概要
SimCityとは建物の配置を工夫して相手の攻撃から自陣を守りやすくすることである。
相手がミネラルラインのワーカーを狙いにくくすることはもちろんのこと、
生産施設狙いの攻撃への対応しやすさや、相手のマルチハラスに対してユニットの行き来させやすさも重要になる。
TerranのSimCity
TvT Bio vs Mech Hellion対策Depot壁
Depot同士の角だけをくっつけるように建てることで、Depotを上げたままでもMarine Marauderは通れるがHellionは通れない形が作れる。
Depotの上げ下ろしをする必要がないため、MarineMarauderを前線に送り続けていても常にHellionの侵入を妨害できる。
Tankも通れないためBioじゃないと使い勝手が悪いが、その場合でも地形によってはより少ないDepotでHellionが通れないようにできるため有効。
CloudKingdomの2nd前は縦に9マスと半端なので一番下のDepotだけ横腹1マスくっついている。
Metropolisの2nd前は岩(5x5マス)を壊せば横幅ぴったり12マスなのできれいに並ぶ。広々として大変動きやすい。
CloudKingdomの3rd前。両端の2つのDepotは横腹1マスくっついているが、真ん中のDepotは角同士しかくっついていないのでその脇をMarineMarauderが通れる。
TvZ ミネ裏バンカー
OrbitalCommandで拡張していても少量のSpeedlingでのハラスなどに対して非常に強くなり、コスパのいいPlanetaryFortressと言ってもいいテクニック。
Planetary Fortressは大量のユニットに対しては浮いて逃げれないため壊されやすく、少量ユニットでのハラスにダメージを受けないことこそがメリットと言っていいからだ。
出来るマップと出来ないマップがあるので常に使えるわけではないが、出来るマップでは積極的に使いたい。Metropolis3rd、CloudKingdom3rd、Korhal3rdなど。
Metropolis 3rd
TvX 対MeleeDrop
CCの脇に1マス幅の通路を作るように建物を建てておくことで、SCVを詰め込んで後ろからMarineに撃たせる形が作れる。
通常ドロップがくる方向と逆側に作ると良い。
TvZ (試作品)Lingクロスカウンター/終盤Lingドロップ対策
DepotとAddonとBarracksに囲まれた空間にZerglingが入り込めないので、生産ユニットの各個撃破を抑えられる。
ProtossのSimCity
PvT vs Hellion(旧)
1箇所しか入り口がない。ここまでHellion対策にガチガチに固めるのは2010年に見られたようなとても古い形ではあるが、部分的にHellionの進路を限定するようにCoreでミネラル裏を塞ぐ形は今でもよく見られる。
ZergのSimCity
ZvT vsHellion SimCity
Evolution Chamber2つで効果的にChokeを作り出している。赤丸で囲んだ場所はQueen1体でHellionが通れないようにブロックすることができ、Hellionの入り口は黄丸で囲んだ場所に限定されているためQueenが容易に待ち構えることができるし、Queen3体でHellionを入れないように(あるいは逃がさないように)塞ぐこともできる。
6QueenなのでSpineがない形。
最終更新:2012年07月02日 14:15