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***120クール突破 作者:RH 【120クール突破】  ――昔、あるところに魔法少女がいた。  とんでもなくファンタジーな存在だが、いたんだから仕方ない。  彼女は悪い魔法使い達と戦い、いつも平和を守ってくれていた。  ただし彼女にも生活があるので、平和を守る地域は東馬込だけだった。  ま、ここまではいい。よくあるファンタジーな話さ。  問題は明確な敵が存在せず、彼女がいつまでも戦い続けているという事だ。  いつしか少女から女性へ……そして、おばさんになっちまった。  おぞましい事に、当時のセンスが炸裂した悪趣味な衣装のままで、だ。  想像してみるといい。  中年太りしたおばさんが、ピンクでひらひらな服を着て戦ってる姿を。  そんな奴の相手をしなければならない、悪い魔法使いには心底同情する。  ……だが、一番同情してもらいたいのは俺だ。  どうしてうちの母親は、あの歳で魔法少女をやっているのだろう……。  誰でもいい。魔王でもなんでも引っ張り出して、あれをどうにかしてくれ……。
***120クール突破 作者:RH 【120クール突破】  ――昔、あるところに魔法少女がいた。  とんでもなくファンタジーな存在だが、いたんだから仕方ない。  彼女は悪い魔法使い達と戦い、いつも平和を守ってくれていた。  ただし彼女にも生活があるので、平和を守る地域は東馬込だけだった。  ま、ここまではいい。よくあるファンタジーな話さ。  問題は明確な敵が存在せず、彼女がいつまでも戦い続けているという事だ。  いつしか少女から女性へ……そして、おばさんになっちまった。  おぞましい事に、当時のセンスが炸裂した悪趣味な衣装のままで、だ。  想像してみるといい。  中年太りしたおばさんが、ピンクでひらひらな服を着て戦ってる姿を。  そんな奴の相手をしなければならない、悪い魔法使いには心底同情する。  ……だが、一番同情してもらいたいのは俺だ。  どうしてうちの母親は、あの歳で魔法少女をやっているのだろう……。  誰でもいい。魔王でもなんでも引っ張り出して、あれをどうにかしてくれ……。

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