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通知機能と画像の話


  • 日本語環境下だと必須と言われている武蔵に実装されていないこともあって、いまいち影が薄い(ような気がする)通知機能ですが、これはこれでなかなか面白い機能です。
要するに指定した条件を満たすときフォントの色を変えたり、指定したサウンドファイルを再生してくれたりする機能なのですが、ここではその中のひとつ、「通知画像」を使ってこんなことも出来るんだというテクニックの解説。
  • 例えばCPUメーターは通常作ると数値だったりグラフだったりするわけですが、どうせ頻繁に見ないし、ちらちらと頻繁に変わるのを視界の端で無意識に捉えていると気が散るし、今の負荷が色の変わるランプみたいなので大体わかればいいなぁという方、あるいはメールが一通でも来たらどうせメーラー起動するんだから何通来てるかはどうでもいい。もっとダイナミックにアイコンで知らせてくれという方なんかにお勧め。

作成


  • ここでは一例としてCPUメーターを作成してみます。使用する画像は予め用意しておいてください。
いつも通り「メーターの追加」→「パフォーマンスモニタ」からCPUメーターを作成した後、「一般」タブの「表示タイプ」を「画像」にします。
次いで「表示」タブの「デフォルトの画像を使用」にチェックを入れ、低負荷時に使用する画像を指定します。
「一般」タブに戻り、「通知機能」にチェックを入れます。画面下部に「通知リスト」が追加されますので、そこの「追加」を押して下さい。「Alert 0」がリスト内に追加されます。
「Alert 0」を選択状態にすると、さらに下部に「通知機能の設定」が追加されます。ここで「通知のタイミング」を「値を上回るときに」、数値を例えば「20」とし、「通知画像ファイル名」で高負荷時の画像を指定することで、 CPU負荷が20%を越えたときに画像が指定したものへと変化します。
Samurize1.62以降、ひとつのメーターに対して複数の条件を指定出来るようになりましたので、必要ならば通知リストに追加して、同様の手順を繰り返してください。

補記


  • ちなみに同時に複数の条件を満たしてしまう場合、常にあとにある条件が優先されるようなので気をつけてください。
(例えば20を上回るときと40を上回るときが存在する場合、前者がAlert 0で後者がAlert 1の位置にないと正常に機能しない)
  • メールで作りたければ、同様の手順から通知リストの「通知機能の設定」で「通知のタイミング」は「値を上回るとき」、「値」を「0」あたりで。
  • メモリ使用量やHDD残量など数値が出るものであれば概ね同様の手法が使えます。単位の変更だけ忘れないようにしてください。
気温などで数値がマイナスでも使える模様。
  • こういった画像形式にしたメーターにツールチップを指定しても、当然画像は出ずに数値を表示してくれます。逆に意外と便利です。
  • 数値以外、例えばOn/Offを返してくるような場合でも、通知機能「値になったとき」は使えます。「値」に監視に使う文字列を記入してください。当然ですが大文字小文字も厳密に監視しますのでonとOnなどの違いに注意してください。

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最終更新:2010年12月01日 21:07
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