地球連合軍が
コーディネイターに対抗し確実に倒すため、投薬、特殊訓練、精神強化及び操作、さらには身体への機械化処理などによりコーディネイター以上の身体能力を持たせた
ナチュラルのことで、宇宙世紀で言う所の強化人間である。
彼らは能力強化の代償として生命を維持するために、定期的に「γ-グリフェプタン (Gamma Glipheptin) 」という薬物を摂取しなければならない。このγ-グリフェプタンは、カテコールアミンと呼ばれるストレスホルモンに由来する、ドーパミンやノルアドレナリンに似た神経伝達物質(脳内麻薬)に関係のある物質である。この物質は体内で作ることができず、依存性がある。そのため、薬の効果が切れると凄まじい禁断症状に苦しみ最終的には麻薬の禁断症状の末路と同様、廃人となる。
また、γ-グリフェプタンには精神高揚の効果もあるため、摂取直後には興奮状態となり、さながら狂戦士のように死をも恐れず戦うことができる。しかし、死への恐怖だけでなく冷静な判断力も麻痺させるため、暴走する事がままあり、他にも作戦行動中に効果が切れて禁断症状に陥ると戦闘不能状態になるなど、兵士に使用するには致命的な欠陥も抱えている。また、命令に従わないと禁断症状が出てしまうため、嫌々に命令に従っている姿が劇中で見られる。
劇中でナタル・バジルール少佐が登場する3人のブーステッドマンのデータを参照した際にオルガ・サブナック:強化インプラントStage2、クロト・ブエル:〃Stage3、シャニ・アンドラス:〃Stage4との表現があり、Stageの数字と3人の精神破綻の度合いが比例している。そのため、これは強化の進行度を表しており、強化が進行するほど精神の破綻を来すものであると思われる。
なお、この呼称は小説版でのみであり劇中では「生体CPU」と言われている。
(wikipediaより)
最終更新:2007年02月18日 21:38