.
菫(ここが照のホテルだな)
菫(早速潜入だ!)
私こと弘世菫はかつての仲間、宮永照が泊まっているホテルへ来た
なぜかって?あいつが三箇牧でうまくやれているかどうかを確かめるためだ
試合ではいつも通りだったがはたして生活はどうなっているのか……
菫「この階でいいんだよな」
菫「部屋は……323か、ふむ」
菫「!」ピキーン
菫(この雰囲気、誰か来る!)
菫(一旦隠れる!)シュタッ
菫(……よし、気づかれないように……)
咏「ふぁ~あ、ん~眠い」
咏「もう一眠りしよ~……でもな~」
菫(なんだ、三尋木か)ガタッ
咏「ん?」
菫(しまった!)
咏「んー?今なんっか音がしたけど……」
菫(…………)
咏「気のせいか、さーて寝よーっと」
菫(いなくなったか?)
憩「だーれが?」
菫「三尋木、今のだ」
菫「ばれると私の完璧な作戦が台無しだからな」
憩「よかったですね」
菫「ああ、よかったよかっ……!」ズザッ
菫「いつの間に私の後ろに!?」
憩「弘世さんが隠れてた隙間、ウチの部屋のドアやったんですよね」
菫「なにっ!」チラッ
「324号室」
菫「」
憩「ま、中で話しましょうか?」
憩「……はぁ」
憩「つまり弘世さんは照ちゃんが心配で様子を見に来た、いうわけやな」
菫「心配などしていない!これはあくまでかつての仲間が生活をしっかりしているかどうかの様子見なんだ、決して心配などではない!」
菫「断じて、断ッじて否ッ!」
憩「はいはい、そういうことにしておきますから」
菫「だから違うと……」ブツブツ
憩「照ちゃんなら心配ないですよ、最近はレトルトもあんまり食べないようですし」
憩「この前も一緒に洗濯物干したりしましたから」
菫「部屋、部屋は散らかっていたりしないのか!あいつの部屋はもう、なんというか、とにかく汚いんだ」
憩「大丈夫ですーぅ、東京に来る前日も掃除機かけてたみたいですし」
菫「そ、そうか……」
菫「ところで、荒川は一人部屋なのか?」
憩「そうですよ、京太郎くんと千里山の人たちは二人部屋やけど」
菫「千里山も泊まっているのか」
憩「四階に泊まってますよ」
菫「そうか……」ウズウズ
憩「心配ですか?」
菫「だから違う!」
憩「まあ、今日は照ちゃん出かけてますから」
菫「出かけた?まさかあいつ一人で!」
憩「ちゃいますって、京太郎くんと海水浴なんですって」
菫「なら大丈夫か……って須賀!?海水浴!?」
憩「忙しい人ですね……」アハハ
菫「そうか……通りで」
照『花と縞々と何もないの、どれがいいと思う?』
照『ワンピースとバラバラ、どっちがいいと思う?』
菫「とかいう変なメールを送ってきたのか」
菫(やっぱり照も私が必要なんだよな)ウンウン
憩「ああ、あれはウチに送ろうとして間違えたらしいです」
菫「なにっ」
憩「照ちゃん楽しみそうでしたね」
菫「…………はぁ」ズーン
菫「どうせ私なんてどうせ私なんてなぁ……」ツンツン
憩「あははっ、ウチお茶入れてきますね」
菫「ああ、すまないな……ん?なんだこれ」
菫「……棒?」
菫「これがスイッチか?」ポチッ
ウィンウィンウィンウィン
菫「なんだ、これ」
菫「うにょうにょと気持ち悪い」
憩「入れてきましたよーぅ……」
菫「この棒は一体なんなんだ?不気味で不気味でしょうがないんだが」
憩「あらら、見られちゃったからには」
憩「しゃあないなぁ」ニッコリ
菫「」ビクッ
菫「な、なにをする気だ……」
憩「え・え・こ・と♪」
菫「なっ、ちょっ、そこはっ!」
憩「一緒に気持ちよぉくなりましょねー」
菫「やめろぉ……っ!」
その後、私が目覚めたのは夕方頃
寝ていた部屋には荷物などなく、ホテルから千里山も三箇牧もいなくなっていた
目覚めた私の目の前には書置きがあった
『それはアゲる』
『今度会ったらまた、な?』
その書置きを読みながら、昼間に散々得たあの快感をかみしめた
たった一日で、私の身体は彼女の手に堕ち、その快楽に溺れた
そして夜
「ああっ!憩っ!げぇい゙っっ!」
私は玩具で興じることを覚えた
最終更新:2013年10月16日 11:46