ネタバレ注意
いつも通り不完全なメモ
Replaypack
GroupStage 1
Group 1
Round1 LiquidHerO (P)vs(T) Fuzer とことんワンチャン狙い死亡
Game1 ★3/5 Map:GSL_Daybreak
Fuzerは2raxからMarineを生産し続けつつ2ndを建て、SCVを半分動員してHerOの2nd横にMarine SCV Bunkerラッシュ。
1gate Expand潰しに特化したオーダーで、無理に攻めきるのではなくProtossの2ndを潰したうえで自分がベース数で有利になっていく形を作るプレイ。
建てようとした3つのBunkerのうち2つが建ち、HerOの2ndNexusをなんとか割りきり、カウンター用のProxyPylonもきっちり潰したことでダメージを受けず有利に。
その後はカウンターを警戒して3-Bunkerで固く守りながらBarracksを増やすより先に3rdCCを建てて内政差をさらに広げるえぐい形。
HerOはカウンターには過剰な力を入れず2ndを取り直すと同時に3rdまで一気取りすることで内政差を埋めようとし、
アップグレードを後回しにすることで一時的に軍量で優位には立つものの、アップグレードではテランが一時的に2段階先行するほどの差がつく。
その軍量の優位も、正面でユニットをチラつかされ陽動されたところに1stへのドロップが入ったり、移動中のユニットを非常に嫌な形で側面攻撃されたりして失われてしまう。
しかしStormの研究が完了しており、Ghostなしvsエナジーの溜まったHighTemplar数体の状況を常に継続できたことで戦闘のたびに優位を取り戻し、最終的にHerOが制した。
HerO 1-0 Fuzer
Game2 ★0.5/5 Map:TSL4 ESV Ohana
チーズ大失敗。
Proxy 11/11 Raxを試みるFuzerだが早め偵察と2体目のSCVがすれ違って警戒されProxyバレからの3-probeハラスで2nd Rax遅らせつつガスを取らずにGate->ForgeからCannon用意でTerranもすでに対策されていることは読めていたので2ndRax遅れた時点でGG
HerO 2-0 Fuzer
Game3 ★0.5/5 Map:TSL4 ESV CloudKingdom
チーズ大失敗。
Fuzerは2rax隠しての3rax Marine SCVオールインを仕掛けるが、Heroが隠しベースやProxyを警戒するようにマップ外周を動かしていたProbeに4:30に隠したRaxを偵察される。
Heroはそもそも警戒が濃く2Zealotスタートしていないため未だExpandしておらず、また隠しRaxを偵察しておいてExpandする理由もなく、
Stalkerがアウトレンジから進軍中のMarineを削りつつ1stに戻るとRampをPylon封鎖してSCVを働かせずに防ぎきってGG。
相手が1Gate Expandしていることを前提とした組み立てなので1base複数Barracksによるプッシュを警戒され察知された時点で大方決まっていた。
HerO 3-0 Fuzer
Round2 Fuzer (T)vs(P) elfi
Game1 ★1.5/5 Map:TSL4 Antiga Shipyard
Fuzerは1rax Expandから2BarracksでFactoryStarportにTechを伸ばすオーダーで、序盤のMMの量が不安ながらStarportユニットの揃いがいいので即Colossus系統に強い形。
実際elfiはgatewayを複数に増やす前にRoboに行く形の即Colossusオーダーであり、Fuzerは少量のMarineで一度前に出てそのプレッシャーでelfiのRoboBayの建設開始を遅らせたこともあり相対的にかなり早いタイミングにVikingが揃い仕掛けにいくが、しかし早め3rdとDoubleE-bayArmoryにも行っていたためMMの量に乏しく撤退を強いられる。
その後Ghostを追加してMMM Ghost Vikingのスタンダードな後半戦編成に移行していくが、Ghost生産完了直前にStormを伴ったelfiのプッシュが到着。
HTの射程外をキープしながらChargelotを引き撃ちして時間を稼いでいるうちにGhostが出てくるが、エナジーアップ研究がギリギリ終わっておらずEMPが使えない。
ラリーのせいで突っ込みそうになっているGhostの修正操作に気を取られた隙にStormをまともにくらう。入り組んだ場所に下がっていたこともあってユニットが密集しており被害が大きい。
追加のエナジーアップ済みGhostも出てくるがすでに戦闘は半分以上終了しており、戦果は圧倒的にelfi優勢でありそのままゲームが決まってしまう。
Fuzer 0-1 elfi
Group 2
Round 1 Bischu (P)vs(T) EGDeMusliMRC
Game 1 ★1.5/5 Map:TSL4 ESV Ohana
2rax 2gasでTechReactorをつけてからFactoryStarportに伸ばしているところに1gate Expandしながらの早め3-gate pressureが刺さって終了。Bischu勝利。
2-bunker体制でもProbe止め気味に2つ目3つ目のGatewayを早めて回し続けるオーダー相手には修理待機なしでは不十分だった。
Bischu 1-0 DeMusliM
Game 3 ★1.5/5 Map:TSL4 Entombed Valley
Bischuは極端に内政重視の17NexusからのNexus First、これに対して偵察遅めの1rax FEのDeMusliM側は内政的ビハインドを覆すために即3rdへ向かう。
Bischuはさらにそのアンチとしての早い5-gateway pushを入れて、これに対して即3rdのみならず2RaxでStarportへTechを伸ばしていたDeMusliMは3-bunker体制ながら圧倒的物量差の前に防衛の望みなくGG。
Bischu 3-0 DeMusliM
Group 4
Round1 Taeja (T)vs(P) FnticHarstem
Game1 ★2/5 Map:TSL4 Entombed Valley
TaejaはExpand読みの3rax Marine PressureでプッシュしながらExpandしHarstemの内政を大きく削る。
10分頃のZealot Sentry Immortalプッシュに対して2Reactor MarineヘビーなMMMで相性勝ち、さらに広く当てつつZealotに近づかれた部分を下げるマイクロで一方的な戦闘となりGG
Taeja 1-0 Harstem
Game3 ★1.5/5 Map:TSL4 ESV Ohana
Proxy Reactor Hellion Marauderで最初のヘリオンハラスが刺さってしまいProbe10体をロスト。
3gate Roboから8分Nexusというかなり遅いExpandをするが内政ダメージが響いており守り切れないと判断、Nexusを一旦キャンセルして2nd稼働はさらに遅れてしまう。
そうこうしているうちにそのまま1base Marine Tank Bansheeにつなげられてしまいユニット差著しくTaeja勝利。
Taeja 3-0 Harstem
Group 6
Round1 ForGG (T)vs(Z) infsJRecco 番狂わせまであと一歩及ばず
このJReccoはまだ無名のプレイヤーだが、若干16歳にしてDignitas入りを果たした期待の新人。今年学校を卒業してからフルタイムでプロゲーミングに勤しんでいる。
Game1 ★2.5/5 Map:TSL4 ESV Cloud Kingdom
1rax FE 19前2gasのHellion BansheeからHellion多めでハラスを入れて2-base 5raxでのプッシュを仕掛けるが、
3base Drone70の内政からBansheeの火力が屁でもないほど量産されるRoachに地上で押し負けGG
ForGG 0-1 JRecco
Game2 ★3/5 Map:GSL_Daybreak
ForGGはHellion4体で1stへの突破を試みるものの6Queenオーダーの堅さに阻まれて成果を挙げられない。
しかしドローンブーストを選択したJReccoに対してForGGも4OCで一歩も譲らぬ内政。
中盤からはForGGお得意のベース数に対して過多なOCを建てる内政ブーストを継続的に行ったことでZergを超える内政力を確立。
動線をカットしてベースを割るなどの立ち回りでコンスタントにトレードして行くことでZergがジリ貧になる形を作り続けてForGGが勝利。
ForGG 1-1 JRecco
Game 3 ★2/5 Map:TSL4 Metropolis
ForGGはCC first 3raxから2gas掘りでRaxのAddonより先にFactoryへ。連続生産したMarine10体程度でNo gas 6-queen早め3rdのJReccoにハラスをするが大事には至らず。
そのままHellion,Cloaking Bansheeを追加し、2-baseのまま5raxに伸ばしてStim後回しCS先のMedivacなしで5raxからガン攻め。
JReccoはQueenとワーカー動員+Baneling、RoachLing量産などで2,3度ForGGの攻勢を凌ぎ切り、Infestorを追加できたところでカウンター、ゲームを決めきる。
ForGG 1-2 JRecco
Game 4 ★1.5/5 Map:TSL4 Entombed Valley
1base Marauder Hellion SCV All-inが刺さってForGG勝利。
1st周辺にDepot2個立てれば1stへのOL偵察を牽制できる地形を生かしたチーズ。
RoachがPopするときのDrone動員の仕方次第で守りきれたのではないかと悔やまれる面もあるが、ギリギリでも決まればジリ貧に追い込まれて終わってしまう、つまりギリギリに見えて完成形なのがこの手のチーズでもある。
ForGG 2-2 JRecco
Game5 ★3/5 Map:TSL4 ESV Ohana
ForGGは1raxFE 19前2gasのHellion Bansheeから4OC。
刺さりすぎるということもなく3rd以降の展開へ。
マップを制圧しあうマクロゲーム。先にUltraに行くJReccoに対してMarauder多めのMMTankのForGG、
BroodLord移行に対して最初はマローダーとタンクでInfestorを牽制してのMarineで対抗しInfestorカウントを削りながら戦線を維持しつつReactorStarport3つからの大量生産で制空権確保。その後は攻めきるのではなくMMTankVikingで陣地取りをしながらMassOCで差を広げ続けるプレイで差を広げ続けてForGG勝利。
ForGG 3-2 JRecco
Round 2 MForGG (T)vs(T) iPSatiini
Game 1 ★2/5 Map:TSL4 Antiga Shipyard
ForGGは先ガスから1Marine1HellionだけでBanshee Expandの形。
Bansheeが良い仕事をしてMarineSCV合わせて12キル。かなりの差をつける。
そのまま1R-1T-1でMarineTankVikingを揃えてSiegemodeとともに10分前プッシュの形。
Satiiniが敢えて遅いCloaking Bansheeに行っていたためカウンターのBansheeで大きな内政ダメージを受けるが、
Satiiniは生産施設を抑えられたままプッシュが止められずやがてGG
ForGG 1-0 Satiini
Game 2 ★ 2/5 Map:GSL_Daybreak
ForGGは1raxFE 2gasからSatiiniのBunkerを建てながらTankでゆっくりと近づいてくる1baseプッシュを返して優位になるが、
Satiiniは即3rd、ForGGは2ndのまま内陣即4thとお互いにぬくり始め、お互いにディフェンシブに内政を伸ばしていって結局マップを半分ずつ取ってTankラインが均衡しAirに行く展開に。ForGGがAirをあまり多く揃える気配がない中でSatiiniが先に全力Airに移行して空中戦でイニシアチブを握る。
Mechユニットの数自体は多いForGGにワーカーを狩られたりもするものの、
結局空中戦で有利なSatiiniが一方的にMechを攻撃できる形であり、その後もForGGがVikingを揃える以外にAirユニットを出す余裕がない中で
SatiiniはBattlecruiserやRavenをどんどん増やしていき編成の差が開き続けてSatiini勝利。
ForGG 1-1 Satiini
Game 3 ★/5 Map:TSL4 Entombed Valley
ForGG 2-1 Satiini
Game 4 ★2/5 Map:TSL4 ESV Ohana
Proxy ReaperでスタートするForGGだがSatiiniがBarracks先のオーダーだったこともあって初弾で大きなダメージは与えられずReaperロスト。
その後自陣で生産したHellion1体と合わせてReactorを割り相手のMarineを釣りだしてから迂回してミネラルラインにハラスするなど悪くない立ち回りを見せて場をつなぐ。
その後はお互いにCloaking Bansheeに向かうが、ExpandするForGGに対してExpandせず攻めきろうとするSatiini.
Turretを自陣に建てスキャンもあるForGGは大きなダメージを受けずにSatiiniのBansheeを凌ぐが、
攻めるSatiiniの進軍経路には当然タレットなどない。スキャンを使い果たしてもBansheeを落とせなかったことで負けを悟りGG。
Cloaking Bansheeが1baseプッシュを守る時の強さを見せつける形となった。
ForGG 3-1 Satiini
Group Stage 2
Group C
Round1 MForGG (T)v(T) EGPuMaRC
Game1 ★0.5/5 Map:TSL4 Daybreak
ForGGは1Marineのまま19前2ndから2gas取ってReactorHellionとStarportへ向かうオーダーを取るが、
ちょうどHellionが出る前のMarine1体しかいないタイミングにPuMaの先ガス即BansheeをしながらのFactory連続生産によるHellion3体が着弾してしまう。
ForGGが2ndを直付けで建てていたこともありHellionだけですでにSCV10体を超える被害、そこにさらにBansheeの着弾によってほぼ全SCVを狩られるに至ってForGG投了。
ForGG 0-1 PuMa
Game2 ★2/5 Map:TSL4 Antiga Shipyard
先ガス1R-1-1 MarineHellionミラーでのスタート。
オーダーが別れたのはPuMaが2ndを選択したのに対しForGGがTankとSiegeModeを急いで1baseでのプッシュを選択したところから。
PuMaはForGGのTankの砲撃をMarineに一発喰らってしまいユニット量でやや不利に。
ForGGはそのまま生産施設を抑えるように崖下シージし、SigeMode研究中のTechLabを破壊。
これによりPuMaの中からSiegeTankで守りながら内政差を活かすまでじわじわ粘るという選択肢は消えてしまい、SCVを動員してなんとか返そうとするが一歩及ばない。
そのまま軍量差に耐え切れず圧迫死、ForGG 1-1 PuMaとなる。
Game3 ★1/5 Map:TSL4 ESV Cloud Kingdom
Marineを1体出すか出さないかの違いはあるが互いに1Reaper Expand.
PuMaのReaperをロストなく倒したことで序盤を楽にプレイできたのはForGG。
しかしながらそのままお互いにMarineMedivacとSiegeModeの揃う12分頃まで動きはないが、ここでForGGがプッシュに出る。
ForGGが3-rax 2-facで2baseから出てくるユニット量を最大化した組み立てなのに対して
PuMaは3-rax 1-facのまま3rdを用意してから5-raxに伸ばす形であり、Marine67 Tank5に対してMarine54 Tank1のみ。
一気に正面を突破されて1baseに追い込まれてしまい、その後もPuMaは粘るものの一応粘っているだけであり、差が縮まることはなくForGG勝利。
ForGG 2-1 PuMa
Game4 ★3/5 Map:TSL4 Entombed Valley
互いにCloaking Bansheeスタートだがどちらも大きなワーカーロストはなくハラスフェーズを無事に終える。
しかしその直後、PuMaが2ndに出るまえにPuMaの1st前にForGGが非常にクレバーな位置にTankラインを形成。
出っ張っている1stのRampに攻撃範囲が重なるように、しかし1st内部からではこちらのTankを狙えないような位置にTankを並べたのだ。
Rampは狭いので歩兵ユニットは通過する前に溶けきってしまう。
Tankの撃ち合いで突破したければRampにTankを配置するしかないが、
狭いRampにTankを配置しようとしてもForGGのTankの視界外に置けるTankは1つが限度であり、複数置いても密集するため一度に全てのTankが砲撃を受けてしまう。
バラバラに横並びに配置できているForGGのほうはそういったデメリットはない。
また、狭い場所で密集してしまうということはSiege直前にScanされたとしてもユニットが詰まって逃げづらい。
ForGGのほうが圧倒的に有利な形であり、PuMaは大きなロストなくして突破は出来ない。
重要ポジションを取らせてしまったことがそのまま敗北に結びついたケースだった。
ForGG 3-1 PuMa
Round2 FnaticMoon vs EGIdrARC
Game 3 ★1/5 Map:GSL_Daybreak
昔ながらの2nd拡張後の隠し溜めSpeedlingラッシュを選択したMoon。Baneが出るまでにQueen封鎖を突破され被害を受けすぎたIdrAがGG.
Moon 3-0 IdrA
Round 2 FnaticMoon (Z)vs(T) MForGG
Game1 ★1/5 Map:TSL4 Cloud Kingdom
ForGGの1raxFE 19前2gasからのHellion Bansheeスタートに対してMoonはSpeedling研究分だけガスを掘ってから早い3rdに向かうがマスクイーンが遅いぶん防御が脆い。Hellion BansheeハラスにQueen3体を殺され3rdを破壊されと散々。そのダメージが尾を引き、その後もずるずるとハラスを受け続ける。
ほとんどDroneを狩られることはなかったもののユニットを削られ、ユニットや建物の建築を強要されと、間接的に内政を大きく制限される。
ダメ元で2base MassRoach+Proxy Nydusでカウンターを狙うが2baseで5 Barracksまで伸ばすfollow upを選択していたForGGに軍量で勝てることはなかった。ForGG勝利。
Game2 ★1/5 Map:TSL4 Metropolis
無偵察で1rax FEスタートしたForGGに対してMoonはそれを読んだ上で14gas 14poolからの1base BanelingBustという発売直後のような単純極まりないチーズを敢行。
Moonは2nd横のBunkerですべてのBanelingを消費してしまったのでForGGが守りきる可能性はありえたが、ちょうどBarracksとFactoryをスワップするタイミングでSpeedlingに流れ込まれてしまい粘る術を失う。Moon勝利。
Round 2 EGIdrARC (Z)vs(T) EGPuMaRC
Game 1 ★2/5 Map:TSL4 Entombed Valley
Game 2 ★3/5 Map:TSL4 ESV Ohana
Game 3 ★2/5 Map:TSL4 ESV Cloud Kingdom
PuMaは1raxFEから2ndCCを浮かせての2nd前OL狩り。
IdrAがガスなしスピードなしなのを確認していたためそのまま3rax 2gasをしながらMarine数体とSCVで前に出てIdrAの早い3rdを確認、
Bunkerを建ててプレッシャーを与えながら延々とMarineマイクロでZergling狩り。
一度はSCVを倒してBunker建設は中断するもののスピードアップなしなのでZerglingの被害が大きくジリ貧に。Queenを殺され3rdも割られそうになりIdrAがGG。
IdrA 0-3 PuMa
Round3 MForGG vs EGPuMaRC 最後の通過枠を賭けた再戦
BO5ごとの勝敗が1-1で並び、またしてもこの二人の戦い。
Game1 ★1/5 Map:TSL4 ESV Ohana 15:56
ForGGは12Barracks 13Refineryからの1R-1-1で早めに2つ目のガス。プッシュに出ると同時に2ndを取りつつ。
PuMaは1raxFE 19前 2gasからMarine5 Hellion1以降Marinex2を連続生産しながらSiegeTankとVikingへ向かいユニット数がやや少ないが、SCV3体という最小限の被害でこれを返す。
ForGGは早い2ガスから溜めたガスを利用してMechへ。2ndが遅かったぶんForGGのほうが内政はややビハインドの形。
DoubleReactorFactoryから生産を続けHellionの多いタイミングでTankを追加する前に早めにワンプッシュ入れるがダメージは互角。撤退。
編成もわかりForGGのMech vsPuMaのMM Tankの形に。PuMaはやや遅めながら先に3rdへ。ForGGは3rdを遅らせて2baseプッシュの構え。
正面のXelNagaTowerを少数のTankで効率良く抑えて守るPuMaだが、ForGGは迂回ルートを通る素振りを見せて揺さぶりを入れPuMaの残りのユニットを引きつけつつ正面のXelNagaTowerをクリア。各個撃破した形でやや有利に。そのままTankのにらみ合いへ。Vikingの数では最初はわずかにForGG有利だったが、PuMaはMarineとMedivacを犠牲にしつつVikingを削ることに成功、生産施設が近いことと合わせてPuMaのほうが制空権争いで有利に。封鎖Depotを一方的に割られてしまうが、先読みでDepotを追加しサプライ詰まりは最小限に抑える。
にらみ合いが不利になったことを悟ったForGGはシージを解除して一旦動こうとするがTankだけ下がったところでHellionVikingだけMMVikingと戦ってしまう形に。
残ったTankもそのまま惰性で戦うが完全にMM側に分がありPuMa勝利。
ForGG 0-1 PuMa
Game 2 ★2/5 Map:TSL4 Entombed Valley Duration: 17:22
PuMaの1raxFEからの2gasという内政の伸びの良いオーダーに対してForGGは内政の少し遅いBansheeOpeningにもかかわらずSCVを狩る以前に途中経路でBansheeを落とされ続け、非常に不利に。その後もPuMaはプッシュでSCVを動員させるなど定期的な攻勢を怠らず優位を堅固なものとしていき勝利。
Bansheeが落とされ続けたのは、ForGGのHellionを出さない形のBansheeOpeningに対してPuMaはHellionを1体出していたためマップコントロールがPuMaにあり、PuMaはXelNagaTowerの視界でBansheeの進路を確認しつつXel'Naga TowerがBansheeの視界に入る前にXelNagaTowerの専有を解除して安心させておいて確認した進路上にMarineをおいて撃ち落とすなどの駆け引きが行えたことが大きい。
また、Bansheeの動きを把握して落とし続けることができたおかげでE-bayやTurretへの投資を一切行わずに済んでおり、そのぶん序盤のユニット量が増え効果的にプッシュが出来たといえる。
ForGG 0-2 PuMa
Game 3 ★3/5 Map:GSL_Daybreak Duration: 06:45
PuMaのProxy Marauder vs ForGGの先ガス1R-1-1
PuMaはForGGの偵察がないのをいいことにMarauderを3体まで溜めてから攻撃し始めるが、
それまでMarauderを隠していたことが仇となり、ForGGのHellion1体がMarauderとすれ違うことなく無傷でPuMaの本陣まできてしまう。
互いにSCVを動員して相手の攻撃に対応する形になるが、操作さえしていればSCVの攻撃を食らうことなく大きなスプラッシュダメージを与えられるHellionと、多少は殴られるうえにちまちまと削るしかないMarauderでは対SCV能力が違いすぎた。そのまま先にSCVを削りきったForGGが勝利。
対応に使える手駒も操作の手間もForGGにとって有利だった。自陣スタートのForGGはSCVを壁に少量のMarineで援護できる。
操作の手間としてもProxyMarauderは必要な操作の密度が高いうえにSCVでHellionに対抗しようと思ったらとんでもない操作量が必要になる。その両方を同時に行うことには無理がある。
一方ForGG側はHellionを死なせない操作に集中していれば本陣のSCVMarineは追うと引くの単純な操作で十分な仕事が果たせる。
ForGG 1-2 PuMa
Game 4 ★2/5 Map:TSL4 Antiga Shipyard
1rax FEのPuMaに対してForGGは先ガス1R-1-1 MarineHellionエレベーターで一気に有利に。
そのままSiegeTankとVikingを追加し1baseで決めに行くForGGだが、更なるダメージを与えるものの詰みには至らない。
ForGGはその後非常に遅いながら2ndにExpand。PuMaの遅いCloakingBansheeによるカウンターで内政を削られるものの軍量はForGG有利の状況が続き、
Tankがにじり寄るようにしてPuMaの生産施設を抑えていきForGG勝利。
ForGG 2-2 PuMa
Game 5 ★2/5 Map:TSL4 ESV Cloud Kingdom Duration:07:45
お互いに1R-1-1のほぼミラーオーダー。ForGGのほうがガスを取るタイミングが早くStarportが早い組み立てであり(ミネラルがかなりカツカツになるデメリットはあるものの)、そうして先に攻撃を開始できたForGGのほうがユニットが一巡分多くなりそのままゲームを決めた。
ForGG 3-2 PuMa
Group D
Round 2 QuanticTheStC (T)vs(P) roxkisTITAN
Game1 ★1.5/5 Map:GSL_Daybreak
1gate ExpandのTITANに対してStcはHellionドロップからのExpandオーダー
ドロップを待ち構えていなかった割に大きなProbeロストはなく、
そのまま3-gateからカウンター、まだ施設追加中でユニットの揃っていないStCを攻めきってTITAN勝利
StC 0-1 TITAN
Game2 ★1.5/5 Map:TSL4 ESV Ohana
StCはProxyMarauderを選択、Bunkerを建てながらのハラスでTITANを長時間1baseに押し込めながら自信は1st内に2ndCC用意。
Bunkerを突破される前に自陣の1stにBunkerを用意し1stで守りながらMedivacへ向かう。
TITANは1stRampを押さえながらExpandするものの、Rampを長く押さえようとしすぎてMedivacで降ろされたユニットに挟撃され軍が全滅。StC勝利。
StC 1-1 TITAN
Game3 ★2/5 Map:TSL4 Antiga Shipyard
1gate ExpandのTITANに対し1T-1からMarauder Hellionと3体ほどのSCVでプッシュするStCだが、
Zealotを突っ込ませて2ndがないことを確認していたTITANが早めにgatewayを追加したこととStCのマイクロが完璧ではなかったこともあり戦果はいまいち。
StCも遅れてExpandするが差は大きい。10分頃にはTITANがサプライ25以上勝っており、StCのMMM攻勢に一瞬だけ危うさを感じさせる場面はあったものの差は縮まらずTITAN勝利。
StC1-2 TITAN
Round 2 WWSortOf (Z)vs(T) EmpireKas
Game 1 Map:TSL4 Antiga Shipyard
Kasが3rdに出たあとSiege研究が終わる直前にSortOfのQueenRoachLingBane全部持ってきたプッシュが刺さって終了
SortOf 1-0 Kas
Quarter-Finals
MForGG (T)vs(T) QuanticStC
Game1 ★1.5/5 Map:TSL4 Metroplis
先ガス13BarracksからマリーンヘリオンMedivacに行くようなオーダーを取るForGGに対してProxy 2raxからMarineSCVオールインを敢行するStCだが、
自陣Natural前で相手の進軍を見たForGGはReactorをキャンセルして短期的な生産を優先、SCV動員でStCのMarineに密着することに成功、Bunker建設SCVも建設完了前に倒せて守り切れた。
ForGG 1-0 StC
Game 2 ★2/5 Map:GSL_Daybreak
CC first 2raxのForGG vs 1rax FEのStCだが互いに無偵察。しかしForGGは2nd直付けではなく1st内陣2ndなのでどのみち気付いても荒らせない。
ForGGは3raxから2gasでBio, StCは1raxのまま2gasでMarineTankVikingのスタートだが11分頃までプッシュもせず大きな動きはない。
StCが早めに3rdに行ったこととForGGが途中でSCVを留めてBarracksを追加するオーダーをとっていたことで内政に大きな差がついたうえ、
ForGGが前に出る頃までには軍量的にもややStCのほうが上回りはじめてしまうが、戦闘時の位置取りがよく逆転、軍量差を武器に押し切る。
ForGG 2-0 StC
Game 3 ★3/5 Map:TSL4 Entombed Valley
CC first対決、StimとMedivac、1/1アップとSiegeが早いStCとMarineの数が多く2/1アップが早いForGG。
3baseに出て間もないタイミングでクロスカウンターの展開になって敵陣を制圧しつつ自陣を守りきったのはStC。
ForGGは自陣1stをTankで守りつつ隠しベースでなんとか内政をつなぐものの敵陣にいたユニットを失う。
その後は2ndと1stRampをTankで抑えられて前に出られない中、隠しベースで食いつなぎながら少量のMedivacでMarineを裏道にピストン輸送してダメ元のカウンターを狙うがStCの内政に大きなダメージを与える前に処理されて手詰まり。
ForGG 2-1 StC
Game 4 ★3/5 Map:TSL4 ESV Cloud Kingdom
ForGGのreaper expand vs StCの1rax即3rd
ForGGreaper expandながら変な立ち回りを見せたMarineに仕留められて1st内部を偵察ならず。
そのまま11分までおとなしい展開、ForGGは2baseから軍量最大化した3R-2T-1のMarineTankMedivac
StCが3raxでダブルE-bayという物量よりアップグレードを優先したオーダーをとっていたこともあり
軍量はMarine12体・Tank3体ほどForGG有利だがタンクラインを突破されるほどの差でもない。
3rd候補地に崖下シージ+エレベーターされてミネ裏に回り込んだマリーンにDepotをかなり割られるがなんとか凌ぐ。
その裏では遠くに飛ばした3rdOCで3rdを回しておりかなりStC有利。
なんやかやしばらくBack-and-forth actionが起こりつつそのまま有利だったStC勝利。
ForGG 2-2 StC
Game 5 ★2/5 Map:TSl4 ESV Ohana
1rax FE 2gasからMarineTankVikingのStCとCC first 3rax 2gasから3rax 2ReactorでBioスタートのForGG
3rax 2Reactorのほうが軍量が多いタイミングでStCが前に出てしまい少しMarineを失うがForGGのStimがまだなので自陣までは逃げ戻れる。
しかしなぜかFactoryを浮かせてSiege研究をキャンセルしてしまっていてSiegeができない。そんななかForGGのStimが完成、SCVを動員して守らざるをえずSCV20体以上にも及ぶ大きなダメージを受ける。あとは軍量差がついた状況を利用してマルチタスクで削られ続けてジリ貧
ForGG 3-2 StC
LiquidTaeja (T)vs(P) LiquidHerO
Game1★1/5 Map:TSL4 ESV Ohana
Taejaは隠しBarracksからFactoryを見せておいて早めのExpandから普通のBioに移行するが、
HerOは1base 3-gate Timing Pushを入れてからExpandする形。
Taejaがフェイク故に脆くなっているタイミングでHerOの3-gate Timingが着弾、そのまま押し切られる。HerO win.
Taeja 0-1 HerO
Game 2 Map:Atlantis Spaceship
TaejaはCloakingBansheeOpeningからMarineTankで守りを固めつつの即3rdを選択。
ベース間の直線距離の短さを利用したオーダー。
Game 3 MapL:TSL4 Entombed Valley
1rax FEのTaejaに対してHerOはワーププリズムを利用したハラスでSCVを削ってから正面プッシュで一度は突破。
しかしTaejaは2ndを浮かせて1stに戻し取り残されたSCVもMedivacで回収。
カウンタードロップでHerOの内政が完全に死亡。
Game 4 ★3/5 Map:TSL4 Cloud Kingdom
Taejaは1rax FEから2rax 2gasで早いMedivac+アップグレードを選択。
2nd前が平地でGatewayPressureの強いこのマップでGatewayPressureに弱いオーダーを選択したのは英断ではあるが、
2nd gasを遅らせてミネラルの量を増やしてMedivacが出るまでのステージを安全につなぐオーダーが主流の今はGatewayPressureがしづらいというメタゲームが存在することを考えると不思議なチョイスではない。
その後は5raxPressureをしながら3rdに行くいつものTvPだがアップグレードが通常より一回り早い。
中盤で一度ドロップしたユニットを失って軍量差がつきカウンターの危険に晒されるが、1分半程度の危ない間だけ3rdを浮かせて2baseに篭ることで対処。
その後はアップグレードを1-1分勝っているタイミングで交戦、敵陣マップ端まで荒らして進みつつ相手のユニットが追いついたらMedivacで離脱するなどの振り回す立ち回りで有利を積み重ね、自分がプッシュ中のZealotカウンターにもしっかり対処。やがて押し切る。
Taeja 3-1 HerO
Semi-Finals
LiquidTaeja (T)vs(T) MForGG
Game 1 ★3/5 Map:TSL4 Entombed Valley(隣配置なし、縦あり) このゲームでは対角配置
お互いにディフェンシブな1/1/1の形で10分頃の編成はほぼ同じMarineTankVikingRaven。
ForGGがマップ中央を先に抑えるが、Taejaはユニットをちらつかせてから迂回、ForGGが中央に陣取っている間に2ndに先制攻撃して甚大な被害を与える。
ただでさえダメージが大きいうえに瀕死で燃えている2ndの修理がギリギリ間に合わず撃沈。
ForGGはMech編成で粘ろうとするが差は大きく、Taejaは丁寧に地上ユニットとMedivac爆撃の比率を調整してタンクラインを突破、GG。
Taeja 1-0 ForGG
Game 2 ★0.5/5 Map:TSL4 Metropolis
無偵察で先ガスから青ヘリオンスタートしようとしていたForGGにTaejaのProxyMarauderが刺さってTaeja win.
Taeja 2-0 ForGG
Game 3 ★1/5 Map:GSL_Daybreak
互いに1raxFEから即3OCを選択したTaejaと、19前2gasからのHellion Bansheeを選択したForGG。
ForGGのHellionハラスとTurretの間隙を縫って入り込んだBansheeによるハラスで10体以上のSCVロストを出す。
この時点ではForGGの2base Mechプッシュを守りきって3rdを先に取れる強みを活かせるかどうかといった展開だが、
Taejaは自陣から出ていないForGGに対して間の悪いドロップに行って2Medivac分のユニットをほとんど何も得ずに失う。
そのことでユニット量に大きな差がついてしまい、ForGGの正面プッシュを抑えきれずにGG。
Taeja 2-1 ForGG
Game4 ★4/5 Map:TSL ESV Ohana
互いにHellionヘビーなMech編成であったが、Taejaが意図的なクロスカウンターを上手く活用したプレイを見せる。
一度目は自分のHellionを隠してからSCVで相手のユニットが自陣近くに進軍済みであることを確認してからのクロスカウンターで、自陣は半封鎖することで完全に防衛し内政アドバンテージを得る。まさに計画通りといったプレイ。
二度目も誘ったのはTaejaだがTaejaのほうが先にワーカーカウントが0になってしまう。では不利なのかというとそうではなかった。
TaejaはStarport2つ体制でAirを生産しておりVikingの量で圧倒的に勝っているうえにBanshee2体を保有。
ArmoryやThorのタイミングはまだ来ない3-fac Mechを選択していたForGGはこの空軍への対抗手段をまったく有しておらず、
クロスカウンターになって生産施設を抑えられた時点でこのアンチ関係を覆す手段は存在していなかった。展開をコントロールしたTaejaの見事な勝利。
Taeja 3-1 ForGG
Bronze Match
MForGG vs FnaticMoon
Game1 ★1.5/5 Map:GSL_Daybreak
1raxFE 19前2gasからのHellion Banshee 4OC vs 2base Roach Baneling All-in
Queenのフォローが間に合わずHellion4体に通り抜けられてしまいDroneがピンチに晒されるが1度焼かれたところで生産中だったRoachが孵り被害を抑えられる。
しかしRoachとZerglingの生産を見たForGGはラッシュ警戒するかと思いきや一気に2CC追加。
Bansheeハラスでダメージを受けつつもMoonのAll-inが決まるかと思われたが、1st坂上のDepotが下がったままなのを見てBanelingを坂上封鎖突破に使うのではなく1stに侵入させるという欲張りな選択をした結果、Banelingを一方的にHellionとBansheeに殺されたうえに1stの封鎖も健在なため残ったRoachSpeedlingが1stを突破できないというまさかの事態。
2ndのSCVこそ殲滅したものの攻めきることは出来ずオールインは凌がれてしまう。カウンターで受けたDroneの損害もありワーカー数はほぼイーブン、しかしOCの数のぶんMoon不利。
そのままBansheeのカウンターがSporeを避けて仕事をし続けやがてMoonがGG
ForGG 1-0 Moon
Final
Game 1
Game 2 Map:
Game 3 ★3/5 Map:TSL4 ESV Cloud Kingdom
Game 4 ★4/5 Map:GSL_Daybreak
Game 5 ★2.5/5 Map:TSL4 Antiga Shipyard
Marauder Expand 3rax Medivac vs 1gate Expandから先Robo後3-gateだが9分に早めのMedivacが出てくるまでおとなしい展開。
Taejaは1st-2nd間にプレッシャーをかけてMCの意識を集中させながらStimMarine1体を通り抜けさせてMCのDouble Forgeを確認。
DoubleE-bayとGhostEnergy研究を入れてからの遅めの3rdを選択しアップグレード差を最小限に留める。
Ghostが出る前に5-Medivac DoomDropで相手の配置を崩してからの機動力濫用マルチタスク半永久コンボでMCのユニットを大きく削ったことで大勢が決する。
Taeja 4-1 MC
最終更新:2012年08月22日 11:17