本
元々私は本を読むのがそんなに苦痛に感じない、というか。むしろ好きの部類に入るんじゃないか、と思ってます。そりゃ世に言う「本の虫」と呼ばれる人達のスキル「字が書いてあれば何でも読む」なんて芸当は出来ませんけど。それでもこの仕事に着く前、まぁ学生の時から時間があれば本を読むくらいの事はしてました。その時主に読んでいたのは本格ミステリとか自分が読みたいと思った物だけでしたけど。
そんな私がどうして仕事をし始めてから身の丈読書なんて実践したかというと。ぶっちゃけ実践なんてしちゃいません。なんだかさっきから話全然かみ合ってない感じがすると思うんですが、事実です。別に身の丈読書とやらを気にしていたわけではないんです。ただ今までと一緒。「自分が読みたいと思った物だけを読む」
仕事を始めてから、月に消費する本を買う費用はそれまでの2~4倍くらいは増えました。費用だけみればそんなに高い本を買ったのか、とも思うんですが所持量もそれに比例して増加しました。確かにIT関連の書籍は「何でこんなのがこの値段?」と思うものもあったりして、毎月「コレ欲しいんだけどなーこの値段は無いよなー」とかぶつぶつ思いながら理性と格闘して結局買います。(Σ
そう。何はともあれ、欲しかったら買っちゃうんです。とりあえず妥協案を考えてみたり、試行錯誤して買わない方向へ向かわせようと下手な努力をしたり、自己暗示にかけてみたり、するんですが本当に欲しかったら買います。それがたとえ1冊1万を超えようとも。そりゃ確かに経済的に苦しい時で無理という事もありますけど、それでもお金が入り次第即効で買います。何でって、欲しいから。
この性格のおかげで周りからは金持ちキャラを勝手に貼り付けられましたが、自分はあまりそうとも思っていませんでした。実際自分の経済状況は周りと比べても下の方でしたし、事実毎月給料日から10日程で口座の残高は限りなく0に近い状態になっていました。元々実家暮らしで生活費の心配をしないで生きていける事や、煩わしい経済問題は全て親まかせにしていましたので、こんな生き方が出来たのは承知しています。それでも毎月手元に残るお金は3万程ありました。今まで1万5千円ほどで毎月やりくりしていた頃からすれば2倍もあるんだ、と喜んでいたんです。
最終更新:2007年04月20日 09:17