Windowsネットワークの簡易メッセージ機能

WindowsXPの標準を利用したLANでのメッセージ送付方法を下記に示す。

利点

  • WindowsXPの標準機能だけを用いているので、余計なアプリケーションをインストールしなくても良い。
  • メールのように受取人が意図的に確認しなくても、受取人の画面上に表示される。
  • 内線電話を使うほどの事でも無い場合に有用。

方法

  1. スタートメニュー > 設定 > コントロールパネル > 管理ツール > サービス を開く。
  2. 「Messenger」というサービスをダブルクリックし、「スタートアップ」を「自動」にし、「サービスの状態」を「開始」にする。
  3. コマンドプロンプトを開き、下記のように入力してエンターキーを押す。※hostnameは、相手のコンピュータ名を入力する。
net send hostname 送信するメッセージ

すると、相手の画面上に以下のようなダイアログが表示される。

注意

  • 1~2の手順は、一度設定すればそれ以降省略して良い。
  • メッセージを受信するパソコンでもMessengerサービスが起動している必要がある。

応用

以下のようなVBスクリプト(*.vbs)を準備しておけば、コマンドプロンプトから入力しなくても済む。

Dim Host
Host = "hostname"
Set WshShell = CreateObject("WScript.Shell")

Call WshShell.Run("net send " & Host & " " & InputBox( Host & "に対するメッセージ:") )

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最終更新:2010年09月01日 14:12
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