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怜「悲しいときー」
竜華「悲しいときー」
竜華「京くんがデートに遅れて来たときー」
怜「悲しいときー」
竜華「悲しいときー」
京太郎「恥ずかしいからやめてくださいよ!」
怜「京くんが竜華のおもちばかり見てるときー」
竜華「えっ、そうなん?」
京太郎「ええまあ、って何言わせんですか!」
竜華「京くんさえ良ければ……生でもええんやで?」
京太郎「本当ですか!?」
怜「…………」
竜華「ふふっ、冗談やで」
京太郎「なんだ……はぁ……」
怜「へへっ、ウチは竜華と比べて小さいから、どうせ先に捨てられるんやろな……」
京太郎「そんなことないです!怜さんのも十分立派じゃないですか!」
怜「ほんまか?」キラキラ
竜華「やっぱり京くんて、ウチらのことそんな目で見てたんやな……」
京太郎「見てませんよ!おもちとかそんなんじゃなくて……いやそういうのもあ……ないない」
京太郎「とにかく!俺はお二人のことが好きなんです!絶対に二人とも幸せにするんです!」
怜竜「「京くん……!」」ジーン
ワイワイガヤガヤ
怜「人が見てるっちゅうんに……」
竜華「嬉しいなぁ……」
京太郎「あ……う……」カァァ
京太郎「は、早く行きましょう!」
怜「嬉しいときー」
竜華「嬉しいときー」
京太郎「まだ続けるんですかそれ」
京太郎(今日は二人が大学に入ってから初めてのデート!)
京太郎(この日のために泉と色々下見に行ったりしたんだ)
京太郎(張り切っていくぞ!)
京太郎(……そういえばあのときの泉の目がやたら赤かった気がするけど、何があったんだろう)
怜「京くんどこ行くんー?」
京太郎「まずはカラオケです!」
竜華「カラオケ?」
京太郎「はい!もうすぐ着きますよ」
京太郎(三時間の特訓の成果を見せてやるぜ!)
竜華「打っち~だおれ、打っち~だおれ―――」
京太郎(サビで店員が入ってくるなんてそんなん考慮しとらんよ…………)
怜「竜華は歌上手いなぁ~」
竜華「怜の方が上手いって~」
竜華「ほら、次怜の歌やで」
怜「せやった……深呼吸して―――」
京太郎(次こそは……!)
――――とあるショッピングモール
ワイワイガヤガヤ
京太郎「…………」
ワイワイガヤガヤ
京太郎「…………」
京太郎(迷ったあああああああ!)
京太郎(というかあの二人から逸れた)
京太郎(はぐれないように手をつないでって言われてたのに……)
京太郎「はぁ…………」
京太郎「携帯も今日に限って忘れるし、本当ツいてないよな」
竜華「でもあの二人がいるから」
京太郎「俺は頑張れる」
怜「今日こそ二人に」
京太郎「プロポーズするんだ!」
京太郎「と言ってもまだ結婚出来ないから婚約みたいな感じになるけど……」
竜華「指輪は?」
京太郎「一応バイト代三ヶ月分で」
怜「疲れたなぁ……」
京太郎「でも諦めない!……って」
京太郎「えっ」
竜華「あっ」
怜「あっ」
――――公園
京太郎「どんだけ馬鹿なんだよ俺……」ズーン
竜華「たしかに京くんはアホやけど」
京太郎「うっ」
怜「そんなところも好きやで」
怜「そろそろ帰ろか」
竜華「せやな、今日はお赤飯や!」
京太郎「え……?」
怜「ウチらの婚約祝いやな」
京太郎「えっ、えっ?」
竜華「ほなはよ帰るで」
怜「今度はちゃんと手握ってな」
竜華「また迷子になられたら困るわ」
竜怜「「あはははははは」」
最終更新:2013年10月16日 15:11