いや最近教えてるけど。教えたくないこともあるし、そういうときのなぜかを書く。
この文章の原型はこのwikiを立ち上げる以前、SC2で強くなりはじめてはいたが他人に教える気があんまりなかったときになぜか考えて書きだしたもの。現在の状況に基づいて書き足してある。
1.意識化するのが面倒だから
まず身について当たり前になっていることを改めて意識して書き出し整理するのは意外と大変だ。
RTSで強くなるためには、詳細に考えるまでもなく画面を見た瞬間正答が浮かぶように訓練すること、画面を見た瞬間手が動くように訓練することは重要だが、そういう努力の方向と逆行しているのも大きい。
逆に、意識化・体系化しておくことで具体的な手順をド忘れしてもロジックから再度導きだすことができるといったメリットはある。
2.言語化するのが面倒だから
人に説明することの普遍的な難しさ。誤解されたときにそれをとく面倒くささなど。
3.正しさが限定的だから
プレイヤーのレベル帯によって各戦略や操作の有効性は大きく異なる。
その人がどうしたいのかが分かれば問題ないが、見誤ると誰も得をしないやり取りになるので、その人の目標がわからないと格段に面倒くさくなる。
ゴールドリーグあたりの全プレイヤー中で平均になれればいいと考えている人にプロレベル前提の難しいアドバイスをしても即効性がなくて役に立たなく、どうだハイレベルなアドバイスをくれてやったという自己満足でしかないし、
ひたすら上を目指したいと考えている人に対して君のレベルならこれやってたら楽に勝てるよと拡張性のないプレイスタイルを提案しても舐めくさった余計なお世話になる。
4.キリがないから
初心・初級者・中級者、下に行くほど人数が多くてキリがないから。
これは個別に対応せずに講座コンテンツなどにまとめればだいたい解決する。
個別の質問への回答もQ&Aとして再利用すること。
ただし個別に対応するからこそ伝わることもあることに関しては留意。
5.自分がまだ下手で無知だから
毎日自分の下手さに気付いてプレイを改良しているし、毎日間違いに気付いて判断基準を変えているし、逆にいうと毎日成長しているということではあるものの、
自分の教えることに間違いが含まれていることを認識してしまうから。
6.リアルタイムの質疑応答だと必然的にクォリティが下がるから
じっくり考えられない状況では十分な根拠に基づいていない回答、直前数ゲームのバイアスのかかった偏向回答、論理的な誤謬などを含んだ稚拙な回答をしてしまうことが増え自己嫌悪に陥るから。
主に配信中の質問など。このwikiのように書き物形式を取ればだいたい解決するが、逆にリアルタイムで受け答えするからこそ伝えやすいこともあるという点に留意。
このwikiでも根拠や論理に甘さがあることに関してはどんどん突っ込んで改善を促そう。
7. 5.6.はつまり自分が間違えたくないから。あるいは、間違いを流布したくないから。
まあ既にいくらでも間違いを犯しているので開き直れるしリアルタイムで応答しないといけない場合は開き直って答えるが避けられるときにデマを流布するのは悪徳ではないか
最終更新:2012年02月12日 18:22