「岬のコンビニ」

作者:暇な学生 ◆SNCT/eSH72

  • 男(自殺志望者)
  • 女(コンビニ店員)

男01「ああ、つまらない人生だった」
女02「そこの人待ちなさい」
男02「なんだ、もうあの世から声が聞こえるのか、すぐ行くから急ぐなって」
女02「そこのみすぼらしいジャージの自殺志願者、待ちなさい」
男03「なんだお前、そのなりでまさか借金取りか?
   言っておくがな何と言われようと俺は死ぬ、誰になんと言われようとな」
女04「いえ、死ぬのはかまいませんよ。なんたってここは有名な自殺スポットですから」
男05「じゃあ何で声をかけてきがやったんだよ」
女06「私はあそこのコンビニの店員です」

女07「見ての通りこの岬には何もありません。
   そのため普段は誰もよりつかず、あのコンビニは今にも潰れそうなのです。
   だからせめてここへくる自殺志願者に買ってもらおうと声をかけているのです。
   どうですか冷えたおにぎりやスナック菓子、買いませんか?」

男06「金なんかねえよ」
女07「そういえば三途の川を渡るのってお金が必要でしたよね」
男07「あの世でも金か、いやな世界だぜまったく」

 落下

女08「あーあ逝っちゃった。また買ってもらえなかった。
   まぁいいわ、死体(あなたたち)が一番高く売れるんだから」