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幼馴染の淡と結婚したら

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京太郎「ただいまー」

淡「きょうたろーおかえりー!」ダキッ

京太郎「うわっ!いきなり抱きつくなって」

淡「いーじゃん夫婦なんだし、で、どうする?」

京太郎「何をだ」

淡「ご飯にする?お風呂にする?それとも……」

京太郎「風呂で」

淡「最後まで言わせてよ!」



カポーン

京太郎「高3でようやく淡と付き合い始めて」

京太郎「大学卒業して俺らがプロ入りしてその1年後に入籍」

京太郎「で、今はそれからしばらく経った夏」

京太郎「なんだかんだで幸せだな」

淡「へー幸せなんだ」

京太郎「おう、幸せだ……って」

京太郎「淡!?いつの間に!あとタオルを巻け!」

淡「まあまあ、そんなことより洗いっこしようよ」

京太郎「あのなぁ……」

淡「昔は2人で洗いっこしたじゃんー」

京太郎「昔って、保育園の頃の話じゃねえかよ」

淡「夫婦なんだからさ、ね?」

京太郎「はぁ……わかったよ」

淡「やたっ!じゃあ私が先攻ね!」



淡「お痒いところはありませんかー?」シャワー

京太郎「美容院かっての」

淡「頭終わり、次は……背中かな」ゴシゴシ

淡「きょうたろーの背中大きいね」ゴシゴシ

京太郎「そうか?」

淡「うん、少しごつごつしてるけど」ダキッ

淡「昔とは違うんだね」

京太郎「あ、淡……お前は今タオルも何もない生まれたままの体なわけで、そんなものを押し付けられたら……」

淡「たら?」

京太郎「あ、でも小さいから大丈夫だな」

淡「」プチッ

淡「きょうたろーのバカ!」シャワー

京太郎「頭に冷水かけるのやめて!」



京太郎「ごめんなさいでした」ドゲザー

淡「まったく、妻の体に欲情しないなんて夫失格だよ!」

京太郎「そっちに怒ってたの!?」

淡「他に何があるの?」

京太郎「いや、何もない」

淡「えー何それー」

淡「あ、出来たよ」

京太郎「今日はオムライスか」

淡「きょうたろー好きでしょ?」

京太郎「好きだけどさ……淡の分なんか少なくないか?」

淡「まあ、ちょっとね」

淡「ご飯食べ終わったら散歩行かない?」

京太郎「散歩か、久しぶりだな」



――――公園

淡「きょうたろー!見て見て!」

京太郎「空?」

淡「あれが天の川!」

京太郎「綺麗だな」

淡「でしょでしょ!」

淡「事前学習してきたんだ!」フフン

京太郎「で、あれがデネブ、アルタイル、ベガで夏の大三角だな」

淡「え、そうなの?」

京太郎「事前学習どうしたおい」

淡「ば、バカ言わないでよ、わかってたわよ」

淡「確か、織姫ちゃんはお父さんとお母さんに虐められて頼りがいないところに彦星と出会って結婚したけど」

淡「天の神様に離れ離れにされちゃったんでしょ」

京太郎「そんな話じゃない気がするけど」

淡「えっ」

淡「ま、まあ今のはきょうたろーの物知り度を試すためのテストだったからね」アハハ

京太郎「さいですか」

淡「でも、やっぱり可哀想だよね、一年に一回しか会えないなんて」

京太郎「その点俺たちって幸せだよな、一年中ずっと会えるんだから」

淡「離れ離れには……ならないよね?」

京太郎「なるわけねえだろ、安心しろ」ダキッ

京太郎「俺と淡はずっと一緒にいるって、ずっと幸せにいようって、約束しただろ」ナデナデ

淡「きょうたろー……」

京太郎「そろそろ帰るか」

淡「もうちょっと感傷に浸ろうよ!」

京太郎「まあいいじゃん、それに早く帰らないと麻雀ニュース始まるぞ」

淡「うーん、そだね。じゃあ帰ろっか」

淡「あ、そういえば、子どもできたらしいよ」

京太郎「誰の?」

淡「私の」

京太郎「ふーん…………」

京太郎「…………」

京太郎「えっ!?」

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最終更新:2013年10月16日 13:34