4/1 (Mon)
私はただ・・・
──死にたくなかった。
私はただ・・・
──生きたかった。
私はただ・・・
──幸せになりたかった。
ただ・・・
──それだけ・・・
99年前・・・
春の嵐の夜の日に・・・
誰も踏み入れる筈が無い清らかな森林に対称の2人は踏み入れた。
「お前・・・、本当に古代の科学を復活させる気か?」
「そうだ・・・、貴様との決着を付かせる為にな!」
そう言うと、男は謎の石版まで歩き出した。
「馬鹿!やめろ!それは!」
しかし、叫んだ時にはもう遅く、男は自ら指をナイフで切り、石版の上にある紋章の形をした窪みに血を垂らした。
「フフフ・・・、ハハハ!
やったぞ!これで貴様に・・・!?」
気がついたら、男の手足に捕まれた感触がした。
気になって、男が右手のほうを振り向くと、石でできた手だった。
「な、何だ!これは!離せ!」
しかし、その手は気にも留めずに男を石版まで引きずった。
「うわあああああああ!俺を何する気だぁぁぁぁぁぁぁ!」
男が石版まで接触された途端に触れた部分から男は石に吸収された。
男は体が吸収される間際に叫んだ。
「俺にはまだやることが・・・!こんな所で・・・・・・」
言う間に男の体は全て石版に吸収された。
そして、もう一方の男は呼吸を荒くしながら言った。
「終わった・・・!世界の幸せが・・・!」
最終更新:2008年10月20日 18:02