」とあらためて強調した。大阪市教委の永井哲郎教育長も二十一日、バスケット部とバレー部以外の生徒への体罰を明らかにしている。一方、市教委は二十二日、同校体育系学科の今春の募集中止決定を受け、入試実施要項の変更手続きを承認。スポーツに特色のあるカリキュラムとし体育科教員を早急に刷新するなど二十一日に決まった改革プランも添付した。普通科への振り替えを「看板の掛け替えにすぎない」と批判した長谷川恵一教育委員長も変更手続きには賛成した。この日の会議で永井教育長は「この時期の変更は異例だ。早く保護者に情報が伝わるようにしたい」と述べ、二十二日中にも各中学に変更を通知する意向だ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013012202000237.html

20130125日刊ゲンダイ

★体罰教師 刑事告訴に食らいついた橋下市長と大阪地検

大阪市立桜宮高校バスケ部の男子生徒(当時17)が自殺した問題で、生徒の父親が23日、暴行容疑で顧問(47)を府警に刑事告訴した。

 かつては体罰容認の姿勢を見せながら、この問題をきっかけに支持率をアップさせようという魂胆がミエミエの橋下徹市長はさっそ

く、反応。「家族が教師を刑事告訴するなんて、普通の状態ではない」「これは体罰ではなく、暴行事件だ」と、顧問に厳しい処分が下るの

を期待するかのような発言を繰り返した。

(中略)

 確かに、この顧問の指導は“やりすぎ”だったが、これを大阪市のトップや検察が利用しようとしているのならば、重大な問題だ。

http://gendai.net/articles/view/syakai/140637

 
 


 

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最終更新:2013年01月27日 14:18