本来このゲームでは踏み込み、退き込みと呼ぶのが正しいのだが、ここでは通りのよいダッシュ、バックステップと呼称する。
・ダッシュ最短距離
このゲームのダッシュは出した直後に止まれない。
ある程度走った後なら、レバーを後に入れたりニュートラルにすることで停止することができる。
しかしダッシュ入力直後は一定時間(キャラによって違う)レバーをニュートラルに入れても停止できない。
つまりダッシュには最短距離が存在する。
なお必殺技はダッシュ最短距離をキャンセルして出すことができる。
一部のキャラ(右京、半蔵、ガルフォード、狂死郎、幻庵)でダッシュ最短距離中に必殺技を入力すると、コマンドが完成した瞬間にキャラ本体から攻撃判定が発生するという現象が起こる。
ただし威力は1ドットしかない。
ヒット効果は必殺技本来のヒット属性に依存し、例えば跳尾獅子など燃焼ダウンを発生させる技なら本体からの攻撃も燃焼ダウンになる。
・ダッシュ投げ
素早く間合いを詰めて相手を投げるダッシュ投げ。
非常に重要な崩し手段ではあるが、このゲームでは少しコツがいる。
まずレバー前に入れっぱなしでは投げることができない。
レバーをニュートラルに戻して一旦停止してから投げの入力をする必要がある。
もう一つ気をつけなければならないのが、上記のようにダッシュには最短距離が存在するということ。
つまり近距離からダッシュ投げを仕掛けようとしてもすぐに止まることができない=すぐに投げを出すことができないため、簡単に相手の技に止められてしまうのだ。
ここが真サム以降のダッシュ投げとの最大の違い。
初代のダッシュ投げは少し離れた間合いから仕掛けるのがコツ。
なお半蔵とガルフォードのコマンド投げはダッシュを直接キャンセルして発動させることができるので、このダッシュ最短距離を気にする必要はない。
活用しよう。
・ダッシュ通常技
ダッシュ中にボタンを押すとダッシュ専用の通常技がでる。
見た目は普通の通常技と同じだが、細かい性能が異なっているものもある。
このダッシュ通常技も上記のダッシュ最短距離の影響を受け、ダッシュ直後に出すことはできない。
またダッシュ後に元の通常技を出したい場合はレバーを後に入れるなりして一旦停止する必要がある。
余談だが先にボタンを押しっぱなしにしながらダッシュ入力をしてもダッシュ通常技を出すことができる。
この場合はダッシュ最短距離が終わった瞬間に技がでる。
・ダッシュ無敵
一部キャラのダッシュ中には無敵時間が存在する。
この無敵時間を利用して相手の攻撃を避けつつ接近することができる。
ただタイミングが非常にシビアで実戦で狙っておこなうのは難しい。
・バックステップ必殺技
バックステップ中は空中判定になるが、この最中に空中必殺技を出すことができる。
代表的なのが右京のバックステップツバメ返し。
これによって低空で高性能の飛び道具を連発することができるようになる。
やり方は先にツバメ返しのコマンドのレバー部分を入力してからバックステップして、地面から離れたらボタンを押す。
コツが必要だが右京の戦力を大きく上げるテクニックなので要練習。
もう一つが狂死郎の血煙曲輪。
ただ、入力しても高度が足りないために血煙曲輪の代りにジャンプ大斬りがでる。
これによりしゃがみガード崩しとして利用することができる。