リプレイレビュー > IEM Season VI World Championship

Replays


Playoffs



Semi-Finals

PuMa(T) vs MMA(T) (BO5)

Game 1


Game 2


Game 3 Ravenはまだ来ない ☆1/5
Map:ESL Antiga Shipyard(対角配置only)
Opening: 先ガスCloaking Banshee into 1-base Marine Tank vs 1Reaper 1Marauder 1/1/1 Expand

最初の偵察でPuMaの先ガスを確認したMMAは、6分過ぎのスキャンで相手のReactorRaxしか見えずBansheeの可能性が高いと踏んだかVikingRavenという固い形に持っていくが、
ただでさえReaperMarauderを出してからの1/1/1でStarportが遅れているのに先ガスCloakingBanshee相手なのでRavenが全然間に合わない。
しかもスキャンがないためSCVを狩られ放題で、SCV修理マイクロなどできる限りのことを試みるものの被害は甚大。
じつはRaven生産可能な状態になってから10秒もSPが稼働しておらずさらにRavenが遅れる事態になっていた。
結局このハラスでマリーンタンクプッシュが突き刺さる素地が完全に整って終了。


Game 4 軍量差激しいクロスカウンター ☆2/5
Map:ESL Entombed Valley (対角配置only)
Opening: 先ガス クロークなしBanshee Expand vs 12rax 15gas Factory 21CC

Marine4Hellion1でpokeしながらの先ガスBansheeExpandでスタートしたPuMaだが、
MMAは即Viking生産を選択しており、普通の13ガスながら生産速度の差と移動時間のラグからBansheeに間に合うようにVikingを用意できる。
しかしこれまたPuMaもBanshee着弾前にスキャンを入れたことでVikingを確認しBansheeを失うようなこともなく自陣へ戻る。
タンクを後回しにして歩兵アップを早めたMarineMedivac重視で相手を引っ掻き回しながらの早い3rdを選択したMMAだが軍が少ないタイミングにクロスカウンターとなりPuMaのプッシュが突き刺さる。
MMAはユニットが足りないと判断して可能な限り待とうと1st奥にユニットを待機させるが、PuMaは1stRampにSiege、内政と生産施設を抑える形となり、MMAはたまらず遅れてSCVと全ユニットを動員するがあまりにも当たり方が悪く被害甚大。
いっぽうMMAのクロスカウンタードロップは2ndの真上を通り越して1stにドロップしようとしてしまい、ユニットを降ろし始める前にそれに気づいたPuMaは最初からSCVを動員し生産ユニットとともにこれを大した被害もなく返してしまう。
2ndの影に落としきってから攻撃したほうがよほど戦果があっただろうが、恐らくMMAは1st封鎖の奥にSiegeされて1stに被害を与えられなくなることを恐れて2ndを無視しいきなり1stにドロップするプレイに及んだのだろう。

GroupStage


GroupC

PuMa(T) vs SeleCT(T) (BO3)

この二人、IEM VI WCのつい2週間前に行われたAssembly WinterのRO8でも当たっておりその時はかなり一方的な展開でPuMaがSeleCTを2-0で下しているが、
SeleCTはあの時とは違い見せ場を作ってきた。前回の対戦で相当のダメージを被ったHellionハラス対策のSimCityもバッチリだ。

Game 1 バイオ対メック 4/5
Map:ESL GSL Daybreak
Opening:CC first 1rax 2gas Full Mech vs 1rax Expand 2rax 2gas Upgrade重視Bio
mid-late game comp:Hellion Tank Viking vs MMM

まことにGGである。
PuMaのMechをBioで迎え撃つSeleCTは相手のVikingを釣りだしてからのTank上空からのドロップ、
相手のMechを釣りだしてから拡張ベースを狙い撃ちするMMM、HellionやVikingが突出したときだけ戦いTankの間合いを避ける立ち回りなどBioテランとしての技巧を遺憾なく発揮し、
真ん中を中心に迂回路に対して非常に短距離の移動で対応することができるメックマップであるにも関わらず何度も揺さぶりを成功させる。
揺さぶってできた間隙で繰り返してきた消耗戦によってPuMaの内政を大きく削り、手駒の数はSeleCTのほうが圧倒的に多く有利になったかに思われたが、
サプライ120以上に相当するFullMechの集団を正面戦闘で打ち破る手段が存在していなかった。かといってAirに移行するほどの時間的猶予もない。
SeleCTはXelnaga付近の広場に陣取るMechに対して可能な限り前もってユニットを広げたうえで3方向から同時に攻撃するが、
その結果は一方的なものだった。

  • CC firstでスタートしたPuMaに対して初期Marineでハラスを敢行しワーカーを3体もキルしたというのも、ちょうどAssemblyWinterでの対戦時にCloudKingdomでCC firstでスタートしたSeleCTがPuMaにされたことの意趣返しとなっており面白い。


Game 2 優勢は勝ちではない 2.5/5
Map:ESL Entombed Valley (対角配置only)
Opening:Reaper Expand vs 13gas Cloaking Banshee Expand
mid-game comp: Marine Tank Mirror

序盤のドロップの刺し合いでキレのなかったPuMaに対して2Medivacドロップで大ダメージを与えることに成功したSeleCTが相当有利になるもののタンクの配置で攻めきれない。
何度か交戦するうちにマイクロと立ち回りの差でPuMaに分があったか、見る見る間に差を詰められる。
有利になっても攻めきれないのがTミラーのいいところ(実力差を結果に出しやすい)であり悪いところ(時間がかかりやすい)でもある。

  • 3Reaper Openingでのリーパーマイクロ
最終更新:2012年03月11日 18:15
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