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京太郎「ただいまー」
雅枝「今日は遅かったなぁ、京太郎」
雅枝「外でほかの女と遊んどったいうたら許さへんで」
京太郎「遅いって一時間くらいじゃんか、それに俺には雅枝さん以外あり得ないですから」
雅枝「その敬語やめ、もう私ら夫婦なんやで」
京太郎「そうだな、ごめん」
京太郎「ところでさ、買物してて思ったんだけど、今日一緒に作らないか?」
雅枝「作るって……先週先生におめでたって言われたばっかなんやで」
京太郎「晩飯だから晩飯の話だから」
雅枝「……あー、えっ、うっ、うん、わかっとったで、晩飯なー、晩飯ー」アセアセ
京太郎「まあ雅枝さんがしたい、っていうなら今日は考えるけど」
京太郎「とりあえずその話は置いておいて、今日はから揚げにしようと思うんだけど、どうかな?」
雅枝「それやったら洋も絹も喜ぶな、ええと思うで」
京太郎「じゃあ俺着替えてくるから台所まで袋運んどいて!」
雅枝「んー、わかったわ」
京太郎「あと雅枝さん用のエプロンも買ってきたから着てみて!」
雅枝「京太郎!なんやこれ!」カァァ
京太郎「ピンクのフリフリ付のエプロンですけど、何か?」
雅枝「何か?やなくておかしいやろ!なんでこんなん着なあかんのや!」
京太郎「そういうならなんで着てるんだよ」
雅枝「そっ、それは、こういうの、京太郎が好きなんかな……って……」カァァ
京太郎「似合ってるから、恥ずかしがらなくていいんだよ」
<タダイマー
雅枝「恥ずかしく、なんか……」
京太郎「心臓は正直だよ」ギュッ
絹恵「お母さんもお義父さんもおるー?」
雅枝「後ろから抱き着かんで、前から抱きしめてや」
京太郎「……こうしないと、雅枝さんの近くにいる気がしないから」ギュゥゥ
絹恵「あー……」
京太郎「」
雅枝「」
絹恵「私のことは気にせんでええから、続けたってなー!」ドヒューン
洋榎「げふっ、ごっそうさん」
京太郎「食べてすぐ横になったら牛になるぞー」
洋榎「どうせウチは牛並みのおっぱいはできへんもーん」
雅枝「ひーろー!京太郎が言うとるんやから直さんかい!」
洋榎「うっさいわ!京太郎のアホ!オカンのアホ!なんで二人が結婚するんや!」
洋榎「もう知らん!部屋に戻ってシルバニアファミリーしてくる!」ドヒューン
京太郎「ちょっ、洋榎さん!」
雅枝「ええわ、洋はいつもああやから。親たるもの突き放すのも大事なんやで」
京太郎「……はい」
絹恵「二人とも、風呂上がったで」ホカホカ
雅枝「きききき絹!なんやその恰好!」
絹恵「え?バスタオルやけど?」
雅枝「丈短いやろ!太もも丸見えやないか!服着て出てこい言っとったやろ!」
絹恵「でも暑いしー」
雅枝「京太郎が見とるんやで!」
絹恵「えー、お義父さんなら私の身体見ても何も思わんやろ?」
京太郎「それは……その……」
京太郎(何これ、なんで俺が試されてるの?)
京太郎(だって乳首の形見えるし、っていうかピッチリだし、そんなもん見せつけられて興奮しない男はいないっていうのに……)ギンギン
京太郎「とにかく服を着てくださいお願いします」
絹恵「はーい」トタトタ
雅枝「…………」ジトッ
――――風呂
京太郎「なんで洋榎さんはいつもああなんだろ、もう二十歳なのに」
雅枝「洋も京太郎のこと好きみたいやったからな、去年の婚約話聞いたときは三日三晩部屋から出て来んかったし」ゴシゴシ
京太郎「『おなかすいたー』って言って出てきたんだよな」
雅枝「京太郎も京太郎や、お義父さんなのに絹の身体見て興奮して……」ギュッ
京太郎「ぬっ、雅枝さん!当たってます!当たってます!」
雅枝「当たってるんやないで、当ててんのや」
雅枝「こうすれば京太郎の言葉も、身体も、匂いも、心もすぐ近くにある」
雅枝「このお腹の子が産まれて五人家族になったらまた相手したるから、絹相手に暴発なんてせんようにな」サスサス
京太郎「言っただろ、俺には雅枝さん以外ありえないって」
雅枝「……せやな」
雅枝「京太郎、こっち向いてくれるか?」
京太郎「はい、どうぞ」
雅枝「今はこれだけしかできへんのや……ごめんな」チュッ
京太郎「っ……構わないよ」
雅枝「おおきに。私、京太郎とおれて幸せやで」
京太郎「ああ、俺も幸せだよ」
雅枝「ふふっ、じゃあ私ら、世界一の幸せ者やな」ニコッ
最終更新:2013年10月16日 13:27