138マロン名無しさんsage2011/06/06(月) 23:25:54.82 ID:???
「サンジ君、さっきから何読んでるの?」
「大昔に書かれた海の食材本…みたいなもんかな」
「ふぅん…」
「…」 パラ…
「ちょっと見せて……うわっ、本と字細かっ!文体も、やっぱり古い感じねぇ」
「…」
「……面白い?」
「うん、まあ」
「…ふぅん…」
「…」
「…」
「…」パラ…
「サンジ君、本あとどのくらいで読み終わりそう?」
「…まだしばらくかかる、かな」
「そう…」
「…」
「しばらくって、どのくらい?」
「…」
「…ねえ、今日久々に部屋で2人きりなんですけど、私達」
「…ああ」
「今度はいつまた2人きりになれるか分らないのよ?」
「あーうん」
「ロビンが見張り当番の日だって、サンジ君いつも仕込みやら何やらで時間取れないじゃない…」
「あー」
「本はいつでも読めるんじゃないの…?」
「うんまあ」
「………話聞いてる?」
「うん」
「私よりその本の方が魅力的なんだ?」
「んー」
「………もういいっ。サンジ君がその本読み終わっても、私の身体、サンジ君には指一本触らせないから」プイッ
「こんな本とは比べ物にならないくらい勿論ナミさんだよンナミさん!!!」 ぽーーいっ
最終更新:2011年07月11日 22:41