竹原館 (たけはらだて) | |
所在地 | 喜多方市熊倉町都字竹原丙 |
別称 | |
築城年 | 不明 |
築城者 | 不明 |
城主変遷 | 不明 |
廃城年 | 不明 |
現状 | 耕作地 |
竹原館は福島県喜多方市に所在した城館跡である。
『新編会津風土記』に記載のある、構築年代、館主ともに不明の館村の館跡5箇所の内の1つで、その所在地の記載から竹原館跡と比定されている。なお東西25間、南北23間の規模であったという。
現在は圃場整備で潰滅しており、江戸時代末期、明治時代初期の字限図、及び明治時代の地籍図や圃場整備前の地形図で推定するほか無い。しかし昭和四十六年(1971)に調査が行われており、その際の記録によると北辺土塁の西側半分(東西約25.5m、基底部幅約4.2m、高さ約2m)、東辺土塁の南側(南北約32m、基底部幅約4.8m、高さ約2.5m)、南辺土塁の西側(東西約11m、基底部幅4.1m、高さ1.2m)が残存していたという。また土塁の外側には水路や帯状の水田が見られ、堀跡と推定される。南辺には主郭をほぼ2分する形で南北に通じる道路があり、そこに虎口が設けられていたと考えられている。
行ってはみましたが現在は土塁も崩されており、全くもって正体不明でした(^-^; しかし旧米沢街道沿いに立地しており、北には大塩川が流れる丘陵地に所在しているので、資料が揃えばなかなか面白そうな館跡です。わたしの目は節穴なので楽しめるかどうか非常に不安ではありますが。