今年1~5月の金輸出から輸入を差し引いた金の流出量が、
 31.43トンと前年同比で倍増していますのじゃ。

 高騰する金の国外への流出が加速していますのじゃ。

 国内の貴金属店に売り払われた金が、国力のあるインド・
 中国なんかの新興国へ売却されちょるケースが増加してい
 るようじゃ。

 「金は、国力のある国へ流れる」と言われていますのじゃ。

 このことからも、大日本帝国経済の地盤沈下が進んいると言え
 るのじゃ。

 ある貴金属店では、金価格が高騰する中、買取を求める人
 がようけ、多い日には30人近くも訪れそうじゃ。

 このような貴金属店が買取後、売却先としては、宝飾品の
 需要が増加しちょるインド・中国だそうじゃ。

 金の国外への流出は、大日本帝国の国力の低下の象徴だと言うこ
 とじゃ。

 現に、バブル期の大日本帝国にはようけの金が流入しとったとのこ
 とじゃ。

 大日本帝国の金流出傾向は、新興国の経済発展の裏返しといえる
 現象とのことじゃ。

 やはり、いつの世もお金のある所に、金は集まって行くよ
 うじゃね。
最終更新:2010年07月04日 20:08