太郎丸東館 (たろうまるひがしだて) | |
所在地 | 喜多方市豊川町米室字太郎丸 |
別称 | |
築城年 | 応永十一年(1404)頃か |
築城者 | 太郎丸氏か |
城主変遷 | 蘆名氏[太郎丸氏]… |
廃城年 | |
現状 | 耕作地、宅地 |
太郎丸東館は福島県喜多方市に所在した城館跡であり、蘆名氏家臣太郎丸氏の居館であった。
猪苗代氏一族三浦(太郎丸)氏によって構築されたものであろうが、太郎丸西館と記録の混同がある様で、東館に関しては天正年間(1573-92)太郎丸掃部が居住し、摺上原合戦において富田将監隆実に討ち取られたというもののみである。
館跡は三浦(太郎丸)河内守盛次が入道して正乗を称し、応永十一年(1404)に建立したとされる長泉寺の北東、現在の太郎丸集落のもっとも標高の高い地点に所在したと比定されている。東西50間、南北20間の規模であったという。
現在は館跡の遺構と確認出来るものは残っていないそうですが、集落北辺から東辺にかけて一段下がった水田が取り巻いており、堀跡の様な景観となっています。収穫の終わったその水田地で、丸く藁をまとめたものの上でねこが昼寝をしており、非常に可愛かったため撮影を試みるも逃げられました(^-^;