小十郎館(喜多方市)

五目柵
(ごめさく)
所在地喜多方市塩川町(旧耶麻郡塩川町)字石橋
別称塩川館
築城年天正十七年(1589)
築城者片倉景綱
城主変遷伊達氏[片倉氏](1589-90)-蒲生氏[蒲生氏]…
廃城年 
現状JR磐越西線塩川駅、宅地

概要

小十郎館は福島県喜多方市(旧耶麻郡塩川町)に所在した城館跡である。

歴史

天正十七年(1589)摺上原合戦で黒川城主蘆名氏を攻め滅ぼした伊達政宗は、5千石を以て重臣片倉小十郎景綱を塩川に封じた。景綱は築城を開始するも、翌年豊臣秀吉の奥州仕置が行われて伊達氏は会津を没収され、築城半ばにして主家と共に会津を去った。代わって会津領主となった蒲生氏郷は、横山(蒲生)喜内を塩川に封じたという。

現状・感想

塩川駅を中心とした地域が館跡とされており、名残は各所に散見される様ですが、現在宅地となった部分が多くさすがにウロウロと見て廻るのは憚られます(-_-;

なお、塩川館であるとする資料もありますが、旧来の塩川館は南東500mほどの場所に位置する柏木城の様なので、遺跡登録名の小十郎館で掲載しております。しかしながら柏木城の所在地は字古町であり浜崎城の前身だと思うんだけどな…。

関連項目

最終更新:2012年10月07日 12:56
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