夫の携帯操作、メール500通盗み見 妻を書類送検
夫の携帯電話を操作して、着信したメールが自分のパソコンに転送されるよう設定することで、夫や知人のメールを盗み見ていた妻が不正アクセス禁止法違反などの疑いで宮城県警に摘発され、10日書類送検された。
送検されたのは、仙台市青葉区の女性会社員(37)。調べでは、女性会社員は昨年4~7月、夫の知人女性(35)が使用していた電子メールのIDやパスワードを盗み、この女性になりすまし、友人らとやりとりしていたメール内容を見るなどした疑い。
調べによると、女性会社員は夫の携帯からメールを自分のパソコンに転送。その内容から、夫のメール相手のアドレスやパスワードなどを割り出していた。その上で、3カ月の間に約500回、自分のパソコンや携帯から、知人の女性のメールアドレスに不正にアクセスしていたという。
自分が読んでいないのにメールが「開封済み」になっているのを不審に思った女性が県警に相談して発覚した。
(2006/07/10 23:21)
http://www.sankei.co.jp/news/060710/sha091.htm
メールのぞき見500回 女性会社員を書類送検
仙台東署などは10日、夫の知人の女性のメールを、少なくとも約4カ月で500回以上も“のぞき見”したとして、不正アクセス禁止法違反などの疑いで、妻の女性会社員(37)=仙台市青葉区=を書類送検した。
調べでは、女性会社員は仙台市宮城野区の女性(35)のメールのIDとパスワードを入手、2005年4月ごろから7月ごろにかけ、不正アクセスを繰り返し、女性のメールを盗み見た疑い。
女性会社員は「2人(被害女性と夫)の仲が気になり、やりとりが知りたかった」などと供述している。
被害女性が夫の携帯電話に送信していたメールから、アドレスなどを知ったとみられる。
(共同通信) - 2006年7月10日23時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000215-kyodo-soci