妹、大好き!!


作者:変態 ◆9lpMgcDCvw


妹、大好き!!


妹大すry 今回の主人公 以下大
妹 大の奥さん(!!?) 名前は比喩って事にしとけ、な?
ロリ婆 年齢不詳 外見はどう見ても十代です本当にry でも年齢は…… 口調は婆、声はロリっ娘 以下ロ
秘書 可哀想な人 でも不幸ではない
ナレ 地の文担当



ロ01「頼んでおいた物は出来たかの?」
秘書01「あっ! わざわざ足を運んでいただいたのに申し訳ありません……その」
ロ02「ふぅ……またか」
秘書02「はい……また、です。ほんっとに申し訳ありません!」
ロ03「ぬしが謝ることはない。あやつの所為じゃからな。まったく、嫁にベタボレなのはかまわぬが、ちっとは仕事をして欲しいの……。して、ヤツは中に?」
秘書03「あ、はい。ですが、今は……」
ロ04「ふむ……嫁が来ておるのか? 説教をする絶好の機会じゃな」
秘書04「ですが、今入るのは止した方がいいかと……」
ロ05「かまわん。もうとっくに枯れておるし、当てられはせんじゃろ」

そう言ってロリ婆は扉の中に入っていった。

秘書05「やめた方が、いいと思うんですけど、ね……」

がっくりと肩を落とし、秘書は再び仕事を始めた。

扉を開けた瞬間、甘ったるい、嗅いだだけで数kg太りそうな空気がロリ婆の全身を包み込んだ。

ロ06(なんじゃこの空気は……居るだけで汚染されそうじゃな。うむ。調合に失敗したときの香りに似ておる)

そんな風に空気を冷静に分析しながら、秘書室の者達が汚染されないよう扉を閉め、ロリ婆は進む。
周囲を見渡すと、小さなテーブルで向かい合い新婚の様にあーんしあっている馬鹿ップル二人を見つけた。

妹01「お兄ちゃん。はい、あーん」
大01「あーん……ああ、なんて美味しいんだ……愛情の味がたっぷりとするよ」
妹02「もう、お兄ちゃんったら。褒め上手なんだから」
大02「ほら、僕もあーん。してあげるよ。はい、あーん」
妹03「あーむ。ん~、美味しい。お兄ちゃんの愛情の味がミックスされて極上の味になってる」
大03「可愛いヤツめ……」
妹04「お兄ちゃん……」

二人は見つめ合いそのままキ――

ロ07「いちゃつくのはかまわぬが、仕事をしてくれぬかの」

――スしようとしたところに介入してきたロリ婆に驚き、素早く離れた。

大04「こ、コレはコレは賢者様」
妹05「なんのご用事で?」
ロ08「なんの? はて、なんじゃろうな。心当たりがあるのではないかの?」

ロリ婆がそう言うと、二人はびくりとし、さくさく食事を終わらせる。

大05「い、今から取りかかります!」
ロ09「そうか……おお、そうじゃ、完成までここで待っていてもかまわんかの? 今日は珍しく一日オフでなぁ」
大06「し、しかしですね?」
ロ10「なんじゃ? もう殆どできておるのじゃろ? ぬしの報告が正しければもうすぐ完成するじゃろう? 違う?」
妹06「な、なんかお兄ちゃんは忙しいみたいね……それじゃ私はかえ」
ロ11「逃さぬよ?」
妹07「……はい」

この場から逃げようとした妹の首根っこを掴み、ロリ婆は説教を始める。

ロ12「よいか? 嫁と言うのはじゃな。夫を支えるのはもちろんの事、夫が間違った方向へ進みそうになっているときは、正しい方向へ導いてやることも必要なのじゃ。
 今のぬし達の様にいちゃいちゃするのが悪いとは言わぬ。わしも若い頃はしておったしな。しかし、時と場合を考えるのじゃ。今回、この男はわしからの仕事の依頼を請け負っておる。
 鼓舞するならまだしも、作業を遅らせるのはダメじゃな? って聞いて居るか?」
妹08「は、はい……」
ロ13「ならばよい。まぁつまり、何事もメリハリを付けろと言う事じゃな。おお、そうじゃ。どうせ暇じゃし、料理でも仕込んでやろう」
妹09「え、そ、そんな良いですよ……」
ロ14「遠慮するでない。もっと褒められたいじゃろ?」

ロリ婆は妹にそう囁く。
この誘いは、妹に取って非常に魅力的だった。妹は料理が、と言うより家事全般得意だったが、如何せんレパートリーが少なかった。
彼女はそのことを気にしていたが、新しい料理に挑戦しようにも教えてくれる親は既に死んでしまっていたし、料理本が売っている時代でも無かった。ついでに言うと、教えてくれる友人もいなかった。
そのため、今作れる料理をアレンジすることで何とか飽きが来ないようにしていた。それでも限界はある。
まあつまり、彼女は新しい料理を覚えたかったのだ。

妹10「は、はい。お願いします……」
ロ15「よし。ならば急ごうぞ。たしか、此処には台所があったはずじゃな? 案内しておくれ」
妹11「はい!」
ロ16「妹を少し借りるぞ……おや、聞いておらぬか。ではな」

仕事に打ち込むと周りが見えなくなる人間は多々居るが、どうやらこの兄もそのタイプだったようである。


秘書06「あれ、賢者様、に妹様?」
ロ17「ああ、台所借りるぞ」
妹12「こっちです」
秘書07「……??」

何が何だかわからないと言った様子で、秘書はロリ婆たちを見送る。


ロ18「時間があまりないからさっさと作れる物を教えるぞ」
妹13「はい!」
ロ19「まずは、じゃな……」

端から見ると、小さな女の子に料理を教わる女性という、何とも奇妙な情景である。


はてさて、女性陣が料理に勤しんでいる間。
兄は死にものぐるいでロリ婆の依頼の品を作っていた。まぁ、自業自得な訳だが。
ちなみに彼が作っているのは、見た目は普通な指輪である。
見た目は(強調)

大07「よし……できた! できましたよ!……ってあれ?」

兄は完成品を掲げ周りを見渡すが、誰もいない。
完成するまで見ていると言ったロリ婆の姿も、食べたくなるほど愛おしい妹の姿もない。

大08「……あれ?」

兄は完成品をケースに仕舞い、ポケットに仕舞う。

大09「なぁ、妹の事知らないか?」
秘書08「ああ、妹様でしたら、賢者様と一緒に台所にいると思いますよ」
大10「どうしてそんなところに……」
秘書09「さぁ?」

兄は頭を捻りながらも、台所へ向かう。

ロ20「……うむ。いい感じじゃ。これなら、あの馬鹿も満足するじゃろ……まぁ、ぬしの料理なら何を出しても満足しそうな気がするがの」
妹14「あはははは……」
ロ21「ん? 誰じゃ!」

台所の扉が開いて兄が入ってくる。
そして、妹の料理を椅子の上に立って評価しているロリ婆を見た瞬間――

大11「……シュール」
――と呟いた。
すかさず俎板(まないた)が飛ぶ。


大12「おうっ! 痛いじゃないですか……」
妹15「お兄ちゃんが悪いんだよ?」
ジト目で言う妹。頷くロリ婆。味方は居ない。

ロ22「まぁ、よい。先ほどの発言は水に流してやろう。ほれ」
ロリ婆は妹にアイコンタクトで何かを指示する。
妹16「は、はい。え~と、お兄ちゃん」
大13「なんだい、僕の愛しい妹よ!」
満面の笑み、気持ち悪くなるくらい満面の笑み。
妹17「え、えっとね……賢者様に料理を教わったの。だから、その、食べて?」
大14「いいとも! あーん、してくれるかい?」
妹18「ふーふーしてあげる! ふーふー……はい、あーん」

ロ23「まぁ、いつも通りの展開じゃな……」

大15「あーん……ん! お、美味しい……美味しいよ!」
妹19「ほ、本当に!? あ、ありがとうございます!」
妹はロリ婆に向かってなんどもなんども、頭を下げる。
ロ24「ふふん。わしが教えたんじゃから当然じゃ。(ひらめいた感じのSE)そうじゃ、ぬし。今度、わしの家に来ぬか? わしの覚えておる料理を全部教えてやろう。どうせ、娘には教え終わっておるしの」
妹20「い、いいんですか?」
ロ25「かまわん。減るモノではないしな」
妹21「あ、ありがとうござます!」
ロ26「可愛いやつめ……撫でてやろう」
ロリ婆は背伸びをして妹の頭を撫でる。
ロ27「さて……おい、飯に夢中になるのはうれしいが、依頼の品は完成したのかの?」
大16「んぐ……はい。こちらになります」

そう言って兄はポケットからケースを取り出し、渡す。
ケースを受け取ったロリ婆は完成品を穴が空くほど観察し、左手の薬指に嵌める。
ロ28「ふむ。良い感じじゃ。報酬は……どうしようかの。納期をおーばーしておるし……」
大17「ほ、報酬はいつもの半ぶ……いえ、四分の一で良いです」
ロ29「それっぽっちでいいのかの?」
大18「はい……」
がっくりと肩を落としながら肯定の意を示す。
ロ30「ほほほ。納期をおーばーするのが悪いのじゃ。ではな……あ。そうそう。うちに来るときは連絡を一本いれてくれるかのぅ。準備、と言うモノが必要じゃしな」
妹22「は、はい! お願いします!」
ロ31「ではな」
ひらひらと手を振りながら台所を出て行くロリ婆。さりげなくエプロンは外しそこら辺に置いて、帰っていく。


妹23「お兄ちゃん。落ち込まないで。帰ったらたっぷり美味しいモノごちそうしてあげるから、ね?」
大19「うぅ……妹よ。今は僕を癒しておくれ」
妹24「いつも癒してる気がするけどな……よしよし……」



FIN?

【あとがき】
えー、色々とごめんなさい。キャラは自分の小説から引用。みんな素であんな感じです。終わり方が微妙なのは仕様。女性ばっかりなのも仕様。無駄に長いのも仕様。