ワーカーの資源回収効率
ミネラルを掘り始めてから手にミネラルを持つまでの時間の関係上、どれほどワーカーがいてもミネラル1山あたり100mineral/minしか出せない。
ワーカー1体ごとの回収速度は距離によっても変わるが大雑把に覚えるなら1つのミネラル山あたり2人までは効率よく40mineral/min,
3人目は効率が下がって20mineral/minで頭打ち。
しかし実際にAIに任せるとワーカー1体目と2体目でも1体目のほうがやや効率がよい。
というのも前のワーカーが掘り終わった直後に次のワーカーが掘り始めるようなタイミングの噛み合いさえできれば二人のワーカーが半永久的に交互に同じミネラルを掘れるが、
そうなるまでは前のワーカーがまだ掘っている間にミネラルにたどり着いて「埋まっているから他のところにいこう」とミネラルの間を右往左往して無駄な時間を過ごしてしまうため。
ミネラル山x3が有効なワーカー数の上限であり、ミネラル山x2が効率よく働けるワーカー数の上限。
MULE
MULEはSCVが掘っている最中のミネラル山でも同時に作業が出来るが、MULE同士は競合する。
ミネラルを手に持つまでの時間もSCVの2.05倍なため、MULE2体が仲良く交互に一つのミネラル山を掘るというのも不可能。
一度に持って帰れるミネラルは30でSCVの6倍だが、ミネラルを掘っている時間そのものは倍なことと移動速度はSCVと変わらないことから作業効率はSCV4体分前後である。
ただしこの数字はワーカー2体目までのSCV換算なので、3体目のSCVで考えると8体分前後の効率となる。
4ベース持っているような展開においてはワーカーが分散するのでSCV4体分前後といえるが、
少ないベースで戦う展開だとMULEの効率は相対的に良くなる。2baseでMacroCCを作る場合の強みの1つがこれである。
MULEが掘れる資源は掘るのが遠いミネラルか近いミネラルかによってブレが生じ、8回または9回。
また、8回しか掘れない場合でも9回目を掘りはしたがCCに辿り着く前に制限時間がきて朽ち果てるというケースがあり、
この場合ミネラル30を自陣から失うというロスが発生する。
制限時間までに掘れるミネラルの量からよくミネラル240/270相当と言われるが、あくまで90秒後のミネラル240/270、90秒後までの10秒ごとのミネラル30であって、
今この瞬間のミネラル240/270より価値が低いことには留意する必要がある。
最終更新:2012年01月11日 13:10