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【12月30日 深夜】


男「今年ももう二日か・・・」
サトリ「あ・・・ほんとだ」
男「・・・来年もよろしくね?」
サトリ「はい・・・こちらこそ」
男「・・・」
サトリ「・・・ん?」
男「・・・かわいいな・・・やっぱり・・・」
サトリ「・・・もう////」
男「・・・どうする?」
サトリ「・・・」
男「・・・上・・・行く?」
サトリ「・・・あ!お布団!」

・・・どうやら布団をしまうのを忘れていたらしく・・・慌てて二階に上がった。
そのあとを追って・・・俺も上がる。


サトリ「うひゃぁ・・・お布団つめたぁい・・・」
男「・・・冬だしね・・・」

サトリがベッドの上で残念そうに言う・・・はい、八割がた復帰してますとも。

サトリ「ほら・・・あがってみてよ」
男「ん?ああ・・・」
ギシ・・・

男「ほんとだ・・・寒っ」
サトリ「ねー?」

布団シーツがなんかシルクっぽいのに変わっていた・・・するするだ・・・

サトリ「・・・これなら・・・ぬるぬるでも大丈夫でしょ?」
男「!!そ、そうだね!」
サトリ「・・・・・・キス・・・」
男「・・・おいで?」

ちゅ・・・

気付けば・・・二人で布団を被ってキスしたり抱き合ったり・・・もう・・・サトリもテレない。
二人で互いを認識しあう。でも・・・


男「・・・ん・・・寒いね・・・」
サトリ「・・・うん・・・ちょっとね・・・」

干したての布団は、なかなか暖かくなってくれなかった。

男「・・・お風呂入ってきな?」
サトリ「・・・」
男「・・・今回は・・・性的な意味で・・・」
サトリ「・・・ばか!・・・////」
男「へへー・・・」
サトリ「・・・そうだ!」
男「ん?」

サトリ「一緒に入ろうよ!」
男「え・・・ええええっ!!?」

これは・・・ま・・・まさか・・・サトリから誘ってくるなんて・・・


男「い・・・いいの?」
サトリ「もう・・・当たり前!」
ぎゅう・・・
サトリ「・・・恋人だもん」
男「・・・サトリ・・・」
サトリ「先入ってるね!」

ガチャン

トントントン・・・

男「サトリ・・・もう・・・うわぁ・・・/////」

一週間前の俺へ・・・サトリは完全にお前だけの恋人になるから・・・安心してな・・・

それより・・・いきなりフルボッキで入っていってもキモイよな・・・ちょっと収まってからいこう・・・



少し時間をあけて、風呂場に行った。中からシャワーの音が聞こえる。
電気の確認・・・点いてる。

男「・・・サトリ?入っていい?」
サトリ「あ・・・ごめん!・・・電気は消して?」

はい。夢潰える。まあいっか・・・そんなのどうってことねーや・・・

服を脱ぎ捨て・・・扉を開けた。

男「うわ・・・湯気?」
サトリ「・・・電気つけても・・・これじゃ何にも見えないかな?」
男「うん。じゃあ点けようか・・・」
サトリ「だーめっ!////」
男「・・・ふふっ・・・」

体を洗って・・・髪も洗って・・・サトリの待つ浴槽へ・・・


サトリ「・・・狭いかな?」
男「・・・サトリが俺の上に乗れば大丈夫だよ?」
サトリ「・・・もう////」

照れたものの・・・拒否はしなかった・・・サトリの桃が・・・おれの脚に・・・あー・・・

サトリ「うぅ・・・///やっぱり恥ずかしい///」
男「サトリ?こっち向いてごらん?」
サトリ「んー?なに」
ばしゃ!
サトリ「きゃっ!?」
男「へっへー!」
サトリ「もう!お返し!」
ばしゃ!ばしゃ!

二人で子供みたいにお湯をかけ合った。目が慣れてきたので・・・
隅々までサトリを確認できる・・・うへへ・・・



サトリ「もう///えっち!////」

サトリも隠そうとはしない。・・・あぁ・・・幸せ・・・

サトリ「私の胸・・・どう?」
男「ん?・・・どうって・・・かわいい////」
サトリ「そうじゃなくって////・・・大きさ////」
男「えー?・・・そのぐらいがいいよ?俺は・・・」
サトリ「・・・ありがと///・・・しぃに比べると・・・ちっちゃいから・・・」
男「ん?」

そういえば・・・厚い服を着ていても・・・しぃさんの胸はなかなかふっくらしてたような・・・



サトリ「・・・ひっぱたくよ・・・」
男「!!ち、ちが・・・・・・ちなみに・・・」
サトリ「・・・?」
男「・・・その・・・どのくらいなんでしょうか・・・しぃさんの・・・」
サトリ「・・・聞いてどうするの?」
男「・・・どうもしないけど・・・あのね?・・・男としては・・・気にはなるんですよ・・・」
サトリ「ぷー・・・ちっちゃいほうがいいんじゃなかったの!?」
男「・・・もちろん。俺の一番はこれですよ?」
ぷにっ
サトリ「きゃん!!もう/////・・・教えて欲しい?」
男「・・・うん」
サトリ「・・・耳貸して」
男「・・・ん」


サトリ「・・・A・・・B・・・」
男「・・・C・・・D・・・E・・・」
サトリ「・・・F」
男「・・・F?」
サトリ「・・・」
こくん・・・

男「・・・F・・・Fか・・・え・・・FFFFF!??」
サトリ「・・・なに・・・そのリアクション・・・」
男「あ・・・い・・・いやだって・・・F!?」



そうだ・・・映画館でメイドコスをしてたとき・・・サトリに目が行き過ぎてあんまり覚えてなかったけど・・・あれは・・・たしかに・・・たわわ・・・たたたたっ!?

サトリ「・・・」
ぎゅー・・・
男「いたたたっ!?つねらないでぇ・・・」
サトリ「なに考えてるの・・・もう・・・」
男「・・・だ・・・だって・・・F」
サトリ「・・・しぃも気にしてるんだからね?」
男「・・・大丈夫・・・内藤は喜ぶさ・・・うん・・・」

F・・・か・・・すげぇ・・・


男「でも・・・俺はサトリのこれが一番好きだからね?」
ちゅう・・・
サトリ「・・・ん・・・もう///・・・大人キス・・・ん・・・」
男「・・・ん・・・」
ちゅ・・・くちゅ・・・
サトリ「・・・んぁ・・・・・・ふぁ・・・」

サトリの声が・・・風呂場に響く。それだけで・・・もう・・・

サトリ「んっ・・・おっきくなったね?」
男「・・・しかたないよ」
サトリ「・・・あがる?」
男「・・・うん」
サトリ「・・・あのね?」
男「なに?」
サトリ「・・・お姫様抱っこで連れてって?」
男「・・・承知しました」
ザパッ!


軽く体を拭いて・・・タオル一枚のサトリを抱っこして部屋に戻った。


部屋に戻ると・・・暖房も効いていて、暖かくなっていた。

サトリを優しくベッドに降ろして・・・髪を拭いてあげて・・・俺達の愛情道具の登場・・・

サトリ「・・・男君も私も・・・変なのかな?」
男「なんで?」
サトリ「・・・こんなの・・・好きになっちゃって・・・」
男「・・・そんなことないよ?・・・誰かが好きだから・・・これは存在してるんだ・・・
    これのおかげで・・・サトリと楽しい時間が共有できるし・・・」
サトリ「・・・もう」
男「・・・よっと・・・」
にゅるるる・・・
サトリ「・・・やん////冷たい///」
男「・・・すぐに暖かくなるよ・・・」
ぬるる・・・


またサトリと・・・ぬるぬるを楽しんだ。サトリが喜んでくれるのが・・・とっても嬉しい。もはや、性欲を満たす気なんてなかった。ただサトリと・・・こうやって楽しみたかったんだ・・・性行為なんて・・・二の次でもいい。

いや・・・まあ・・・最後までするけどね?
結局・・・今回は二回。今度は二回ともサトリも気持ちよかったみたい。
ぬるぬるのままで・・・すやすや寝てる。ローションなんて・・・風俗で使うような特殊な道具だと思っていたのに・・・もうこれなしじゃ出来ないかも・・・


実は・・・今回はサトリとお酒を飲みながらしようかと思ってたんだ。
サトリもそれを拒否はしなかった。でも・・・なんだか俺はサトリに酒を飲ませるのが嫌になった・・・やっぱまだ未成年だし・・・サトリがすぐ倒れそうで・・・


それに・・・使わなくたって・・・俺達は十分に「愛」を確かめられる・・・内藤達には悪いけど
・・・俺達が二十歳になるまではお酒は封印。サトリがちゃんと大人になってから・・・
俺も・・・もう煙草は吸わない。ちゃんとサトリと・・・一緒に大人になる。

男「・・・ふぁ・・・寝む・・・寝よっかな・・・」

サトリの親は・・・たしか今日の三時ぐらいに帰ってくるはず・・・今の時刻は午前六時・・・
十分寝ても・・・間に合うな・・・寝よ・・・

サトリの手を繋いだまま・・・眠りについた・・・今日は二人ともハダカのまま・・・


のちに・・・

こ の 行 為 が 俺 に 死 の 恐 怖 を 与 え る と も 知 ら ず に・・・


二日も連続で・・・夜更かしなんてするもんじゃない・・・


【12月30日】


サトリ「・・・・・・」

男「・・・・・・」

サトリ「・・・・・・むにゃ・・・」

男「・・・・・・すぅ・・・」



サトママ「・・・」



サトリ「・・・すぅ・・・すぅ・・・」

男「・・・ん・・・サトリ・・・ぐぅ・・・」


サトママ「・・・あらあら・・・こんなカッコで・・・」

男「・・・サトリ・・・むにゃ・・・愛してる・・・」

サトリ「・・・大好き・・・・・・男君・・・すぅ・・・」


サトママ「・・・くす・・・・・・よかったね・・・サトリ・・・・・・」


キィ・・・


ガチャン・・・


・・・すっきりした頭とともに・・・自分の置かれている状況を確認。

昨晩・・・俺はココでサトリとエッチをし・・・寝た。
六時ぐらいだ。三時にはサトリの親が帰ってくるから・・・十時ぐらいに起きて帰る・・・
つもりだった・・・今・・・俺はサトリの部屋で・・・マッパで一人・・・サトリのベッドに座っている・・・

只 今 の 時 刻 は 午 後 三 時

心拍数上昇・・・汗が吹き出る・・・物静かな部屋の中で・・・一階から聞こえる物音に怯えている・・・サトリはいない・・・いるのは青白くなった俺と・・・使い切られたローション・・・
袋の空いた近藤さん・・・俺の汗でぬるぬるが復活したシーツ・・・

こ れ な ん て 修 羅 場 ?



男「おおおおおおちつつつっつつけ!!まままま・・・まだあわあわっわわてるような・・・」

ギシ・・・

ギシ・・・

男「!!!?」

だ・・・誰かが階段を上る音が聞こえる!!ま・・・まずい!?
と・・・とりあえず・・・ふ・・・服!!うあっ!?

バタン!!

ガチャ・・・

男「!!?」

ベッドから勢いよく落ちて・・・入ってきたそいつと目が合った・・・



男「ひ・・・ひぃっ!!」

思わず股間を隠した・・・何年も暗い牢獄に閉じ込められていた囚人のように・・・
光に怯えるように・・・


サトリ「?どうしたの?」
男「あ・・・さ・・・サトリ・・・」


・・・よかった・・・愛しのサトリだった・・・

男「・・・もう・・・脅かすなって・・・」
サトリ「?」
男「あ・・・服着るね・・・」
サトリ「その前に・・・おはよーのキスは?」
男「・・・その前って・・・もう・・・おいで?」
サトリ「にゃん!」
ちゅ・・・
男「・・・おはよ」
サトリ「うん!」

サトリに浅い口づけをし・・・服を着る。


サトリ「・・・またシーツ洗わないとね?」
男「・・・洗う前に・・・もっかいする?」
サトリ「いやん・・・もう服着たでしょ?」
男「はは・・・冗談だよ・・・」
サトリ「ご飯出来てるから降りてきてね!」
男「うん」


よかった・・・今日もサトリの美味しい朝ごはんが食べられる・・・
サトリが先に下に下りていく・・・俺も目を擦りながら階段へ・・・



サトリ「おかーさーん!男君おきたよぉー!」



男「・・・へ?」



なんだ?・・・今・・・お・・・お母さん?


サトママ「・・・あらぁ?男君?お・は・よ!」
男「!!!!!」
サトママ「・・・うちのサトリに・・・すごいの仕込んでくれたみたいねぇ?」
男「え!?いや・・・あ・・・あのですね・・・」

まずい!!サトリは?あれ?ど・・・どこ!?

サトママ「サトリは今外で洗濯物を干してます・・・彼方達が昨日使ったタオルとか・・・」
男「!!!そ・・・その・・・ちが・・・」
サトママ「私「達」は三時に帰ってくるって・・・メッセージみたでしょ?」
男「・・・す・・・すいません!!」
サトママ「・・・くすくす・・・何怯えてんのっ!」
バシン!!
男「!!!?」
サトママ「・・・初めから認めてるんだから・・・
      ちゃんとサトリに優しくしてくれたんでしょ?
      ・・・全部サトリから聞いたわよ?・・・あの子私の顔を見るなり・・・
      あなたのコト必死に隠そうとするんだから・・・くすくす・・・大丈夫。
      サトリも・・・全然恥ずかしがってなかったでしょ?」
男「あ・・・」

そうか・・・親にあんな・・・朝っぱらから俺とハダカでいるトコ見つかったってのに・・・サトリ全然気にしてなかった・・・



サトママ「・・・私の教育の賜物ね?生きていくうえで・・・性行為がどれだけ大切か・・・
      嫌というほど教えたからね・・・私が苦労した分・・・ね?」
男「あ・・・はい・・・」
サトママ「・・・まったく・・・サトリ相手じゃなかったら・・・普通に修羅場よ?」
男「・・・俺にはサトリしかいないんで・・・」
サトママ「・・・もう・・・かっこいい!」
バシン!
男「うっ!」
サトママ「・・・それにしても・・・よく全部使い切ったね・・・アレ・・・」
男「え!?あ・・・その・・・サトリが気に入ってくれたんで・・・」
サトママ「親子・・・か・・・」
男「?」
サトママ「うし!それじゃ一緒にご飯食べよ!おなか空いたでしょ?」
男「あ・・・はい」
サトママ「サトリと二人でおいしーご飯作ったからね?」
男「すいません・・・なんか・・・」


よかった・・・一時はどうなることかと思ったが・・・娘にローション渡したり・・・彼氏宛にメッセージ置いておく人だ・・・なんだか・・・理解?してくれた・・・よかった・・・


サトママ「・・・これからもサトリを大切にしてね?期待してるわよ?」
男「はい・・・がんばります・・・」
サトママ「・・・それから・・・」
男「・・・?」


サトママ「・・・お父さんも居るけど・・・あんまり気にしないでね?」
男「!!!???」


はい。安心した俺がバカでした。・・・本当の地獄は・・・ここから・・・



綺麗に並んだ美味しそうな料理。
隣で微笑む可愛いサトリ。
向かいに座るこれまた美人のサトリのお母さん。

ま ん 前 に 座 り 邪 悪 な オ ー ラ を だ す
サ ト リ の  お 父 さ ん

ははは・・・これはいい食卓風景だね・・・ははは・・・

サトリ「・・・」
サトママ「・・・もぐ・・・」
男「・・・」
サトパパ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


・・・重い・・・いや・・・原因はまさに俺なんだが・・・顔を上げれない・・・
普通なら・・・拳が飛んできても不思議ではないのだが・・・

こ の 沈 黙 が 何 よ り 辛 い

サトリ「はい!あーん・・・」
男「!?」
サトママ「もう・・・見せびらかしちゃって・・・」

ははは・・・サトリはホントにかわいいね・・・でもね?

サトパパ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


碇ゲンドウがこっちを見ているんだよ?


サトリ「?誰?」
サトママ「?」
サトパパ「・・・男君・・・だったよね?」
男「!!は、はい!」

お父さんの重い口が開いた・・・

サトパパ「・・・君は・・・いったいこの「僕の家」で「僕の可愛いサトリ」になにをしていたのかね?」
男「!!!!あ・・・あ、あ、あの・・・」
サトママ「・・・なにって・・・ナニに決まってんじゃない」
サトパパ「!!!?」
男「!!?」



お母さん・・・な・・・なんてことを・・・

サトママ「あら?私のコトお母さんって呼んでくれるの?嬉しい・・・」
サトパパ「!!お・・・おかあさん!?」
男「!!?うぁ・・・そ・・・その・・・」
サトリ「えへへー///サトリのお母さんだから男君のお母さんだもんね?///」
サトママ「んもう////サトリかーわーいーいー/////」
サトパパ「・・・・・・・・・・・・」
プルプルプルプル・・・

ああ・・・お父さんが・・・アブトロニック波に震えてる・・・

サトパパ「・・・ははは・・・サトリは本当・・・冗談ばっかり・・・ねぇ?ママ・・・」
サトママ「?いいじゃない?男前の息子ができて・・・ねーサトリ?」
サトリ「/////」


だめだ・・・俺年越せそうにないや・・・サヨナラ・・・俺の青春・・・



【12月30日 朝】



内藤「・・・んぁ・・・」
しぃ「んっ・・・どう?気持ちいい?」
内藤「あ・・・あぅ・・・最高」
しぃ「よかった・・・もっと気持ちよくしてあげる・・・」
ギシ・・・
ギシ・・・
内藤「うわっ・・・あぁ・・・」
しぃ「ふふふ・・・ココ?ここがいいの?」
内藤「あぅあぅ・・・うん・・・」
しぃ「ほれほれ!」
ギシギシ・・・
内藤「ひゃうっ!?」


内藤「・・・はぁ・・・はぁ・・・」
しぃ「・・・よかった?」
内藤「うん・・・今度は・・・えい!」
しぃ「きゃっ!」
内藤「僕がしぃを気持ちよくさせてあげる!」
しぃ「・・・うん」

もに・・・
もみもみ・・・

しぃ「・・・んっ・・・」
内藤「・・・どう?・・・気持ちいい?」
しぃ「・・・わかんない」

もにもに・・・



内藤「・・・うーん」
しぃ「・・・だめみたい・・・」



内藤「うん・・・ほんとだ。しぃの肩全然やわらかいもん」
しぃ「・・・内藤君の肩が硬すぎなんだよ?」


・・・二人でマッサージ中ですが何か?



内藤「・・・それにしても・・・しぃはなんでこんなにマッサージが上手いの?」
しぃ「うちのお父さんがよく疲れて帰ってくるから・・・してあげてるうちに
   いろいろ覚えちゃった」
ゴキキ・・・
内藤「はうっ!・・・あー・・・すっごい・・・」
ゴリゴリ・・・


男達がすやすや寝ている間に・・・しぃと内藤は内藤の家でコリをほぐしていました。
どちらかというと・・・内藤が一方的にやられてるのですが。


内藤「あー・・・ぐぅ・・・」
しぃ「あ!寝ないでよ?」
内藤「うん・・・きもちぃぃ・・・」
しぃ「昨日はずっと・・・してたもんね・・・」
内藤「・・・しぃ?体・・・なんともない?」
しぃ「うん・・・もう大丈夫」

内藤の部屋で・・・昨日の疲れを癒すように二人でまったり。
ながれるBGMは「John Coltrane」の「BlueTrain」。
大人の雰囲気を二人で楽しんでいました。


内藤「・・・しぃの肩・・・こってると思ったんだけどなぁ・・・」
しぃ「?あ・・・えっち////」
内藤「・・・ごめん・・・」
しぃ「・・・おっきいの・・・嫌い?」
内藤「大好き」
しぃ「/////」
内藤「・・・ずっと・・・僕の・・・か・・・」
しぃ「!!///な・・・なに言ってんの!・・・うん」
内藤「・・・やっぱり・・・重い?」
しぃ「うーん?ずっとこうだからわかんないや・・・」
内藤「・・・ずっと・・・」
しぃ「うん・・・だからみんな・・・ココばっかり見てきて・・・」

しぃの体がちょっと震えた。・・・「サトリ」ゆえに嫌な思いをしてきたんだ・・・

ぎゅう・・・


しぃ「・・・暖かい」
内藤「・・・ちゃんと・・・君の全部が好きだからね・・・」
しぃ「うん。ありがと・・・ちゅー」
ちゅう・・・
内藤「・・・甘い」
しぃ「えへへ////・・・・・・にゃんにゃん・・・」
内藤「・・・おいで・・・」
ギシ・・・


男が死の恐怖を味わっている頃・・・内藤としぃはまた愛を確かめ合っていました。



【12月30日 昼②】



ヒュッ・・・

スカァン!

ヒュッ・・・

スカァン!

男「・・・」
サトパパ「・・・」

ありのまま起こった事を話そう。
ご飯を食べて、サトリとお母さんは片付けをしていたんだ。
俺は静かに・・・サトリの部屋に上がり・・・荷物を持ってきてさわやかに帰ろうとした。
その時・・・食事中俺を目で殺しにきたお父さんが・・・


サトパパ「・・・ちょっと庭で話そうか・・・」


軍靴の音が聞こえた。噴出す汗を止めれない。服の中でローションが復活し・・・気持ちが悪い・・・
サトリとお母さんは相変わらず仲良く家の中を片付けている・・・俺とお父さんを残して・・・

ヒュッ・・・

スカァン!


・・・お父さんはさっきから・・・庭にある小さなカップに向かってゴルフボールを投げ入れている・・・
それは一つも的を外れない・・・シャイニングロードが見えているんだろうか・・・
俺の隣で・・・ノートに名前を書いて殺されたあいつのように座り・・・スローイン・・・
2,30個は球が入っているはずなのに・・・全然溢れない・・・そんなことより・・・

こ の 重 い 空 気 を ど う に か し て く れ ・・・ 

「プラトーン」・・・「ショーシャンクの空に」・・・「世界の中心で愛を叫ぶ」・・・
この三つに共通する名シーンのように・・・膝をついて何か叫びたい・・・あぁ・・・


サトパパ「・・・君は・・・サトリといつ知り合ったんだい?」
男「!!?は、はい!?」


重い沈黙を破ったのは・・・もはやレクター教授にも見えてきたお父さんでした・・・


サトパパ「おや・・・聞こえなかったかい・・・」
男「あ!ちゅ!中学からの同級生です!」

みためは・・・ほらあれ・・・トリックだかなんだかっていうドラマに出ていた大柄の男。そんな感じ。声もまさにそれみたいな・・・しかし・・・存在感が・・・

いまならさっきの食卓に脳が出ていたとしても信じられる・・・

サトパパ「そうか・・・中学・・・か・・・」

・・・俺の目を見ようとはしない・・・

サトパパ「・・・いつから・・・付き合いだしたんだい?」
男「・・・あの・・・クリスマスイブから・・・です・・・」
サトパパ「・・・まだ・・・一週間と・・・経ってないんだね・・・」

死にたい。いや死にたくないけど・・・死にそう。


サトパパ「・・・一週間と・・・経ってないのに・・・サトリを・・・」
パキ・・・
男「!?」

お父さんの握っているゴルフボールが音をだした・・・
こんな音聞いたことない・・・

男「すっ!すすすすみません!!おお俺・・・僕がいけないんです!!」

深く深く・・・頭を下げた。

サトパパ「・・・僕の可愛いサトリに・・・いけないところがあるわけないじゃないか・・・」

下げるんじゃなかった。顔を上げられない・・・


サトパパ「君は学校は?」
男「・・・サトリと同じ所です・・・クラスも・・・」
サトパパ「・・・はは・・・いいねぇ・・・これからもずっと・・・ラブラブだねぇ・・・」

・・・おや?なんだろう?声が優しい・・・あ・・・もしかして許してくれた?
・・・そうだよな・・・これだけサトリを大事に思ってるんだから、そのサトリが連れて来た彼氏を・・・嫌いになるわけないよな・・・

俺も満面の笑みで・・・下げていた頭を上げた。

男「はい!これからも」
サトパパ「・・・サトリには悪いが・・・僕は君が嫌いだ」


・・・死刑宣告。12月30日午後17時。死亡確認。
少しでも・・・希望をみた俺が・・・バカだった・・・


サトパパ「だってそうだろう?どこの馬の骨か分からない男に・・・あろうことか
      たった数日足らずでサトリの全てを奪われてしまったんだよ?
      ・・・ママがどう思っていようが・・・サトリが君をどんなに愛していようが・・・
      僕の中で生まれた怒りは・・・簡単には消えない・・・ねぇ?」
男「・・・はい・・・おっしゃる・・・通りで・・・」

完全に言われた。俺はサトパパに望まれていない。

サトパパ「僕もねぇ・・・初めは君達を認めてはいたが・・・
      さすがに君はやっちゃあいけないことをした・・・わかるよね?」
男「・・・サ・・・サトリが望んでくれたから」
サトパパ「黙れよ」

もう冗談も言えない。完全にきている。空気が変わった。


サトパパ「サトリが望んだ?そんなことどうだっていい。そんなもん以前に・・・
      こういうのは順序ってのがあるだろう?」
男「・・・」
サトパパ「君達は若い。もし君がこの先・・・サトリを捨ててみろ
      ・・・サトリはずっと君にされたことを思い出すだろう。
      たった数日で・・・奪われた純潔を・・・」
男「・・・俺はサトリを捨てたりなんか!」
サトパパ「黙れと言ったんだ。それも聞こえなかったのか?」
男「・・・」

完全に・・・この人はもう俺を嫌っている・・・当たり前だ・・・俺は・・・なんてコトを・・・


サトパパ「・・・僕もね・・・ママにサトリを宿したのは君ぐらいの時だった・・・
      サトリはとても可愛いかったが・・・それ以上にいろいろな苦労を
      してきたんだよ。それを・・・僕はサトリに味あわせたくない・・・」
男「・・・」
サトパパ「俺はそんな事しない。ちゃんとする。そう思っただろう?
      ・・・でも・・・サトリがそれを望んできたらどうするんだ?
      君はそれを断れるのかい?・・・無理だろうね
      ・・・若いんだから・・・後先なんて考えてないだろ?」

・・・そんわけあるかよ・・・ちゃんと・・・考えているさ・・・俺は若いからこそ、ちゃんと・・・
でも・・・もし万が一・・・サトリがそれを望んだら?サトリが俺の子を産みたいといったら?
・・・素直に・・・断れる・・・自信がない・・・

サトパパ「ほら?やっぱり・・・サトリが望まないとでも思ったのか?
      わからないだろそんなこと・・・認めたくないが・・・サトリは君を愛している。
      それも・・・かなり奥深く。・・・「サトリ」ゆえに・・・大事な人を
      なかなか見つけられなかったから・・・やっと掴んだ幸せだから・・・
      サトリは君を愛していくだろう
      もちろんその愛に君も答えたはずさ・・・しかし・・・」


サトパパ「それに答えるだけが本当にサトリの幸せになるのか?」


男「・・・」

そうだ・・・俺は・・・サトリが望むこと・・・全てに答えるつもりだった。
そうすればサトリが喜んでくれるし・・・俺が「サトリ」にできることだから。
でも・・・本当に・・・サトリがそれで幸せになれるのか?

サトパパ「君達は数日で本当に愛し合っただろう。サトリの顔を見ればわかる。
      ・・・でもその愛だって・・・ふとしたことで最悪の結果を招くことがあるんだ。
      ただサトリと愛し合うためにしたその行為が・・・
      サトリを一番苦しめることだってな!」
ヒュッ!!スカァン!!

勢いよくボールがカップに入った。その音に気付いて、家の中にいるサトリとお母さんがこっちを見た。

サトパパ「・・・今ならまだ遅くない。今なら・・・まだサトリはやり直せる。
      そのために僕達が居る。・・・君がサトリにしたことは許そう。
      それをどうこう言ってももうどうにもならない・・・
      だけど・・・君がサトリの想いを断れないのなら・・・」


サトパパ「今すぐ僕の家から出て行ってくれ。」


空はもう・・・真っ暗になっていた。



・・・サトリの想いを断る?
避妊なんて・・・当たり前のコトだ・・・誰だってこんな若いうちから子供を育てられるわけがない。

だったら・・・なんで若い親が存在する?

それは・・・愛し合う二人が望んだからじゃないか?二人の子供が・・・苦労うんぬんより欲しいと願ったから出来るんじゃないか・・・その浅はかな考えが・・・今この国に存在する不幸な子供達を産んでいるんじゃないか・・・そんなの・・・今にわかったことじゃない。俺だっていままでいろんなものを通してそれを見てきた。こうなってはいけないと。そう思ってきた。

だけど俺はもう傍観者じゃない。

俺は・・・俺達はもう子供を作れるんだ。しかもそれをのぞんでいないわけじゃない。
内藤と話したときもそうだ。・・・心では分かっていても・・・本能ではサトリと俺の子供がほしい・・・そう思っている。・・・サトリもそうだろう・・・だからこそ・・・いつかサトリが俺に言う。

男君の・・・子供が産みたいって・・・



サトパパ「・・・別に君の交際を認めないわけじゃない。
      僕は・・・自分達が味わってきた経験を踏まえて
      君にアドバイスをしているだけだ。・・・決めるのは君だ。」

・・・はっきり言って・・・断らないだろう。
今は冷静だから・・・もちろんNOと言えるが・・・その時は無理だ・・・
お互いを愛する想いを・・・止められる自信がない。

サトパパ「・・・サトリが心配そうにこっちを見ている・・・君がココを出て行くなら・・・
      あの子は泣くだろう。僕を怨むだろう。
      それでも・・・中途半端なままの君をサトリの傍に置きたくない。
      居て欲しくない。だからもう一度言う。」

サトパパ「サトリの前から消えろ」


・・・本当に・・・サトリの幸せを考えていた・・・だから・・・こんなに早く俺達は繋がった。
それが謝りだったのか?・・・なにも言い返せない・・・

サトパパ「・・・・・・」

お父さんが家に戻っていく。その姿を見ることもできない。
・・・俺には・・・サトリを幸せにする自信が・・・失われた。

・・・お父さんの言うとおりだ。・・・はっきりとサトリを断れないくらいなら・・・

今 コ コ か ら 消 え た ほ う が い い


サトリ「・・・男・・・君?」


サトリの顔を見ないまま・・・玄関に・・・



・・・・・・いや・・・なにをいってるんだ・・・思い出せ・・・自分がサトリに言ったことを・・・


俺の覚悟は・・・こんなもんじゃないだろうが!!!


なにを出て行こうとしてんだよ!!!そっちじゃねーよ!!



男「・・・サトリ!!来て!!」



サトリ「!・・・うん!」

サトパパ「・・・!?」

タッタッタ・・・

ダッ!

ぎゅう!


男「サトリ!・・・愛してる」
サトリ「?・・・うん」
サトパパ「・・・それが答えかい?」

サトリをお父さんの前で抱きしめたまま、口を開いた。



男「俺は・・・サトリの想いを断らない!」
サトリ「?」
男「サトリがそう望むのなら・・・俺の人生なんてくれてやる!!
    どんなに苦労してもいい!!
    サトリも辛い思いをするかもしれない!!でも!!!俺は!」


男「サトリをずっと守っていくって約束したんだ!!!」




思い切り叫んだ。

そうだ。俺はサトリがそれを・・・子供が欲しいといったら断らない。
絶対に。
想いを断ることがサトリの幸せ?たしかにそれもあるだろう。
だけど・・・俺は誓っている。なにがあろうと・・・サトリは俺が幸せにするって!
のちにその行為が不幸を招く?俺をその辺のやつと一緒にするんじゃねーよ!!


男「あんたがどう思おうが・・・サトリはもう俺のものだ!!絶対に離さない!!」
ぎゅ・・・
サトリ「!?・・・ふぇ?」



サトパパ「・・・ふ・・・はは・・・誰もがそうさ・・・誰だって・・・皆そう言うよ?
      だけどそれでもだめなやつはだめなままなんだ!
      その場の空気だけでその言葉がでたんなら!!その手を離せ!!
      サトリから離れろ!!」

男「・・・やだね・・・サトリはそれを望んでいない」
サトリ「え?え?なに?」
男「・・・それに・・・これは俺だけの答じゃない!」

サトパパ「・・・なんだって?」


男「・・・サトリ?」
サトリ「ん?なぁに?」
男「・・・子供・・・ほしい?」
サトリ「!!?え・・・」

サトパパ「・・・!?」

男「・・・ホントのことを言って。・・・俺の子供・・・ほしい?」
サトリ「・・・え・・・あ・・・・・・うん////」
男「じゃあさ・・・」

男「今日俺が子供作ろうっていったら・・・できる?」
サトリ「!!??」

サトリの親がいようなんて関係ない。ここは聞くしかない。

男「サトリ・・・答えて」
サトリ「え・・・だって・・・////」

サトパパ「・・・サトリ・・・言ってみなさい」



サトリ「・・・お父さん////・・・んっと・・・」
男「・・・うん・・・」
サトリ「・・・えっとね・・・・・・男君と・・・赤ちゃん・・・作りたいけど・・・今は・・・嫌」
男「何で?」
サトリ「・・・だって・・・お母さんとの約束だもん。サトリがちゃんと大きくなって・・・
      旦那さん・・・男君が一人前になったら・・・そのときにしなさいって
      ・・・今は・・・まだその時じゃないもん・・・」
男「・・・俺がどうしてもって言ったら?」
サトリ「・・・男君が・・・いいんなら・・・でも・・・私からは・・・絶対に言わないよ?」
男「・・・うん・・・そうだよな・・・俺も今は子供作るときじゃないってわかってる・・・」
サトリ「・・・それに・・・男君そんな事言わないよね?」
男「もちろん。・・・俺はまだまだ・・・サトリを独り占めしたい」
ちゅ・・・
サトリ「!!・・・ん・・・」

いつのまにかお母さんまで来てたけど・・・サトリにキスをする。

男「・・・こういうことですよ・・・俺達は二人とも
    ・・・まだそんな時期じゃないってわかってる・・・」


サトパパ「・・・そんなの・・・その時はわからないじゃないか・・・」

男「わかるね。俺達は愛し合ってるんだ。だからこそ・・・こんな早くに出来た
    ・・・だからあなた達の前でもこうやってサトリを抱きしめられる。
    ・・・今がその時じゃないって・・・二人とも分かってるんだ。」

サトパパ「・・・」

男「それに・・・サトリと・・・したのだって・・・必然なんだ。
    サトリと俺が・・・そう思ったからそうなったんだ・・・
    俺達はいつでも・・・二人で考えて、二人で生きて行く。
    片方の意見が食い違うことなんて・・・ないんです」

サトママ「・・・じゃあ・・・もし万が一・・・お互いがそう思ってなくても赤ちゃんができちゃったら?」

おっと。横からお母さんのパンチが・・・冷静に対処。


男「・・・そうなっても・・・二人の意見は同じ・・・ね?サトリ・・・」
サトリ「・・・ん・・・」
男「・・・絶対に・・・」
サトリ「・・・赤ちゃん・・・産むよ」
男「・・・そうなってしまうんじゃなくて・・・そうなったんなら必然なんだ。
    そこで起こるべきコトなんだ。・・・絶対に降ろさせない。
    ・・・俺がサトリ達を幸せにする・・・それは簡単な道じゃないのもわかっている。
    ・・・だからこそ・・・今は望まない。ちゃんと避妊する。
    俺のサトリへの・・・最大の愛情表現」
サトリ「////」(恥ずかしい・・・////)

男のその目は・・・まっすぐにサトパパを見つめていました。

サトパパ「・・・」
サトママ「・・・はい!パパの負け!」
ぎゅう!


男「・・・えぇ?」

お母さんが・・・真剣な顔をにやつかせてお父さんに抱きついた。
お父さんは・・・うわっ!号泣!?



サトパパ「・・・うぐっ・・・サトリ・・・ひっく・・・もう大人になったんだね・・・ひっく・・・」
男「・・・あれ?」
サトママ「だから言ったでしょー?男君は普通の子と違うって・・・」
サトパパ「うん・・・うん・・・よかった・・・ひっく・・・」
男「・・・あの・・・?」
サトリ「??」

サトママ「・・・パパもね・・・ちゃんとあなた達のコト認めてるの。・・・それで・・・
      ほんとに男君がサトリにふさわしいかどうか試したってわけ!」
サトパパ「うん・・・ひっく・・・サトリ・・・よかったね・・・うぅ・・・ホントにいい人見つけたね・・・」
サトリ「うん!」
ぎゅー・・・
男「・・・えー・・・あの・・・」

サトパパ「ごめんね・・・僕・・・君のこと嫌いなんかじゃないよ
      ・・・これからもサトリをよろしくね・・・うぅ・・・」

お父さんは・・・泣きながら家に入っていった・・・


男「・・・また・・・騙され・・・た?」
サトママ「騙したんじゃないよぉ?
      ・・・「サトリ」を愛してくれる人の・・・ホントの気持ちを見ただけ・・・
      これから二人が・・・ちゃんと愛していけるかどうかを・・・ね?」
サトリ「・・・もう・・・大丈夫だって言ったじゃない・・・」
サトママ「・・・しかたないわ・・・それだけパパもママもサトリが大事なの
      ・・・その大事なサトリを私達から奪っていこうとするんだもの
      ・・・このぐらいは・・・ねぇ?」
男「・・・・・・マジで・・・恐かったんですけど・・・」

なんか今になって足が震えてきた・・・うあああ・・・

サトママ「くすくす・・・パパも昔を思い出したのよ?」
男「・・・昔って・・・」
サトママ「ふふ・・・いいじゃない?そんなの
      ・・・それより・・・もう私達はあなた達を認めたから・・・好きにしなさい。
      男君も・・・いつだってサトリをお嫁さんにしていいからね?」
サトリ「あ・・・/////」
男「え・・・あ・・・それって・・・」
サトママ「・・・あれ?サトリと・・・結婚してくれないの?」
サトリ「うぅ・・・はっきりいわないでよぉ////」
男「・・・」


サトリを腕から離す。


サトリ「?男君?」



男「・・・サトリ・・・」

サトママ「あら?プロポーズ?」




男「・・・俺が・・・18になったら・・・俺のお嫁さんになってくれ!」
サトリ「・・・はい!幸せにしてください!」

ぎゅう!


サトママ「うわー・・・男君かっこいい!」
パチパチ!


男「・・・なんていうか・・・早いかもしれないけど・・・もうサトリにずっと傍に居て欲しいんだ」
サトリ「・・・私も・・・男君と・・・ずっとずっと一緒・・・」

サトママ「うんうん!男君もちゃんと学校いくなり就職するなり・・・
      サトリを養ってあげてね!?」

男「・・・はい!サトリを・・・大事にします!」

サトママ「・・・うちの親は二人とも同意するけど・・・そうだ!サトリ?」
サトリ「なぁに?」
サトママ「今から男君の家に行って・・・ご両親に挨拶してきなさい!」
男「ええぇ!?」
サトリ「!?」
サトママ「あら?だって男君もご両親の同意が必要よ?ちゃんと報告しないと・・・」
男「あ・・・その・・・俺はいいですけど・・・」
サトリ「・・・そうだね!うん!今から男君の家行こ!」
男「!!?えー!」
サトリ「・・・はやく男君のお母さん達に逢いたい・・・ね?」

なんだ・・・なんかえらいことになってきた・・・



サトママ「うし!そうと決まれば・・・ほら!」

男「?」

サトママ「誓いのキスよ!ほらほら!!」

男「・・・もう・・・また・・・」
サトリ「・・・ん・・・」


結局俺は・・・なんだかんだで・・・サトリにキスをして・・・俺の家に行くことになった・・・
俺の両親に・・・結婚の・・・報告に・・・・・・うわぁ・・・なにこの急展開・・・

サトリ「・・・私達・・・なにからなにまで・・・早いね?」
男「・・・ほんとに・・・サトリと付き合いだしてからつねにフルスロットルだよ・・・なんだこれ・・・」
サトリ「うふふ/////」


ほんとに・・・ありえないスピードで・・・俺達はゴールインに向かって行った。
とゆうか・・・普通俺の両親から挨拶するもんじゃないの?もう・・・よくわかんない・・・




サトリ達がいなくなったあと・・・電気の消えた部屋で、サトパパは一人枕を濡らしていました。

サトパパ「うぅ・・・サトリ・・・ぐすっ・・・」
サトママ「ほらほら・・・泣かないの・・・」

その隣で、サトママが子供をあやすようにサトパパの頭を撫でていました。

サトパパ「ママ・・・ほんとにサトリは大きくなったね・・・」
サトママ「・・・うん・・・特にこの数日でとっても変わったわ・・・」
サトパパ「・・・ほんとに・・・全部・・・男君のおかげなんだね・・・」
サトママ「そうね・・・あの子は本当に綺麗な目をしてるから・・・
      絶対にサトリを幸せにしてくれるわ」
サトパパ「・・・二人は?」
サトママ「?男君の家に結婚の報告に行ったわよ?」
サトパパ「!!!???」
サトママ「あら?反対?」
サトパパ「!い、いや反対じゃないけどさ・・・サトリ・・・うわーん・・・」

もはやサトパパは・・・男と話していたときの鬼のような面影はありませんでした。


サトママ「・・・もう。そんなに泣かないの・・・あなたには私がいるでしょ?」
サトパパ「そうだけどさぁ・・・早いなぁ・・・うぅ・・・」
サトママ「なに言ってんのよ・・・私なんかあの歳でもうお母さんになってたんだから・・・
      まだサトリの方が遅いよ?」
サトパパ「・・・やっと・・・自分のしたことの重大さに・・・気付いたよ・・・うぅ・・・
      娘を失うって・・・こんなに辛いんだね・・・うぅ・・・」
サトママ「・・・うし!」
サトパパ「・・・?」
サトママ「わかった!もう一人作ろ!!ね!?」
サトパパ「ええっ!?」
サトママ「私頑張ったげるから・・・もう一人サトリに兄妹作ってあげようよ!?」
サトパパ「ママ・・・本気かい?」
サトママ「もちろん!ほら!そうと決まれば一緒にお風呂はいろ!
      久しぶりにぬるぬるしよーよ!///」
サトパパ「・・・うん!うし!!僕も頑張るよ!」


・・・サトリに・・・新しい兄弟ができるのはもう少し後のお話です。
サトリと男が家に向かっている間に・・・また一人の人生が動き始めました・・・



【12月30日 夜】



しぃ「・・・ぐぅ・・・」
内藤「・・・ん・・・・・・あ・・・もうこんな時間か・・・」

内藤としぃは結局そのまま寝てしまい・・・時刻は夜の八時を知らせていました。

内藤「・・・ほらしぃ・・・帰らないでいいの?」
しぃ「・・・ん・・・むにゃ・・・」
ゆさゆさ・・・

内藤「・・・もう・・・起きない・・・」
しぃ「ふにぃ・・・内藤君・・・しゅき・・・」
内藤「・・・////」



内藤と二人で・・・生まれたままの姿で眠っているしぃの顔は・・・とっても幸せそうでした。
暖房のついた部屋に・・・流れるBGMは「Eagles」で「HotelCalifornia 」
どうにも70年代の雰囲気です。内藤はしぃの寝顔を・・・やさしく撫でてあげました。

内藤「・・・僕の・・・大切な・・・人」
しぃ「・・・はむっ・・・」
内藤「・・・!」

指を・・・咥えられた・・・ぬぅ・・・

しぃ「・・・むにぃ・・・はむ・・・うにゅ・・・」
内藤「・・・うぁ・・・んぁ・・・////」
しぃ「・・・ちゅー・・・」
内藤「うはぁ////これは・・・ぬぅ・・・///」

ガリッ!!

内藤「!!!」
しぃ「・・・ギリギリ・・・」
内藤「いだだだだだだ!!!!」


静かな家に・・・内藤の悲鳴だけがこだましました。


しぃ「・・・ん・・・」
内藤「・・・ぐぅ・・・」
しぃ「・・・あれ・・・寝ちゃった・・・」

内藤がまた眠りについたとき・・・こんどは逆にしぃが目を覚ましました。
時刻は22時。今年も残すところあと一日・・・

しぃ「・・・帰ろうかな・・・ん・・・内藤君」
ゆさゆさ・・・
内藤「・・・ん・・・ふぁ・・・・・・ぐぅ・・・」
しぃ「・・・もう・・・可愛い////」

ゆすっても起きない内藤に毛布を掛けてあげました。



しぃ「・・・?内藤君・・・指・・・絆創膏?」

まさか自分が噛み付いたとも知らないので、その傷がなんなのかわかりません。

しぃ「・・・帰ろ」

内藤の寝顔にキスをして、服を着て・・・部屋から出て行きました。

ガラララ・・・

しぃ「・・・寒っ」

外は雪こそ降っていませんが・・・さっきまで暖房のついた部屋にいたので、とっても寒いみたいです。



しぃ「・・・うぅ・・・」

しぃ「・・・いっか・・・泊まっていこ!・・・お父さんに連絡しなきゃ・・・」

しぃパパに内藤の家に泊まる連絡・・・しぃパパは素直にOKしました。
初めからしぃの恋愛を邪魔するつもりなんてないのです・・・

また内藤の部屋に戻っていきました。

しぃ「・・・寝てる」

しばらく寝顔を見た後・・・また服を脱いで内藤の隣に入り込みました。


しぃ「うふふ////ぬくぬくー////」
内藤「・・・冷たっ!?」
しぃ「あれ?起きちゃった?」
内藤「・・・ん・・・どうしたの・・・?しぃ体冷たい・・・」
しぃ「・・・暖めて?」
内藤「・・・ん・・・」
ぎゅう・・・
しぃ「/////」
内藤「ふぁ・・・おやすみ・・・」
しぃ「はい・・・おやすみ」
ちゅ・・・


・・・結局二人とも・・・このまま寝入ってしまいました。
次に目を覚ますのは何時になるのやら・・・






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最終更新:2007年01月06日 17:57